育児記録は必要?ママの意見と記録をつけることの4つの「分かる」効果
もうすぐ赤ちゃんに会える!と思うと、わくわくドキドキが高まりますね。
準備はもう完了しましたか?
ベビーグッズだけに限らず、いろんな育児法も知っておけばきっと産後のあなたを助けてくれるでしょう。
今回は育児記録についてお伝えしていきます!
育児記録はどんなことを書くの?
まず初めての記録は出産後の病院で行うことが多いです。
助産師さんや看護師さん指導の元、授乳量や排せつの回数を記録していきます。
母乳の場合は赤ちゃんがちゃんと飲めているのか確認するために、授乳するごとに体重を計ったりもします。
他にもどんな内容を記録したらいいのでしょうか?
<代表的なものと記録例や確認事項>
- 授乳時間・回数 → 12時・ミルク・10ml、きちんと飲めているか、量は増えていっているか
- 睡眠時間 → 1回眠るごとの睡眠時間、睡眠間隔をチェック
- 排せつ回数・状態 → 1日何回か。うんちの色や形状で健康状態を確認
- 機嫌や様子 → いつもと変わった様子がないか。泣いている理由や時間を記入
- 体温、身体症状など → 熱はないか。発疹や乾燥状態がないか、など
- はじめて〇〇した → 初めて笑った。手を握り返してくれた、など
- ママの気持ち → 赤ちゃんへのメッセージ、ママの精神状態
- 予防接種の記録 → 〇月〇日 四種混合 1回目
記録は必要?先輩ママさんの声
退院後の記録はどうしていったらいいでしょうか?
メリットの多い育児記録ですが、毎日つけるとなると大変そうだと感じますよね。
私もズボラなタイプなので、友だちがノートにぎっしり書いている育児記録を見て自分にはまねできない、と落ち込んだことがあります。
今日もきちんと全部書かないと!というプレッシャーが負担となることもあると思います。
質問サイトでも先輩ママさん達の意見はさまざまです。
育児記録不要派のママの意見
後で見ないし、自己満足なんだから。負担になるなら、書くより子供と楽しく、遊びましょう。
私は、なんにも書かないですよ。今が大事だから。お子さんと意志の疏通が出来てないのに書いて満足してもねえ(笑)
人は人、気にしない気にしない!おおらかに育児をしましょう。
自己満足とはなかなか厳しい意見です。
自分にとって負担となる作業をするぐらいなら、もっと子どもとの時間を大切にしたいというのはうなずけますね。
途中でやめるくらいなら最初からやらない、というのも1つの手なのかもしれません。
つけてないです~。 憧れましたけどね、実際おっぱいとかねんねとか小刻み過ぎて記録しきれないです。 私の性格上、記録するなら完璧にしたい!と思ったので、最初から諦めました。 けど、そのかわり仲間内だけのブログで写真をつけてその日の出来事を簡単にupしています。
育児日記をつけることが楽しみな方はつければいいと思いますが、
忙しくて日記を書く時間もないのに無理やりに書いても仕方ないですよ。別に日記を書いていない=ダメな母親ではないのですから、
そんな事を気にする必要はありません。
不要派のママは、育児で忙しい中記録をつける余裕がないと考えている人が多かったです。
確かに私も子どもが新生児の頃は毎日が精いっぱいで記憶があまりないです…。
それに記録を続けていくには性格の向き不向きも大きいように感じました。
そんな中でもメモ書きをしたり、写真をたくさん撮る、など毎日の記録はできないけど気付いたときにできることをやる!という意見も多くありました。
その他、Twitterやインスタグラムに日常を投稿するだけでも、後で見返すと思い出や記録になりますね!
育児日記必要派ママの意見
二人目ですが、つけています!
ちなみに、一人目は1才半までつけていました(*^^*)睡眠、排便、授乳、離乳食、その日あったことすべて書いていました。私は性格もマメで書くのが好きだったので☆でも、面倒と思うならやめても良いと思いますよ(^^)
マメな性格だと毎日の記録も苦痛ではないんですね。
2人目もきっちり記録しているママさん、すごいです!!
授乳時間は1年間はすべて書きこんでいました。結構、見返しては授乳間隔の比較とか、成長度合いとかの目安になって私は助かりましたよ!下の子の授乳回数を、上の子が同じ月齢の頃と比べてみたりして。オムツの回数はそんなに役に立ちませんでしたが・・・夜間の授乳の記録は眠くて曲がっていたりするのであとで笑えます。
自分の頑張っていた姿も思い返せるんですよね。
育児記録はただの記録ではなく、ママの頑張った証でもある思います!
授乳記録は母乳でもミルクでも役に立つので本当におすすめしたいですね。
3歳の子供がいますが、生まれた日からずっと日記を書いています。 最初の一年は育児日記でその後は自分の日記にしようと思い 5年日記を買ったのですが下の子が生まれたこともあり結局は育児日記となっていますね~。 毎晩寝る前の日課です♪
毎晩寝る前の日課として習慣化できれば長続きしそうですね!
5年日記は少しハードルが高く感じてしまいますが、途中で自分の日記に変えるというのもいいですね。
「記録をつけていると後で役立つ」「自分を楽にするためにしている」「病院や検診時に聞かれときに説明しやすい」という意見が多く見られました。
そうなんですよね。
記録していると後から救われることがたくさんあります!
育児記録が必要かどうかはママによって意見が分かれていましたが、私はつけたほうがいいと思います。
それは育児記録を残しておくことで次のような効果があるからです。
記録をつけることで「分かる」4つの効果
育児記録をつけるといろんな方向から「分かる」ようになります。
次に何をすればいいか「分かる」
忙しいときって前に何をしたのか忘れてしまうことありませんか?
私も「前回はいつ授乳したんだっけ」と分からなくなることがよくありました。
前回の授乳の記録があれば次を何時にあげたらいいのか目安になります。
生活リズムが「分かる」
毎日記録をつけていると、大体のパターンが読めてきます。
そろそろお腹がすいているのかな。
この時間はよく泣いている。
1日○回はオムツ交換している、など。
生活パターンが読めてくると、育児がぐっとラクになります。
私が一番つらかったのは何が理由で泣いているか分からなかったときです。
オムツを替えてもダメ、授乳してもダメ、抱っこしてもダメなときは
一体どうしたらいいの!?とパニック状態。
はじめての育児ならなおさらです。
「この時間はいつも泣いていて、その後寝ているから寝ぐずりかな」
こういったことが分かるだけでもストレス軽減になります。
誰でも「分かる」
いつもママがそばでお世話できるとは限りません。
産後の体調は不安定です。
できるだけ周囲の協力がほしいところですよね。
他の人がお世話をする場合でも、育児記録があれば細かいことが把握できてお世話がしやすいです。
読み返して「分かる」
生まれてから1歳まではめまぐるしい変化が起きています。
0ヶ月の時からの記録を読み返していると、こんなに成長したんだなと実感できて育児の励みになりますよ。
のちのちきょうだいが生まれた場合も、上の子のときはどうだっただろう?と確認することができるのは便利ですね。
記録する方法は?
育児日記
育児記録の定番といえば育児日記です。
記入項目がすでに用意されていて、書き込むだけなところがいいですよね。
授乳や排せつの記入が時系列になっているものが分かりやすくておすすめです。
生まれてから1歳までのものが多いですが、5年、10年、20年分の日記もあります。
妊娠期から使えるものもあり、エコー写真を貼ったり妊娠中の経過も記録できますよ。
普通の無地のノートを買って、自分流に写真を貼りながら思い出や成長記録、イラストなどを書くというのもいいですね。
世界に1つしかないあなただけの育児日記をつけてみてください。
育児アプリ
書くのは難しいけど、スマホで入力するだけなら!という人にはアプリがおすすめです。
このアプリの記録方法はアイコンをタッチするだけ。
夫婦間でデータを共有できるので育児が協力し合いやすくなりますね。
そしてなんと、このアプリには泣き声診断機能がついています!
2万人から収集した泣き声データを使って「お腹がすいた」「眠たい」などの感情を分析してくれます。
泣いている原因が分かれば対処もしやすくなりますね。
とくに初めての育児には心強い機能です!
他にもいろんな種類・機能のアプリがあります。
あなたにぴったり合うアプリを探してみてはどうでしょうか。
無料育児アプリで大切な子供の成長記録を残せる!本当に使えるおすすめ6選
日本が世界に誇る「母子手帳」
母子手帳は妊娠時~出産~6歳までの記録が一括管理できる優れもの。
- 月齢・年齢ごとの発達チェックリスト
- 医療機関で記入する正確な予防接種の記録
- 成長曲線や育児アドバイス
- フリースぺースやメッセージ記入欄もある
- 怪我や病気のときの緊急対応など、育児情報も満載です!
母子手帳は持ち歩くことが多いので、ちょっとした空き時間に記入することができます。
毎日の記録は難しいけれど、節目節目の大事な成長を書き残しておきたい!と思ったときはどんどん母子手帳に書き込んでみてはどうでしょうか?
妊娠を届け出るときに自治体から配布される母子手帳。
「この母子手帳はすごいものなんですよ。」
私が保健士さんと話す機会があったときに言われた言葉です。
そのときは全然ピンとこなくて、誰でも持っているこの手帳のどこがそんなにすごいの?と思っていました。
手帳ひとつで母子の健康状態がすぐ分かるという特徴は他の国にはなく、その素晴らしい機能で今世界中に広がっているそうです。
当たり前のような存在の母子手帳ですが、フル活用すれば意外にも他のツールいらずかもしれません。
まとめ
- 育児記録は子どもの成長過程を確認したり健康を管理するもの
- 育児記録は絶対に必要なわけではないが、無理をせずできる範囲で記録をつけると役立つ
- 健康状態や生活パターンが分かるようになる
- 日記、アプリ、母子手帳などの便利なツールを活用する
育児の記録方法にはいろんな形があります。
こうしなければ、と思い込まずに自分に合った形を見つけてみましょう。
母子手帳や育児日記を成人したお子さんに渡す人もいます。
ママの愛情いっぱいの記録を見てどんなことを感じてくれるのか、今から楽しみですね。