ワンオペ育児はノイローゼになりやすい?周りを頼って笑顔を取り戻そう!
終わりの見えないワンオペ育児に、イライラが抑えれらなくなったり、自然と涙が出てきたりしていませんか?
「子どもに対して笑顔で向き合えなくなった」と半数のママはワンオペ育児により、ノイローゼ気味になっています。
自分の感情を抑えて育児を乗り越えようとすると、ノイローゼは深刻化するばかりです。
ワンオペ育児とうまく付き合いながら、上手に息抜きしていきましょう。
ワンオペ育児はノイローゼに要注意!
育児ノイローゼは、ワンオペ育児が主な原因です。1人で家事育児を担っていると、ママが息抜きする余裕なんてないですよね。
「自分のことは後回しになってもしょうがない」「子どもを優先に考えなければいけない」と当たり前に思い込んでいる場合は要注意です。
ずっと我慢をし続けると、イライラが抑えられなくなり子どもや夫に強く当たってしまう。
「今日も優しくできなかった、自分は母親失格だ」と自己嫌悪に陥ってしまい、負のループから抜け出せなくなります。その状態を放置していると、ノイローゼは深刻化・長期化していきます。
下記の項目が多い場合は、要注意です!
- イライラが抑えられない
- 理由もなく涙が出てくる
- 何もやる気が起きない
- 子どもが可愛いと思えない
- 泣き声を聞くとうんざりする
- 1人になりたいと思う
- 子育てに対するアドバイスが腹立つ
育児ノイローゼについて、詳しく書いている記事があるので、読んでみてくださいね。
周りに頼って、休息を取り入れてみる
毎日のワンオペ育児で子どもと離れたいと思うけれど、その気持ちを抱くことに罪悪感を感じていませんか?
「子どもと離れたいだなんて、最低な母親だ」「周りのお母さんは、笑顔で子どもと接しているのに」と他人のいいところだけが目につきますよね。しかし、1人で家事育児をこなして、子どもとしっかり向き合う完璧なママなんてどこにも存在しません。
あなたの目に映る、笑顔で子どもと向き合っているママ。
ママの笑顔が嬉しくて、ニコニコしている子ども。
そのママも周りの協力で穏やかに子育てできているのかもしれませんよ。休日は夫に協力をしてもらい、平日は自治体の子育て支援に頼ってみましょう!
夫と子ども2人でおでかけしてもらう
平日はワンオペ育児をこなしているので、夫の休日だけでも子どもとお出かけしてもらいましょう。子どもはとにかくママが大好きなので、最初はパパと2人きりだと泣いてしまうかもしれません。
夫も最初は大変かもしれませんが、2人になればそのうち泣き止みます。2人になる機会を与えて、パパにも慣れてもらいましょう!
また、子どもと一緒にお出かけする大変さを理解する良い機会にもなりますよ。まずは近所の公園からお出かけをしてもらい、徐々に慣らしていきましょう。
2人でのお出かけに慣れると、長い時間2人で遊びに行けるようになれるかもしれません!そうなれば、あなたの自由になる時間が増えて、気持ちに余裕が持てるようになるでしょう。
夫の休日くらいは、お願いしてみてくださいね。
保育の一時預かりを利用する
地域の保育園や、認定こども園の一時預かりを利用してみましょう!1日や半日、数時間単位で一時預かり保育が実施されています。
「子どもと離れたい理由だけで預けてもいいのかな?」と思う気持ちもありますよね。
一時預かり保育は、仕事や病気、緊急の場合だけでなく、ママのリフレッシュ目的でも利用可能です。一度、自治体のホームページで実施している園を探してみてくださいね。
利用までの流れ
利用前に園で、子どもに対する質問や必要書類の記入などの面談を行います。また、事前に園の様子や、先生の雰囲気も見られるので安心できますよね。
不安や気になることは、事前に聞いておくとあなたの不安も取り除かれますよ。
詳しくは自治体のホームページで確認してみてくださいね。
利用料金
値段は、1時間400円~600円、1日2,000円~4,000円が平均的です。また、平日や休日、子どもの年齢によって値段が変わってきます。
別途、昼食代やおやつ代が必要な場合もあるので、面談時に聞いてみてくださいね。
地域のファミリーサポートセンターを利用する
地域に住む人々(子育ての援助を行う側と受ける側)が会員になり、相互支援を行う取り組みです。
支援者は50代~60代といった子育て経験豊富な会員が多く、登録前に事前に研修を受けています。保育資格はないですが、子育ての経験があり、しっかりと研修を受けているなら安心ですよね。
実際に利用したA子さんは「祖父母の家に預ける感じだった」「子育て経験のある人だから安心」と親しみを持ち、何度も利用しているそうです。
下記サイトに分かりやすく説明が載っているので、ご覧くださいね。
利用までの流れ
自治体のホームページから、お住まいのファミリーサポートセンターへ会員登録します。
アドバイザーによる仲介で、あなたの依頼に合った支援会員を探します。
利用前に会員同士で事前に打ち合わせをして、利用当日を迎える流れになってます。
- 会員登録には、説明会への参加や必要書類の提出などがあります。
- 依頼したい日の2週間~1か月前には会員登録をしておくとスムーズに利用できます。
利用料金
1時間あたり、600円~800円が平均的です。また、食事代やミルク代、おやつ代などは実費負担になります。
市区町村により値段も違ってきますので、自治体のホームページをご確認くださいね。
労わる時間を作る
自由な時間ができたら、自分を労わりましょう。ママが息抜きをするのは、悪いことではありませんよ。心が満たされると自然と笑顔で接することが出来て「また頑張ろう!」と気持ちが前向きになるかもしれません。
子どもにとっては、ママの笑顔は何よりもうれしいものです。
「子どもを預けて自分はダラダラしている」などは考えずに、あなたの心が満たされて、前向きになれる時間を過ごしてくださいね。
ゆっくりお昼寝する
ワンオペ育児だとあなたの負担が大きいため、睡眠を削って家事育児をしなければ間に合いませんよね。
不眠や睡眠不足になると、集中力や注意力の低下、イライラが抑えられないなど、日常生活に支障が出てきます。
睡眠時間が6時間未満の場合は要注意です!
1人時間を確保できたら、3時間くらいお昼寝してみましょう。
友達と遊びに行く
子どもが生まれて生活環境が変わると、仲の良かった友達とも会う機会が少なくなります。
自由な時間ができたら、おしゃれなランチを食べたり、カラオケに行って熱唱したりと昔に戻ったような気分を過ごしてみてくださいね。
別れる頃には「お互いに頑張ろう」「子どもが大きくなったら2人で旅行しようね」など育児以外の楽しみができるかもしれませんよ。
友達と楽しい時間を過ごしてくださいね。
1人でゆっくりお買い物
子どもと一緒だと、ゆっくりお買い物ができませんよね。「買い物に来たはずが、何も買わずに帰った」そんな経験はありませんか?
スーパーで走り出したり、買い物カートに乗りたくないと泣いたり、子どもは感情のままに生きています。
子どもがもう少し大きくなれば、ママのお話を聞いてくれて少しは言うことを聞いてくれるかもしれません。しかし、それまで我慢するなんて耐えられないですよね。
1人の時間ができたら、ゆっくりお買い物を楽しみましょう!
ワンオペ育児中でもリフレッシュをしよう!
1人の自由時間だけリフレッシュするだけなく、育児しながらでも息抜きをしていきましょう!
「休日は夫に甘えているから、平日は頑張らないといけない」と決めつけてはいませんか?
育児に対する固定観念は捨てていきましょう。
女性は、ホルモンバランスが乱れるだけでもイライラしたり、何もやる気が起きなくなったりします。疲れたら無理は禁物ですよ。
育児中でもできる、リフレッシュ方法をお伝えしますね。
音楽を聴く・歌う
子どもの泣き声や「ママ!ママ!」と呼ぶ声に耳を塞ぎたくなりますよね。ワイヤレスイヤホンを耳にして、音楽を流しながら生活してみましょう。
音楽には、リラックス効果が期待できます。脳内に幸福度を高めるドーパミンが分泌され、ストレスを減少させる効果があります。
また歌うことで、セロトニンやドーパミン、エンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌され、幸福度や満足度が感じられると言われています。
ママの気持ちに限界がきているときは、無理に向き合おうとしなくて良いんですよ。「ダメな母親だ」そんな風に思わず、あなたの気が済むまで、音楽を聴いたり、歌ってみてくださいね。
地域の子育て支援センターへ行く
地域の子育てセンターへ行ってみましょう。
絵本やおままごとなどのおもちゃが豊富なので、子どもにとっても刺激がいっぱいで楽しい時間になりますよ。おもちゃに夢中になっている間は、ママも少しは楽ですよね。
また、季節ごとのイベント(クリスマス・ハロウィン)も多くあります。
同じ年齢の子どもたちやママがいっぱい集まる機会なので、自治体のホームページから確認してみてくださいね。
ママ友を作る
子育て支援センターを利用していると、顔なじみになって自然と子どもとママ同士が仲良くなっている話もよく聞きます。
気の合うママ友ができたら、近くの公園やショッピングモールにお出かけも楽しめますよ。
子育て中のママなら、誰もが育児への不安や孤独に襲われているはずです。仲良くなって、悩みを打ち明けてみましょう。
「実は私も子どもといるのが辛い」あなたが悩みを打ち明けると、相手も育児に対してノイローゼ気味になっていて、同じ境遇かもしれません。
「息抜きはこうやってしてるよ」など情報交換もできるといいですね。
ワンオペ育児をうまく乗り越えていこう
ワンオペ育児は、子どもが大きくなるまでが大変です。
思い切って「夫が融通の利く仕事に転職する」「親の近くに住む」と環境を変えない限り、ずっとついてくる悩みですよね。
子どもが大きくなると、育児に対する負担もだんだんと減ってきます。幼稚園に入園すると午前中は自由になれる時間が増えて、小学生になると自分で登校するようになります。
この状況がずっと続くわけではないので、ワンオペ育児とうまく付き合っていきましょうね。
夫と話し合う
夫にワンオペ育児が辛い気持ちを話しましょう。
「子どもを可愛いと思えない」「何もやる気が起きない、逃げ出したい」など、うまく話せなくてもあなたの気持ちを吐き出しましょう。
今は子どもに手もかかり、自分の時間が持てない一番大変な時期です。
家事の分担をするのが難しいなら、時短家電の導入やママの息抜きの時間を多く作るようにするなど、夫婦で話し合ってくださいね。
夫に気持ちをぶつけて、ワンオペ育児の乗り越え方を探してみましょう。
疲れた日は無理をしない
ワンオペ育児で無理をしすぎると、ノイローゼも深刻化します。リフレッシュする時間を積極的に作って、気持ちが前向きになっている日だけ頑張ってみましょう。
「何にもやる気が起きない」「子どもと一緒にいるとイライラする」そう思う気持ちを、抑えてまで頑張らなくて良いんですよ。
ママだって人間です。
疲れている日は、子どもにテレビを見せっぱなしで、あなたはゴロゴロしてくださいね。お腹が減ったら出前を頼んだり、レトルトで済ませたりしましょう。
しかし「出前ばかり頼んでられない」と食費も気になりますよね。出前するよりは、お弁当や総菜を買いに行くだけでも出費は抑えられます。
「今日一日、ダラダラできた!」と少し元気になれたら、気分転換にお弁当を買いに行くのもいいですよね。あなたの気持ちが前向きになれるように過ごしてくださいね。
時短家電の導入
育児に便利な非接触体温から、家事を助けるお掃除ロボットまでさまざまな時短家電があります。「3,000円くらいなら買ってみよう」と購入できますが、高いものだと躊躇してしまいますよね。
買って後悔しないためにも、あなたの苦手な家事を助けてくれる時短家電をオススメします。
下記の記事にワンオペ育児に役立つ時短家電が紹介されています。家電の種類やお値段を比較しながら、時短家電も導入も考えてみてくださいね。
ワンオペ育児でも乗り切れる!便利家電で忙しいママの時間を効率的にしよう!
まとめ
ワンオペ育児とうまく付き合っていくには、夫の協力はもちろんですが、周りの人の助けが必要不可欠です。
- 夫と子どもで出かけてもらう
- 保育園の一時預かりやファミリーサポートセンターを利用する
- ママ友や親しい友達と話す
- 疲れているときには、無理をしない
- 時短家電の導入も考えてみる
「息抜きしすぎかな?」「母親なんだから我慢しないといけない」など、負い目を感じる必要はありませんよ。
これから先も育児は長い道のりです。子どもが大きくなったら、また別の悩みが出てくるかもしれません。辛い、苦しい感情に襲われたときは、周りの人に頼って乗り越えていってくださいね。
あなたの心が少しでも前向きになれますように。