育児と精神面
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あの人と私は何が違うの?育児に余裕がある人になる秘訣は「ゆる~く」

やなかゆう
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自分は常に余裕がなくてイライラや不安ばかりなのに、公園やショッピングモールなどで見かけるママは、おしゃれでキラキラしているように見える。

子供に対しては、優しい笑顔で接していて楽しそう。そんなママを見て「余裕があっていいなぁ」と思ってしまいませんか?

余裕があるように見えるのは「きっとお金があって、祖父母やパパが積極的に手伝ってくれるからなんだろうなぁ」と思い、自分には叶わない現実だと諦めの気持ちが出てしまうからかもしれませんね。

しかし、実は余裕があるように見えて、あなたとそんなに育児環境は変わらなかったりするんですよ。

考え方や工夫次第で、あなたも余裕を持って育児を楽しめるようになれます。

この記事では、余裕のあるママになれるコツをご紹介します。

余裕がある人の特徴とは?

「余裕がある人」というのは、実はあなたが見かけた時は余裕があるように見えただけで、育児中のママなら誰しも、イライラや、自己嫌悪になって、悩んでいることは共通だと思います。

それでも「余裕はあまりないけれど、余裕を持てるように工夫をしている」ことは間違いないでしょう。

余裕があるように見える人の特徴としては

  • 明るく、楽観的
  • おおらか
  • 自分の気持ちを正直に言葉にしている

このあたりでしょうか。

私が今まで出会ってきたママ友や他のママたちと話していても、余裕がある人は明るいです。

悩みや心配も笑いに変えて話していたり、他のママたちの悩みにも親身になりつつ「みんな同じだから大丈夫。」「辛い時はみんなで愚痴ろう!話し聞くから!」と楽観的にアドバイスをしていたりします。

また、我慢をし過ぎず自分の感情を正直に言葉にしている印象もあります。

子供が大胆に水遊びや泥んこになっていても

「すごいなー。その服誰が洗うんだろう。水遊びのついでに洗っておいてくれたら嬉しいなぁ」

ご飯を作りたくない、お弁当も作りたくないときも

「ご飯作りたくないから、2日連続外食にしちゃった。お弁当もおにぎりだけにしちゃった。子供には文句言われちゃったけどね~」

母親だから、大人だからと自分の気持ちを我慢してしまいがちですが、子供に対しても正直に気持ちを伝えて、無理をし過ぎないように調整ができているようです。

性格によってはストレスに強く、パパや祖父母の協力体制が整っている方が、余裕を持つことは容易ですが、中にはワンオペ状態でも、上手にこなして育児を楽しんでいる方もいます。

有名なママタレントやインスタでも、キラキラしている素敵なママ達の様子を垣間見ることができますが、やはりその姿はほんの一瞬を切り取っただけで、ずっとその状態を維持しているというわけではありません。

事実、悩みをYouTubeやX(旧Twitter)でつぶやいている方もいるので、余裕を持つことができなくても、自信を無くす必要はありませんよ。

余裕がない人の特徴

余裕がないのには、ワンオペ状態などの環境もありますが、性格や考え方が大きく関わっていることがあります。

上手くいかない状況や心配事ばかりにフォーカスしてしまい、他のことが目に入らない状態になっていることが多いです。

詳しく説明していきます。

完璧主義

完璧主義になってしまうと、ストレスを感じやすい状況に、自分を追い込んでしまうことがあります。

完璧主義だと、今日中に終わらせたい仕事が決まっていたり、やり方にもこだわりを持っていることがあります。

あまり意識をしていないかもしれませんが、パパに代わりに食器洗いや洗濯物を干してもらうと

「そのやり方じゃなくて、こうしてほしい!」とつい口出しをしてしまいませんか?

人に頼んでもモヤモヤしてしまうので、全部1人でやった方がいいと思い

育児や家事の負担を全部1人でこなそうと、自分の首を絞めてしまっている状態におちいりやすいのです。

ママの1日のタイムスケジュールは、子供のお世話の合間に家事や用事をこなさなければいけません。

効率よくなんてできるわけもなく、子供の機嫌が悪かったり、かまって状態の時は

家事や用事を中断せざるを得なくなります。

子供を優先しているうちにママの仕事はどんどんずれ込んでいき、イライラしてしまいますよね。

ママが悪いわけでも、子供が悪いわけでもないのですが

この状況が「こんな事もできない母親は、情けないな」と自信を無くしてしまう原因につながってしまいます。

心配性

子供に対する心配や悩みは、年齢によって違うので尽きることがありません。

子供が引っ込み思案だったり、ちょっと手が出てしまいやすかったりすると

お友達ができなかったらどうしようなどの心配が出てくると思います。

頭が心配事でいっぱいになり、眠れなくなってしまうことも。

また、育児に対してだけではなく、家庭環境までも育児の問題と絡めて考えてしまうこもあるかもしれません。

例えば、経済的に余裕がないので他の子たちと比べて、習い事をいくつもさせてあげられず、遅れを取っているように感じてしまったり。

そうすると、心配事が大きく増えていくような感覚になり、余裕がなくなっているかもしれません。

育児が”業務”になってしまっている

子供のお世話は、ほとんどやることは決まっています。

ママは家事や用事をこなしながら育児を行うので、仕事をするような感覚で

「こなす・片づける」という感覚になりやすいです。

子供と一通り遊んであげたり、身の回りのお世話をしたのに、機嫌が悪くいつまでもぐずられるとイライラしてしまいますよね。

○時までにはご飯を食べ終わって片づけをしたい、

○時までにお昼寝をしてくれないと、夕方に眠たくてぐずったり、夜に眠れなくなるので、時間通りに動いて欲しいなど。

大人はある程度時間を計算しながら行動できますが、子供はその通りにはいきません。

仕事のように育児までも、スケジュール通りに進めたいと思ってしまうから

イライラして育児を楽しむことができなくなってしまうのだと感じます。

余裕を取り戻すための工夫

子供が生まれた時はどの親も、今ほど余裕がなかったわけではないと思います。

新生児期の2~3時間の授乳や、ママの環境は孤立しやすく辛いですが

何よりも我が子が愛おしくてたまらない気持ちだったのではないでしょうか。

そういった気持ちは、とてもおおらかで、大変なこともとても貴重な時間・経験だと感じませんでしたか?

その頃のように、大変でも一瞬一瞬が尊いものだと感じられるようになるコツをご紹介します。

完璧主義や未来の心配をやめて、おおらかに

育児は悩んでもすぐに解決できないことばかりなので、臨機応変に柔軟に対応できることが大切です。

「なるようになるさ」で、ゆる~くどっしり構えてしまって大丈夫です。

どうしても心配が頭から離れないなら、具体的な対策をリストアップしておけば

いつまでも心配にとらわれることはありません。

「なるようになるさ」の感覚でいられると、今までネガティブに見えていたことが

大したことではない問題に感じることができたり、これも子供の成長だなと

大きな視点でとらえることができるようになります。

子供も1人の人間だと意識する

子供の自由気ままな言動に、柔軟に対応できるようになるには

子供を1人の人間であるということをしっかり意識することが大切です。

頭では分かってはいても、母親は子供を自分の一部のように捉えがちです。

なので、言うことを聞いてもらいたい、現実になるかわからない心配や失敗を事前に防ごうと、口うるさくなってしまいます。

いくら家族・子供であっても、大人になれば他人と過ごしていく時間の方が多くなります。

自分とは違う生きもの、他人と同じで、自分と違う考え方をして当然と思えるようになれば

子供の予測不能な行動にも、おおらかに対応しやすくなります。

あなたが、友達や家族以外の人たちと関わる時のように

子供に対しても少し距離をあけて接すると、子供の気持ちを尊重することがしやすくなりますよ。

全てを子供に合わせなくていい

最近の育児に対するアドバイスは

  • 泣いたら抱っこ
  • できて当たり前にせず、小さなことでも褒める
  • 気持ちを尊重してあげる

などのように子供優先・子供に合わせて、気持ちを切り替えられるよう、機嫌を損ねないように

親がお膳立てをしてあげなくてはならない様な意味合いで受け取られがちです。

もちろん上記で挙げたことも必要なのですが、やり方や解釈の仕方が少しズレているのではと感じます。

だから、上手くいかないと苦しくなって余裕がなくなっているのではないでしょうか?

子供は大人より経験が浅いので、上手くできなくて当然です。

気持ちの切り替え方も、自分が機嫌よく過ごせる方法も探している最中なのです。

それを母親が全部教えて、気持ちを整えてあげる必要はありません。

自分の機嫌を良い状態に保つ方法を知らないまま大人になると、

八つ当たりをしたり、寂しさを埋めるために、気が合わない人と無理をしてでも付き合ったりするようになる可能性もあります。

ママと意見や価値観が違う事をなんとなくでも感じながら、子供自身も自分に合うやり方を見つける練習だと思って

無理に合わせず、見守ることも意識してみてください。

1人で抱え込まずに頼る

1日のうちに済ませておきたい家事をできなくても、仕方がないと割り切ることも大切です。

できそうな時はやればいいし、余裕がなかったらその時はやらなくていい。

できないことを数えて自分を責めたところで、状況は何も良くなりません。

人に頼るのも気を遣ったり、やり方が合わずに自分でやりたいと思うかもしれませんが

自分とは違う人が違うやり方でやった方が、上手くいくときもあります。

例えば、母親より、祖父母や幼稚園の先生の言うことの方が聞く、ということがありますよね。

自分の子供のことは私がやらなくてはと思わずに、どんどん周りに頼りましょう。

育児は、どんなに努力をしても、情報を集めても、あなた1人では解決できないことがたくさんあります。

だからと言って、子供が成長するまでひたすら耐える姿勢では、子供が成長する前にあなたがボロボロになってしまいます。

今自分が抱えている悩みを解決しようとするのではなく、できるときにできる人がやる。

というようになるべく分担したり、手を抜くようにしましょう。

育児をサポートしてくれるサービスを紹介している記事もあるので、参考にしてみてください。

【育児を休みたいけど休めないママ必見】肉体的・精神的別の休む方法

育児の相談がLINEでできる?!悩むママへのおすすめアプリも!

まとめ

他の人を見て余裕があるように見えても、それはほんの一瞬を切り取った一部であることがほとんどだと思います。

育児に悩みや、どうすることもできない苦労はつきものです。

その悩みに真剣に向き合う事も大切ではありますが、余裕がなくなり苦しくなっているのであれば

無理に解決しようとしなくていいことかもしれません。

今はその時期ではないと、ゆる~くおおらかに構えて、大きな視点で物事をとらえられるようになると

子供との価値観や考え方の違いを楽しめるほどの余裕が出てきますよ。

他にもあなたが楽に育児ができるような記事を書いているので、参考にしてみてください。

子供の自立を促す!ママも子供も楽になる育児を適当に切り替えていく方法

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