男の子の育児は疲れる?接し方を工夫すれば男の子の育児が楽しくなる
男の子の育児は悩みも多く、育てにくさを感じたりするママもいるのではないでしょうか。
女の子を育てているママ友の育児の話を聞いて、男の子と女の子で性格がこんなにも違うものかと思ったことはありませんか。
わたしも娘と息子を育てておりますが、息子は性別の違いからなのかどう向き合っていいか
わからないときがあり、心身ともに疲れると感じることが多かったです。
どうして何度も怒られることばかりするのだろうと理解できない部分もあります。
ですが、男の子との接し方のコツがわかればこれからの育児が楽しくなりますよ。
男の子の育児に関する記事は過去にも書いているので参考にしてくださいね。
男の子育児は辛い?女の子との違いを知ることで辛いから楽しいへ変えよう!
幼児期の男の子ママ必見!言うことを聞かない息子に効く育児法とは
男の子の育児はここが疲れる
ママからすると異性である男の子特有の行動や気持ちを理解するのは大変ですよね。
男の子の育児でママが疲れると感じることには体力面だけでなく精神面においてもあるようです。
注意したことを守れない
興味のあることになると、なんでもやってみたくてしょうがなくなってしまうのが男の子ですよね。
それが、ケガにつながったら危ないからと「危ないからやめてね」と注意してもまた同じことを繰り返してしまいます。
また静かにしていてほしい場面で、「静かにしていてね」と注意しても、少し時間がたつとまた騒ぎ出してしまいます。
いつも同じことを注意して「もうしないでね」と約束しているのに全然反省している様子がないとママも困ってしまいますよね。
体力が無限
元気なのはいいことですが、朝から付き合っているとママも疲れてしまい家事をする気力もなくなってしまいます。
大人よりも小さい体で、朝からずっと動き回って疲れないのだろうか、と不思議になるくらい体力がありますよね。
スーパーでもどこでもおかまいなしにダッシュし、お友達との戦闘ごっこは、ケガをさせてしまわないかと見ていてヒヤヒヤしてしまいます。
実は、子どもの回復力は科学的に証明されているのだそうです。
その回復力はなんと「普段からトレーニングをしている成人のアスリートをも上回っている」というのですから衝撃ですよね。
こだわりが強い
ママからすると同じようなおもちゃなのに、男の子ははっきりと「これじゃない!」と言いますよね。
喜ばせようと思って買ってあげたのに、違うものと言われるとがっかりしてしまいますよね。
男の子は、好きなものに対するこだわりが強いので、よく似ているおもちゃでも自分の中では違うものなのです。
厄介なのは、それが手に入るまで納得してくれないことです。
こだわって好きなものを追求することは、とてもいいことなのですが、手に入るまであきらめない精神にはママも疲れてしまいますよね。
男の子への接し方のコツ
男の子の接し方を工夫して、少しでも楽に育児をしましょう。
ほめられると急にいい子に
男の子って注意したことはすぐに忘れるのに、ほめたことってずっと覚えてて、ほめられるためにママへの報告も忘れませんよね。
ほめられることで、認めてくれていると実感でき、親子の信頼関係を築くことができるほかに、お友達にも優しくなります。
簡単なお手伝いをお願いして、それにこたえてくれたら少し大げさに「ありがとう!ママすごく助かったわ」と伝えてみましょう。
ママから見ると小さなことでも、自分の行動でママが喜んでいるのを見るとうれしくなり、
またほめられたくて言うことを聞いてくれるようになるかもしれません。
注意しても聞かないときはママの気持ちを伝える
何度も同じ注意をしているのに、まったく反省している様子がないときがあります。
そんなときは「ママとても悲しい気持ち」と悲しい顔でママの気持ちを言葉にして伝えてみましょう。
大好きなママが悲しい気持ちになっていると理解して、行動を改めてくれるかもしれません。
遊び方を工夫してみる
男の子の好きな戦闘ごっこやかくれんぼ、鬼ごっこなどの遊びに付き合わされるとママも疲れてしまいます。
わたしの息子もそういった遊びが大好きで、おもいっきり走り回って遊べるよう公園などに
連れて行くのですが、帰るときに声をかけると「帰りたくなーい」と言って逃げ回ってしまい困ったことがありました。
そんなときは、家でできる工作など集中してできる遊び方を提案してみるといいですよ。
YouTubeを見せて「今日はこれをママと一緒にやってみよう」と誘ってみてくださいね。
指先を使った遊びは、脳に良い刺激となり、集中力を高めるほか想像力が豊かになったり、工夫する力も身に付きます。
男の子の自由な発想で、一緒に工作をやるとママもいろんな発見があるかもしれませんね。
わくわくさんの動画でママと一緒に作ってみよう!家にあるものでできますよ。
許せる範囲のことは大らかな気持ちで見守る
危険なこと、ダメなこと以外は、ある程度の余裕を持って見守るということも大事です。
その都度、注意をしていたらママも疲れてしまいますし、子どももつらいですよね。
体や洋服が汚れていても、笑顔で思いっきり遊んでいる子どもは可愛いですよね。
パパの存在
ママひとりでは、注意の仕方もほめる言葉もパターン化されてしまいますよね。
そんなとき頼れるのがパパの存在です。
パパが加われば、遊び方、注意の仕方、声のかけ方など単純にパターンが2倍となります。
パパの低くて太い声や大きくてごつごつした手は、ママとはまた違ったものに触れることになるので子どもにとって大事なことです。
またママには大変なお馬さんごっこや肩車、パパの体を登って遊ぶなどの体全体を使った
遊びも、パパが積極的に遊んでくれるとママも助かりますね。
男の子はパパの背中を見て成長し、その存在に憧れている子もいます。
パパも子どもに見られていると思って責任を持って行動しましょう。
男の子は可愛くておもしろい
ママからすると、理解できない行動が多い男の子ですが、よく観察してみると可愛くておもしろい部分もあります。
単純で純粋
男の子は単純なので考えていることがわかりやすいですよね。
性格もまっすぐで純粋で、捕まえた虫を1日中観察したりと、ひとつのことに対する集中力には感心します。
どんなに機嫌が悪くても、好きなお菓子やお外遊びに誘ったら一瞬で心をつかむことができるという可愛い一面があります。
ママが大好き
男の子ってママ大好きですよね。
女の子は精神面での成長も男の子より早く大人びていきますが、男の子は甘えん坊でママにべったりです。
ママに対しての愛情が一直線で「ママのこと大好き」と言われた日には、ママも疲れが飛んでいってしまうのではないでしょうか。
行動が紳士
男の子のママに対しての優しさには感動しますよね。
自分の好きなお菓子をママに半分あげたり、テレビを見て泣いていたらティッシュをそっと渡してくれたりと優しい紳士です。
もしかすると、パパよりも気をつかってくれているかもしれませんね。
育児に疲れたら息抜きすることが大事
ママは疲れたら息抜きをして、疲れやストレスをためないようにしましょう。
疲れやストレスがたまっていると、気持ちに余裕がなくなってしまい、言うことを聞かない子どもに対してイライラしてつい声が大きくなってしまいます。
パパや両親に見てもらえるときはお願いして、自分の時間を作ってくださいね。
息抜きについては以下の記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ
男の子の育児は、体力的にも精神的にも大変ですよね。
なので、「男の子ってこういう風に考えるんだ!おもしろいな」と男の子特有の行動を
客観的にみると楽しく育児できるようになりますよ。
ときにはママを楽しませてくれる男の子、あまり心配しすぎず、大らかな気持ちで成長を見守りましょうね。