幼児期の男の子ママ必見!言うことを聞かない息子に効く育児法とは
ママと息子は異性ということもあり、理解できないと思う事があったり、
なかなか言うことを聞いてくれず、育児の仕方に悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。
「何度も同じことを言わなければならない」や、「叱ってばかりで疲れる」
といった男の子ママの声をよく耳にしますが、
出来ることなら叱りたくないのがママの本音ですよね。
なかなか言うことを聞かない息子とどのように向き合っていけば良いのでしょうか。
効果的な声掛けや育児の仕方についてお話します。
まずは男の子の傾向を理解する
じっとしていることが苦手で、何度叱られても同じことをする男の子。
子どもを叱ってばかりの毎日に悩んでしまい、
「私の育て方が間違ってるの?」と不安になってしまうこともありますよね。
男の子特有の傾向を知っておくと、楽になりますよ。
男の子特有の傾向にはこのようなことが挙げられます。
- 何度も同じ注意をしなければならない
- 興味があることに一直線で落ち着きがない
- 叱られても響かない
もちろん、男の子全員がこのような性質があるとは限らないので、「男の子ってこういうもの」と決めつけるのはよくないですが、これらの傾向を踏まえておくと対応しやすいですよ。
何度も同じ注意をしなければならない
男の子には何度も同じことを注意することが多く、話を聞いていないと思ってしまうママも多いはず。
怒られて数秒でまた同じことをして、ママからすれば男の子の行動そのものが謎です…。
例えば、「おもちゃを片付けてね」とママが伝えるとします。
息子は「分かった!」と言いながらもおもちゃを片付ける様子もなく、
最終的には「聞いてるの????」とママがイライラしてしまう…。
このようなことはどこの家庭でも一度は起こったことがあるのではないかなと思います。
男の子にしっかり伝えるには、体ごとこちらに向けて目を見て話をすることや、
分かるまで何度も話すことが必要なので、何度でも説明してあげることが重要ですよ。
ママからすれば根気のいることですが、「男の子は何度も言わなきゃわからないんだよなぁ」と心の中で思っておけば
ママのイライラも少しは収まるかもしれませんよね。
「ダメ」を言い過ぎず理由を話す
男の子は挑戦心が強く、なんでも自分で経験するまでは
これが”やってはいけないこと”だと思っていません。
例えば、「ここで大きな声を出さないでね」と言うと
逆に大きな声で騒いだりとママのことを困らせることが多い男の子。
「ダメ」と言われると本当にダメなのかどうか試してみたくなるのかなと思います。
ダメな理由を子どもにわかりやすく説明してあげることや、
×「大きい声を出さないでね」
○「小さい声で話そうね」
のように、否定ではなく肯定の言い方で伝えてあげるとママが叱ることも少し減るかもしれませんね。
否定せず、話を聞いてあげる
息子に対して言うことを聞いてほしいと思うのであれば、
子どもの話にも最後まで耳を傾けてあげることが大切です。
育児に一生懸命になりすぎていたり、男の子の言うことの聞いてくれなさに疲れてしまい
「いいから、ママの言うことを聞いてね」と子どもの話を最後まで聞かずに
頭ごなしに自分の考えをおしつけてしまうと逆効果になってしまいますよ。
とはいえ、どうしてもあれこれ言いたくなってしまうこともあると思います。
一呼吸おいてママが感情的にならずに、子どもの話もよく聞いてあげるよう心がけてみてほしいと思います。
お願いして、褒める
男の子は小さい頃から”頼りにされたい”という感情があります。
「〇〇しなさい!!」と強い口調で言うのを一度やめて、
「お願いなんだけど、〇〇してくれる?」とお願い口調で伝えるのがコツですよ。
ママのお願いに応えてくれたら「〇〇くんありがとう!」と思いっきり褒めてみてくださいね。
ママ友の間でもこのやり方ですんなりママの言うことを聞いてくれるようになった男の子が多く、その効果は絶大です!!!
イライラしているときはどうしても命令口調になりがちですが、
ママもお願い口調にすることでイライラが和らぎ、お互いが穏やかな気持で居られることもメリットに感じます。
男の子はママに褒められることでより頑張ろうとしてくれていい意味で本当に単純なので、
ママの言い方1つでこんなにもスムーズに事が進むなら試してみる価値があるのではないでしょうか。
興味があることに一直線で落ち着きがない
男の子は急に走ってどこかにいってしまったり、名前を読んでも反応がない…。
高いところに登ったり、雨上がりの水たまりで派手にジャンプして遊んでいたりと
ママを困らせている男の子を見かけたことはないでしょうか?
男の子は興味があれば、そこに向かって一直線!!
探究心が強いとも言えますが、ママにとっては悩みの種ですよね。
ママの言うことを聞かない時は“すごく興味があって集中している時”とも言えます。
危ないことや、人に迷惑がかかってしまうこと以外は
出来るだけ「ダメ」を減らしてあげられるような環境を作ってあげることも大切ですよ。
「競争」でスピードアップ!
男の子は「1位」にこだわりがあると感じませんか?
小さい頃から「よーい、ドン!!」と言われると自然と体が動いてしまうのが男の子ですよね。
なかなか進まないことに関しては、ママと競争することでスピードも自然と上がっちゃいます。
「早くしなさい」なんて言い方をするよりも、競争の方がなんだか楽しそうだし頑張りたくなってしまいますよね。
男の子の本質を理解しておくことで伝え方のニュアンスも変えることができますね!!
ルールを根気強く教える
言うことを聞いてもらう前に子ども自身が、
何が正しくて何がダメなことなのかを理解していない場合もあります。
まずは「人がたくさんいるところでは走らない」などと、ルールを何度も教えてあげましょう。
男の子には100回でも同じことを教えてあげるくらいの気持ちで、根気よくがポイントですよ。
とはいっても何度も言いたくないと思ってしまいますよね…
そこは”男の子ってこんな感じ”と割り切って考える必要がありますね。
頭ごなしに、「ダメ」と否定することは子どもに響かないので、叱るのではなく教えてあげることが大切です!!
安心感を与えてあげる
暴れたり落ち着きのない行動を取ることで、
親の関心を引きたい、もっとみてほしいとアピールしている場合もあります。
たとえ親の意向と違う行動をしたとしても、嫌なことがあって暴れてしまったとしても
「そうだよね、嫌だよね…でもね…」と一度子供の気持ちに寄り添い共感してあげてみて下さいね。
「ママはいつも自分のことを分かってくれている」という安心感があると徐々に落ち着いてくるそうですよ!!
叱られても響かない
普段から叱ることが多い上に、叱られてもなんだかヘラヘラしている子ども…。
「ちゃんと聞きなさい」なんてママがどんどんイライラしてしまうのはよくある事ではないですか?
「こんなに真剣に叱っているのに、男の子にはなかなか伝わらない」と悩むママはとても多いと思うんです。
ママが真剣に話しているのに子どもがヘラヘラしているのに理由があるとしたら、知りたいと思いますよね。
その理由と対策についてお話していきます。
人前で叱らない
男の子は子供の頃からとってもプライドが高いので、
人前で叱られると恥ずかしさからヘラヘラしてしまうそうです。
実際にママ友とお店でランチをしていた時に、
ママ友がお子さんに注意したのですが、ヘラヘラと誤魔化していて効果はなく
注意するために一度子どもを連れて外に出たことがありました。
家族以外の人がいると調子に乗りやすい節もあると思いますが、
男の子のプライドを傷つけないように効果的に伝えることが大切なんて
ちょっとママは大変かもしれませんね。
とはいえ、その場で改善するためにも1対1でしっかりと向き合うことが大切ですね。
その場で叱る
人前で叱らないようにと「帰ってから伝える」というのはオススメできません。
幼児のお子さんは特に、「あのとき〇〇だったでしょ!」なんて言われても
その場で言わないともう覚えていないですし、
「そうだっけ???」という反応をすると思います。
そうなるとママも更にイライラが増しませんか?
大人でも過去のことを掘り返されて「あの時〇〇だったじゃん!」なんて言われるのは良い気がしないですよね。
叱る時は必ずその場で!!!
そして「ちょっとおいで」と人が居ないところで冷静に注意するのが効果的ですよ。
叱った後はしっかり理由を聞き、再度約束を
例えば、お子さんがお友だちのことを叩いてしまったらどのように叱るのが効果的でしょうか。
これは結構やりがちですが、「こら!叩いたらダメでしょ!」と声を荒げてしまうのは絶対にNGです。
叩いたらいけないとしっかりと叱ってから、その理由を子ども自身に理解させてあげることが大切です。
頭ごなしに叱ってしまうと子どもは萎縮してしまって何も話さなくなってしまいます。
「相手が先に手を出してきたのに…」など、なにか理由があることもあります。
結果だけをみて、「あなたが悪い!」と決めつけてしまうと
子どもは本当の自分の言い分などをママに伝えることがなく終わってしまいますよね。
叱った後は理由を聞き、もう一度何があっても手は出してはいけないことや解決策を教えてあげてくださいね。
叱るときも一方的ではなく、子どもとしっかり話すことを大切にすると良いかもしれませんね。
まとめ
ついつい子どもには、親である自分の意見や考えを押し付けてしまうことがあると思います。
男の子はママと異性ということもあり、全く違う感覚を持っていて
「親の意向と違うことをしているだけ」や、「理解することに時間がかかる」ということもあるかもしれません。
叱ってばかりのママから抜け出せるよう、
息子に響く声の掛け方や育児の仕方をためしてみてほしいと思います。