【2人目育児が不安】2度目の妊婦生活が楽しめないママにおすすめの本3選
「このまま出産して、2人も子どもを育てられるだろうか…」と不安に思っていませんか?子ども1人でも大変なのに、子どもが2人もいたら――とにかく大変そうに思いますよね。
例えば1人目の出産の後、育児ノイローゼのような状態になってしまった経験のある方でしたら、「また同じようになったらどうしよう」と不安な思いでいっぱいになるでしょう。でも、不安な気持ちを抱えたままでいると、精神衛生上良くないのは明らかです。
この記事では、そんな時におすすめの本3冊をご紹介します。
下の子が生まれた後の子ども2人のお世話や、上の子どもの心の変化について知ることが出来るので、きっと2人目の育児に対して前向きな気持ちになれるはずですよ。
2人目育児に関する本を読むメリット
まず、2人目の出産、育児に不安を感じているママが、2人目育児に関する本を読むメリットを紹介しますね。
漠然とした不安が和らぐ
2人目を妊娠してると、「これから大変だね」と言われる事はありませんか?
その度に、「やっぱり2人は大変なんだ」と漠然とした不安にかられてしまいますよね。
- 上の子の赤ちゃん返りの不安
- 子供2人を同時に育てる不安
など、どちらも初めての体験なので、不安に思うのも当然です。
2人目子育ての本を読んでいると、これから起こるであろう困りごとが解決策と共に書いてある場合があります。
育児でなくても、何となく感じていた不安の正体や解決策が分かると、少し心が軽くなる事がありませんか?
これからどんな困難が待ち受けているのか、ひたすらに怖がっているよりも、困難の正体を突き詰め心構えをすることの方が大事ですよね。
シミュレーションや準備が出来る
本の情報や、先輩ママの体験から自分だったらと、シミュレーションすることができます。
例えば子供が2人いる場合、お風呂の手ぎわはとても大事です。ママがワンオペの場合には、下の子、上の子、自分の体を自分1人で洗わなくてはいけないからです。
お風呂場で下の子を待機させておく場所が必要な事、親も子供もバスローブがあれば直ぐに羽織れて体を拭く手間が省ける事など本から教えてもらえます。
私も「バスローブ!その手があったか」と先輩ママの工夫に感動しました。
2人育児という未知の体験に突入するにあたり、「シミュレーション」と「準備」は、いざという時に慌てないためにとても大事ですよね。
その点、育児に関する本は大いに助けになるはずです。
上の子への接し方が分かる
下の子が生まれて、ママを1番悩ませる事は「上の子の赤ちゃん返り」などを含めた上の子との関わり方だと思います。
「赤ちゃん返り」は、上の子が下の子にママの愛情がいってしまう嫉妬などから、おもらしや、指しゃぶり、赤ちゃんを叩くなどの行動を起こしてしまう事です。
赤ちゃん返りは一過性のものだと分かっていても、赤ちゃんのお世話で大変な時に上の子の情緒のことまでゆっくり考えてあげる事ができないのが現実ではないでしょうか?
しかし、2人目育児の本を読んでおくと、あらかじめ上の子との関わり方を頭に入れておくことができます。
赤ちゃんが生まれても、上の子へ「あなたも今までと変わらず愛してるよ」と伝えてあげたいですよね。
上の子の気持ちの変化を受け入れて、対応ができるように準備しておきたいです。
2人目の育児で役立つおすすめの本
ここからは実際に2人目の育児で、おすすめの3冊を紹介しますね。
先輩ママの声多数で実用的!『最新2人め育児安心BOOK』
引用元:主婦の友社|2人め育児安心BOOK
一概にきょうだいと言っても、何歳差のきょうだいかというので育児の悩みも違ってきますよね。
うちは2歳差だったので、下の子が生まれた時には上の子がちょうど2歳のイヤイヤ期と重なり毎日本当に大変でした。
しかし、4歳差のママに聞くと、上の子がいても最初はそんなに大変ではなかったという声もありました。
この本では、きょうだいとの年齢差に触れ、その年齢に合ったお世話の方法を教えてくれます。
また、子どもとの関わり方はママにとって不安要素が大きい部分なので、たくさんの先輩ママの話や、注意点が聞ける点においても、一読しておくと不安が和らぐと思います。
また、子供達の事だけでなく、節約術や、ママの精神面のケアもしてくれるので役に立つこと間違いなしの1冊です。
きょうだい育児に悩んだら!『きょうだいの育て方』
著者:小﨑恭弘
出版社:洋泉社
アプリ『My読書ノート』は、近所の図書館での蔵書や貸し出し状況の確認が出来るので便利です。
「上の子ばかり叱ってしまう」
「きょうだい喧嘩ばかりしている」
きょうだいがいると、子供たちに合った対応の仕方が分からずにママを悩ませることがあります。
「上の子を叱るのは不公平ではなく、年齢に応じているだけ」
「きょうだいの関係は今が全てではない」
このように、この本では、きょうだいの個性やポジションに応じた育て方をするための関わり方のヒントを教えてくれます。
私も、この本を読んで、きょうだいは一番安心して喧嘩したり、仲直りしたりできる自己成長と他者への思いやりをはぐくむ大事な存在であると理解する事ができました。
成長するにつれて、子供の個性や、きょうだいの関係もまた変わってくるので、子供への関わり方に悩んだ時に何度でも読み返して使えますよ。
上の子にイライラ、かわいくないと思ってしまったら!『ちょっとだけ』
引用元:福音館書店|ちょっとだけ
著者:瀧村有子 作/鈴木永子 絵
出版社:福音館書店
赤ちゃんが生まれると、上の子がかわいくないと感じてしまう「上の子かわいくない症候群」はご存じですか?
その原因は分かっていませんが、多くのママが経験しているようです。
赤ちゃんが生まれた途端、今まで純粋に愛情を注いできた上の子をかわいくないと感じてしまうのはとても悲しい事ですよね。
上の子がかわいくないと感じるのは故意ではなくても、自分の感情の揺れに罪悪感や自己嫌悪を抱くママが多いです。
この絵本には、弟の誕生をきっかけに、ママに頼らず自分で頑張るお姉ちゃんの姿があります。
けなげに頑張るお姉ちゃんの姿と自分の上の子が重なり、
「上の子もこんなに頑張っているんだ!」と上の子だからということで我慢させすぎていることを反省し、ぎゅっと抱き締めてあげたくなります。
また、同じ境遇にいる上の子の情操教育にもなる親子の大切な1冊になること間違いなしです。
まとめ
2人目育児に不安を抱きながらの妊婦生活は大変ですよね。
今回の記事では、お子さんが生まれる前の準備としておすすめの2人目育児に関する本を紹介しました。
出産後にはゆっくりと本を読む時間はなかなか取れませんから、少しだけ落ち着いてこれからの事を考えてみて下さい。
本を読むと、漠然とした不安が和らぎ、下の子が生まれた後のシミュレーションと準備ができますよ。
また、今までママからの愛情を独り占めしていた上の子の気持ちの変化や、葛藤を今のうちから知る事ができます。
出産後は2人目育児で大変な毎日になると思いますが、これからの育児を前向きに楽しんで下さいね。