育児休暇
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育児休暇の復帰を早める事は出来る?メリットデメリットも理解しよう

やなかゆう
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「育休中だけど、早めに復帰って出来るの?」

「育休を繰り上げて早めに仕事復帰をしたい場合はどうすれば良いの?」

と、お悩みのあなたに

  • 早期職場復帰は可能なのか?
  • 職場復帰を早める事のメリット・デメリット
  • 職場復帰はどう進めたらいいのか
  • 気をつけるポイント

をお伝えします!

この記事を読むことで、職場復帰への疑問や不安を解消でき、残りの育休期間をストレスなく過ごせるようになるはずです。

育児休業と育児休暇の違い

まず初めに間違えやすい、「育児休業」と「育児休暇」の違いについてですが

  • 育児休業は法律で定められた制度
  • 育児休暇は広い意味での育児のための休暇(育児目的休暇や看護休暇と呼ばれるもの)

と解釈される場合が多いです。

今回は、育児・介護休業法で定められた制度の方の「育児休業」についてのお話です。

では「育休中だけれども、仕事に復帰したい場合はどうしたら良いのか」という事について、お伝えしていきますね。

違いについての詳細はこちらの記事にまとめています。

「育児休暇」とは?「育児休業」とは?混同されがちな「育休」について教えます

産後休業は取らなければならない

産後休業は申請するしないに係わらず、出産した翌日から8週間は休暇を取らなくてはならないと、労働基準法で定められています。

出産という大仕事を成し遂げた女性の、健康を守るための制度なんですね。

一方、産前休業は出産予定日の6週間前から申請すれば、取ることが出来ます。

これは取るか取らないかは任意なので、法律上は希望すれば出産ギリギリまで働くことが可能です。

産後休業は例外として、産後6週間を経過していて医師から支障がないと診断された場合には仕事復帰できる場合もあります。

このように法律で働いてはいけない期間があるので、職場復帰を考える時には、注意が必要ですね。

育休を早めに終わらせて職場復帰できる?

育休の終了日の繰上げに関しても注意が必要です。

育休期間の終了日を変更することは法律的には可能ですが、基本的に認められないケースが多いのです。

会社側はあなたが産休・育休の期間に、代わりの人を雇ったり、業務量を調整していたりという事があります。

育休から急に戻ってくることで、その期間中に働いていた人に不利益な事があってはいけません。

人手が足りるようになったから、もういいよと言うわけにはいかないんですよね。

かといって、あなたが復帰して2人とも働いてしまうと、給与などのコストの問題などもあります。

なので育休の終了日を、予定より早める事は認められていないのがほとんどなのです。

ですが、会社によっては代わりの人を雇っていなかったり、2人働くのが問題なかったりとそれぞれ事情が違う事もあると思います。

本来ならば出産後の復帰プランを、育休に入る前に会社と相談しておくというのが理想ですが、

プランがなかった場合は復帰を早めたいと思った時点で、早急に会社に相談するといいですね。

育休繰上げをして早期職場復帰をするメリット・デメリット

実は今回、育休の事を調べていて、たくさんの人が早期職場復帰されていることがわかりました。

もちろん予定外の育休繰上げではなく、多くは事前に話し合いをしている復帰なのですが、

育休終了期間満期日まで制度を利用する人が多いだろうと思っていた私は、少しびっくりしました。

なぜ法律で許されている上に、給付金も得られる育休をフルに活用せず、職場復帰をするのか?

そこにはこんな思いがありました。

早期職場復帰のメリット

  • 0歳児で4月入園だと保育園に入りやすい
  • 産後も家計が早く安定する
  • ブランクが短く済むのでキャリア中断のリスクが減る

メリットではこのような事があげられます。

メリットから見られる、早期復帰への思いを1つずつ見ていきましょう。

保育園は0歳児入園が入りやすい

復帰をするママにとって保育園の入園は、必要不可欠なものですよね。

多くの自治体では、0歳児クラスの方が他の年齢児クラスよりも入りやすい傾向が見られます。

そして、年度初め(4月)の入園は、年度の途中の入園と比べて、募集人数の枠などから入りやすい傾向があります。

なので満1歳になる前の、4月に入園して職場復帰するママが多いのですね。

4月に入園しておいて、満1歳まで育休したらいいんではないかと考えてしまいがちですが、これはいけません。

自治体によって多少の違いはありますが、保育園の入所が決まったら速やかに職場復帰をしなければならないと決まっています。

だいたい1ヶ月ほどの猶予があるところが多いです。

これに反してしまうと、せっかく入った保育園なのに退園なんていう事にもなりかねませんので、気をつけてくださいね。

家計が早く安定する

育休中は育児休業給付金制度によって、給付の条件を満たしていれば国から給付金がもらえます。

しかし、いくら給付金が出ると言っても、今までもらっていた給料満額が出るわけではないので、家計が心配になるママもいますよね。

給付金は育休開始から半年ほどは給料の67%が支給されますが、それを過ぎると給料の50%までしか出ないのです。

そんな背景もあり、早期職場復帰を考えるママが多いということなんですね。

給付の条件など再確認したい時はこちらの記事を参考にしてください。

育児休暇中は給料がもらえないって本当!?年収やボーナスはどうなるの?

キャリアへの影響が少ない

一年未満に復帰して、キャリアの中断を最小限に留められるというのは大きなメリットです。

保育園に入れず育休を延長して、その後すぐ二人目を妊娠したりする場合、きちんとした復帰は3年後になることもあります。

そうすると復帰しても人事機材が変わり、社会情勢も変わっていることにより浦島太郎状態になる事もあります。

育休前にはやりがいのある仕事を任されていたのに、復帰後にまた1から積み上げるのは大変ですよね。

社内の制度や、職種にもよりますが、こういった思いから早期職場復帰を目指す働くママが多いようです。

早期職場復帰によるデメリット

早期職場復帰することによって得られるものの代わりに、こんなママ達の思いもあります。

  • ママの体力的負担が大きい
  • 子供との時間が減る

収入やキャリアの代償としてデメリットは健康面や、親も子も両方の精神面が不安になる事があげられます。

ママの体への負担

小さい子供、特に乳児を育てるというのは実に体力を使いますよね。

夜中も朝まで通して寝られないことも多く、疲れが取れないまま朝を迎える事も多々あります。

疲れが残っていると、日中に頭がボーっとしたり集中力が続かない事も多くなりますよね。

その状況下で、さらに仕事もやるとなると本当に大変な事だと思います。

キャリアや収入の事だけで復帰時期を決めないで、自分の体調や体力と相談しながら決断する事も必要です。

子供と一緒に過ごせる時間が減る

子供が1歳までの期間と言うのは、『初めて』が一番多い時期でもありますよね。

「初めてのたっち」

「初めてのあんよ」

子供の『初めて』に立ち会い、成長を感じられるのは、親にとってこの上ない幸せだと思います。

しかし仕事に復帰して、日中の大半を保育園に預けてるとなると、単純に確率の問題で『初めて』を見逃してしまう事もあるかもしれません。

そして、物理的に一緒に過ごせる時間と言うのは、復帰してしまうと減ってしまいます。

子供が小さい時は出来るだけ一緒に居たいという思いが強いのであれば、育休期間をフルで取るのもいいですね。

職場復帰するには何をしたら良いの?

まず大事なのは、前もって連絡をするということです。会社によって違いはありますが、社会保険や雇用保険の手続きなどは会社側がやってくれます。

ですが、復帰後の働き方によって行われる手続きが違ってくるので、復帰後どのように働くかを会社と話し合う必要があります。

育休繰り上げの希望の場合は、なるべく早く相談しましょう。

予定外の育休繰り上げの時はもちろんですが、事前に予定を伝えている場合でも現状報告や復帰後の働き方の相談も兼ねて連絡したほうがいいですね。

連絡する前に、明らかにしておきたい現状の事をまとめました。

  • 子供や自分の体調はどうなのか
  • 子供を預ける環境の整い具合はどうか
  • 子供が病気になった時はどうするか
  • 自分が勤務できる時間は何時から何時までか
  • 夫や親など、周りの大人がどこまで協力してくれるか

これら状況説明、報告をしても先に行ったように復帰が認められない場合もありますが、もし認められたなら次のステップに進みましょう。

復帰後どんな働き方をするのかを考える

育休中は仕事に穴をあけているという思いから、早く職場復帰して休んだ分を取り戻さなければと思ったり、

みんなに迷惑をかけた分、人一倍働かなければと気負ってしまうと思います。

実際復帰してからは家に帰っても、自分が働いてるからといって子供に不自由な思いはさせられないと頑張ってしまいがち。

それではいつか息切れを起こして、辛くなるのは目に見えてると思いませんか?

働くママは、仕事もキャリアも家庭も子供も大事なのはわかります。

ですがどれもこれも頑張り過ぎてしまうと、体や心を壊してしまう事になりかねません。

法律や会社の制度には、働くママを支えてくれる物がたくさんあるので、どんどん活用していきましょう。

最初から頑張り過ぎない選択をするのが大事です。

短時間勤務制度

3歳未満の子供を育てている場合には、1日の所定労働時間を原則6時間までにする事のできる制度です。

これは育児・介護休業法で定められている「所定労働時間の短縮措置」という制度です。

短縮した時間分の給与は保障されてはなく、出産前より収入が下がってしまう事もあるので、会社に確認をしてみましょう。

所定労外働の制限

こちらも3歳未満の子を育てている場合、会社で決められている所定労働時間を超過しないようにできるという制度です。

短時間勤務をするほどではないけど、残業は保育園の都合上できないといった場合には申請しておきたい制度ですよね。

時間外労働の制限

こちらは小学校入学までの子を育てている場合で有効な制度で、法律で決められた労働時間を超過しないように申請できます。

法律で決められた労働時間(法定労働時間)とは1日8時間、週40時間までとなっており、それを超えた分は時間外労働と言います。

その時間外労働を制限してもらえる制度なんですね。

職場復帰の時に決める今後の働き方は、仕事と家庭の両立や将来の事を考える事において非常に重要です。

しっかり会社と話し合って慎重に決めてくださいね。

【合わせて読みたい記事】

育児中も正社員として働きたい!時短正社員・限定正社員のススメ

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職場復帰で気をつけたい事

働き方が決まり、復帰する日も決定していざ職場復帰へ。

張り切って働き始めたけれど、こんなところに落とし穴が!という事もあります。

育休明けの職場復帰において、考えられる代表するトラブル2点をあげてみたので、参考にしてくださいね。

保育園から病気をもらいがち

これは保育園あるあるでよく聞く話ですが、保育園に入ってすぐの頃の子供はよく体調を崩します。

初めての集団生活を始める子供は、まだ免疫が弱くちょっとしたウィルスも移ってしまいがちなんですよね。

慣らし保育も終わってやっと通常勤務ができるようになり、1日の流れも掴んできたかなと言う時にそれは始まります。

しかも、初めて訪れてからは定期的に頻繁に風邪や病気をもらってきます。

最初の内は同僚や上司も「しょうがないよ」と優しい言葉をかけてくれるのですが、

こうも度々続くと、やはり申し訳ないという気持ちから病児保育やベビーシッターを利用するママもいるほどです。

利用するしないはあなたの判断でいいと思いますが、ある程度子供の病気はしょうがないと割り切るの事も、心の健康の為にはとても大事です。

ですが、迷惑をかけたことに対しては1回1回きちんと感謝の気持ちを伝えないといけないと思います。

そして日頃から仕事に対しての意識がきちんとしているのなら、大きなトラブルになる事も避けられると思います。

自分の復帰は待ち望まれていたものではなかった?

こんな声もよく聞きます。

復帰してバリバリ働くぞと思っていたのに、いざ戻ってみたら居場所がなくなっていた。

もともと携わっていたプロジェクトに戻れると思っていたが、そうではなくて任されたのはもっと簡単な仕事だった。

私の友人のYさんは、復帰後の業務内容に不満を感じている時に、同僚にこんなことを言われたそうです。

「休日出勤が出来るわけでも、残業が出来るわけでもないんだから無理を言ったらだめだよ。」

「時短勤務ができるのはみんなの協力あってこその事なんだから、周りに感謝して今自分に出来る事をやったほうがいいよ」

Yさんは不満を口にしたことを恥じたそうです。

残念な話ですが、確かに子供を産むことでキャリア形成において不利になるということは、実際にあります。

ですが今、育休取得率100%を目指そうという運動があったりと、男女関係なく育休が当たり前の世の中になろうとしています。

なので先陣を切って、ワーキングマザーの社内モデルケースとなれるよう頑張るという手もありますよね。

フルタイムで働いている人以上に成果を出すのは難しいかもしれませんが、短い勤務時間の中でも高い成果を出せれば、

会社は勤務時間に捉われることなく、仕事を任せようと考えるはずです。

Yさんは、同僚に言われた言葉を真摯に受け止めて、出来る事に一生懸命働いた結果、少しずつ大きなプロジェクトにも関われるようになってきたようです。

まとめ

育休からの復帰を早めたいと思っても、相談もなしにこちらの都合で決めるわけにはいきません。

育休であなたが仕事に行っていない間も、会社は動いていて、あなたの代わりに誰かが働いている事を忘れないでくださいね。

一番大事なのは、出産後のプランを事前に話し合っておく事です。

そうすることで余計なトラブルも、不安やストレスもなく育児に専念できる育休が取れると思います。

家計の為、キャリアの為に職場復帰をすることは、女性が社会で活躍するためには必要なことかもしれませんが、

よく自分の体や、キャパシティと相談しながら進めてくださいね。

無理は禁物です。

頑張り過ぎない選択を心がけてくださいね。

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