育児方法について
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世界中のママが感動!「Today」という名の絵本が育児の疲れを吹き飛ばす!!

やなかゆう
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あなたはお子さんとの毎日の生活を楽しめていますか。

もちろん我が子は可愛いし、子どもの成長は自分のことのように嬉しい。

でも、ときにはイライラしたり落ち込んだり、慌ただしい毎日に泣きたくなることもあるのではないでしょうか。

今回は、そんなママに読んでほしいおすすめの絵本を紹介したいと思います。

Today(今日)

Today(今日)という絵本の中に収蔵されている一遍の詩を紹介しますね。

絵本には、日本語に翻訳されたものと併せて、英語の原文が掲載されています。

『今日』 (伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ

引用:EhonNavi

Today(今日)の作者は?どんな絵本なの?

世界中で読み継がれるToday(今日)ですが、誰が作った詩なのでしょうか?

また、この詩が収蔵された絵本とはどんな絵本なのかをお伝えします。

Today(今日)は世界中のママを励ましています

この詩をはじめて読んだとき、私は涙が止まりませんでした。

「私はダメな母親だ」とどこかで自分を責めていた私を、優しく認めてもらった気がしたからかもしれません。

ママの生活は、本当に慌ただしいですね。

赤ちゃんの授乳をして、ベッドに寝かそうとしたら泣いてしまい、結局ソファで一緒にお昼寝。

グズグズする赤ちゃんをおんぶしながら急いで夕食を作って、お風呂に入ったらあっという間に夜になってしまいます。

赤ちゃんを寝かしながら、「私は今日、何をしたの?」と問いかけることもあるのではないでしょうか。

この詩は、できなかったことばかりが気になって自己嫌悪になりがちなママに、優しく語りかけてくれます。

「あなたはやるべきことをちゃんとやったんだよ」と。

ママとして頑張った今日を、肯定してくれていますね。

この詩は、世界中のママたちに読み継がれ、たくさんのママを励ましています。

世界中のママたちが私たちと同じように育児に奮闘し、悩んでいるんですね。

Today(今日)の詩は誰が作ったの?

この詩は、ニュージーランドの子育て支援施設に貼ってあったものだそうです。

作者は不詳で、誰がいつ書いたのかは分かっていません。

インターネットなどを中心に英国圏に伝わり、伊藤比呂美さんが日本語訳しました。

どんな絵本なの?



Today(今日)

Today(今日)という絵本は、先ほど紹介したToday(今日)という詩に挿絵が付いた絵本です。

絵本というと子ども向けのイメージがありますが、ママ向けの絵本としてインターネットなどでは紹介されています。

巻末に、愛犬を亡くした悲しみを癒してくれるrainbow bridge(虹の橋)という詩も収蔵されていますよ。

本自体はとても小さく、布張りの表紙は美しいですね。

下田昌克さんの、心がほっこりあたたかくなる挿絵も素敵です。

優しいタッチで、挿絵を見ているだけで癒されますよ。

伊藤 比呂美(いとう ひろみ)

1955年東京都出身。詩人、小説家。

自身にも3人の子どもがおり、「良いおっぱい 悪いおっぱい」、「おなかほっぺおしり そしてふともも」(ともに集英社文庫)などの出産・育児エッセイがベストセラーとなった。

下田昌克(しもだ まさかつ)

1967年兵庫県出身。イラストレーター、画家。

世界を旅し、現地で出会った人々の肖像を色鉛筆で描く。この旅の絵と日記をまとめた「PRIVATE WORLD」(山と渓谷社)など著者多数。

絵本などのイラストも手がけている。

Todayのおすすめ活用法

Today(今日)は、育児に疲れたママを励ます素敵な絵本です。

活字が少ないので、忙しい育児中も気軽に読むことができますね。

ママが絵本を読むことで、自分を肯定することができ、前向きに育児と向き合えるのではないでしょうか。

是非、ママ自身に絵本を読んでほしいと思いますが、他にもさまざまなおすすめ活用法がありますよ。

プレゼントとして贈る

育児にちょっと疲れたママ友や、パパになる男性にプレゼントすると喜ばれると思います。

新米ママは育児と家事の両立に悩むことが多いので、出産祝いにもおすすめですよ。

疲れたときに励まされたり、ママの気持ちを理解するきっかけになるでしょう。

小さな絵本なので、気軽に贈ることができますね。

インテリアとして飾る

赤色と青色のアクセントカラーが美しい絵本なので、部屋に飾ってみるのもおすすめですよ。

読みたいときにすぐに読めるので嬉しいですね。

絵本を読んだり挿絵を見ているだけで、きっと元気になれますよ。

子どもに読み聞かせをする

絵本の内容は大人向けなので、小さなお子さんが理解するのは難しいかもしれません。

お子さんが小学生くらいになったら、読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか。

育児の大変さだけでなく、お子さんをどんなに愛しているか、話してあげられるといいですね。

きっと絵本が親子の絆を深め、お子さんの自己肯定感を高めてくれますよ。

まとめ

あなたが今している育児という仕事は、尊く、かけがえのない仕事です。

誇りと自信を持ってくださいね。

子どもと一緒に過ごした何でもない「今日」という日。

子どもはその何でもない一日一日を通して成長していきます。

ママに愛され、大切にされた経験が、子どもの何よりの栄養です。

育児をしている間は毎日いっぱいいっぱいで、今日の大切さに気付かないかもしれませんね。

いつか「あの時は大変だったけれど、幸せだったなぁ」と、思えるときがくるでしょう。

かけがえのない育児の日々を、笑顔で過ごすことができますように。



Today(今日)

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