娘が面倒くさい?女の子の育児本を読んで接し方を考えてみよう
女の子は、小さくても女子だなと思いませんか?
3歳にもなると口は達者だし、一丁前に口答えまでします。
ママのメイク道具に興味を示し、物事の判断基準は「かわいい」かどうか。
このような小さな女子は、ママにもパパにもかわいい存在に間違いありません。
ですが、あまりの女子ぶりに同性のママからしたら、「面倒くさい」と思う事もありますよね。
私も、一般的に「育てやすい」と言われている女の子なのに、どうして「面倒くさい」と感じてしまうのかもやもやした時に女の子の育児本を読みました。
すると、「やっぱり女の子ってそういう特性があるんだ!」
と納得することができ、それを理解したうえで長女と向き合う事ができるようになりました。
今回は、女の子の子育てをするときに読んでいると、女の子の事がもっと分かるようになる育児本を紹介しますね。
女の子の育児本を読むメリット
女の子を育てるにあたって、
「どうしてこんな行動をするんだろう?
「どうやって対応したら良いんだろう?」
と感じたときに、育児本を読むメリットについて紹介します。
女の子の特性がわかる
かわいいものが好きだったり、おしゃべりが上手だったり、女の子特有の特性が掴めます。
女の子の特性を医学や統計に基づいて、小児科医や心理学の専門家の方が書いているので大いに参考になります。
例えば女の子は言語能力が高いという特性がありますが、これは女性が集団となり家族やコミュニティを守っていた名残りとされています。
これに基づくと、日常の生活の中でも女の子の子育てにおいては、会話の重要性がわかりますよね。
決して、「女の子らしく」する事を押し付けているわけではありません。
男女で身体的、情緒的な違いの傾向を知ることで、次に親が取るべき行動の判断材料になり、子育てで困っているママの助けになります。
子供との関わり方がわかる
いくら自分と同性の娘であろうと、自分と娘は違います。
女の子の育児をする上で、一番危険なことは、女の子の事は自分が経験したから分かっていると決めつける事です。
親の決めつけで、子供は「こういう自分を期待されている」とストレスを感じる場合があります。
決めつけではなく、女の子の特性を理解したり、関わり方のアドバイスが頭に入っていると、叱るポイントと甘やかすポイントなどの区別がつきます。
育児本では、「女の子はこうするべき」という決めつけではなく、「女の子に効果的なのはこの方法」と教えてくれます。
私は、育児本を読んで、娘への効果的な語りかけや向き合い方を実践するように心がけると、無駄にイライラしたり、育児のストレスを感じにくくなりました。
娘の行動の意味を知ると、前よりもよく娘を観察するようになり、1つ1つの行動が可愛らしいと感じる瞬間が多くなった気がします。
女の子のママにおすすめの育児本
女の子向けの育児本を読むと、
- 女の子の特性がわかる
- 子どもとの関わり方がわかる
というメリットを紹介しました。
しかし、育児本はあくまでも一般的な発達の目安や特性をとらえたものなので、全ての子供に当てはまるわけではありません。
育児本を読んで、焦りや不快な感情を抱くようなら、是非こちらの記事を読んでみて下さいね。
ここからは、実際に女の子のママにおすすめの育児本を3冊紹介します。
王道の育児本!『0〜6歳 はじめての女の子の育児』
0歳から6歳までの女の子の成長に必要な情報が、これでもかと詰め込まれています。
乳幼児期のお世話やしつけは勿論、産後のママに必要な体のケア、幼稚園や保育園の事、兄弟との関わりなど痒い所に手が届く1冊です。
情報量が多いので、育児で困った時に、索引からすぐに必要な情報を得ることができるのがいいですね。
初めての女の子の育児で持ってると、とても心強いです。
読みやすくて具体的!『女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』
「かわいい服が着たい」
「お化粧して保育園行きたい」
このような子供のわがままでイライラしてしまう事はありませんか?
「いいから早くやってよ」
「面倒くさい」
決して口には出さないけれど、そう思ってしまう事もありますよね。
女の子はママの真似をしたがるし、ママの影響をすごく受けます。
この本では、女の子の特性とともに、それが成長過程の中で必要な事で、それが将来にどのようにつながっていくのかを教えてくれます。
全ての行為が子供の将来につながっていると分かると、子供のイヤイヤにも寛容になれます。
月齢ごとにどういう能力をはぐくむ時期か、その対応とともに教えてくれるので、月齢内ですぐに実践できる内容になっていますよ。
娘に対するママの関わり方が丸わかり!『女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。』
人を愛し、人から愛される子供になるために、ママが娘にしてあげられることが詰まった本で、
0歳から15歳までの女の子の子育てについて書かれています。
私がこの本に出合った時、娘はまだ3歳だったので、もう少ししたら今よりももっと複雑な悩みも増えるんだろうなと本棚にしまっていました。
しかし、娘が小学生になった今、改めてこの本の必要性を感じています。
しつけや教育、学校という狭い世界での女子特有の人間関係、両親の関係、異性とのセックスの話などトピックスが豊富で、女の子ならではの育て方の道しるべとなっています。
娘がどんなことで悩み、自分がどんなことをしてあげられるか、適切な時期や対応を逃さないように定期的に見直さなければいけない、私のお守りのような一冊です。
まとめ
女の子のママをしていると、女の子は育てやすくていいと言われますが、当のママからすると、口が達者でママの真似ばかりして面倒くさいと思ってしまう事もありますよね。
女の子向けの育児本は、男女の身体的、情緒的特徴の違いを示したうえで、子供への効果的な関わり方を教えてくれます。
育児本を持っていると、育児で悩んだ時に時間を無駄にせず、必要な項目だけを読むことができます。
また、生物学的な男女の違いを認識して子供と接する事ができると、ママも子供もイライラしないですみますね。
子供にとって、ママが自分の事をわかってくれるという安心感は自己肯定感につながっていきます。
男女の違いはあるけれど、子供に性の違いを押し付けない、個人を尊重できる子育てができるといいですね。