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お金をかけない方法でも英語は学ばせられる!育児中から親子で学ぶ方法

やなかゆう
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3歳頃になると周りは英会話教室や英語教材に熱心で、

「英語って早くから始めないといけないの?」

「英語教室って高いのでは…」とお悩みではありませんか?

そんなときにおすすめしたいのは、お父さんお母さんが家で英語を教える「英語育児」です。

手軽に始められるので、本格的な英語教育に向けての土台作りにピッタリですよ。

お金をかけずにお家で簡単にできる方法をご紹介します!

昨今の早期英語事情は…

急速にグローバル化する世界の中で、小学校での英語が必修化するなど英語の重要性はどんどん高まっているように思います。

小さいうちから英語を学ぶのは「英才教育」ではなく、一般的な習い事の一つとなってきていますね。

しかし、早期英語教育についての意見はさまざまです。

「早ければ早いほどいい」

「日本語と英語、両方が混ざって混乱するのでは?」

「どちらも中途半端にならない?」

調べれば調べるほど、結局どっち!?と混乱しますね。

はっきりとしたこっちが正しい!というのは正直分かりません。

ただ、メリットを生かし、デメリットに注意しながら英語に親しんでいけばよいことがたくさんあります!

詳しく見ていきましょう。

早期英語教育のメリットとは

一説では0歳~10歳までが言語を習得する理想的な期間とされています。

その中でも2~5歳は吸収力・学習能力がとても高いため、習得スピードが特に速いそうです。

勉強という感覚がまだないため、英語に対する抵抗感がなく一番英語を始めやすい時期かもしれません。

また、発音に関しても大人になっては得られない特別な聞き分け能力があります。

驚き!子どものスポンジ脳

幼児期って、いつのまにそんなこと覚えたの?ということが多くありませんか?

我が家の男の子もいつのまにか新幹線や電車の種類を全部覚えていたり、トーマスのキャラクターを全部言えたり…。

幼児期の吸収力、恐るべしです!!

何でも吸収しちゃうスポンジ脳なら、英語もスイスイ入っていくのでは!?と期待してしまいますよね。

ただし、興味がないものは全く覚えないので、英語にどう興味を持ってもらうかが重要となりそうです。

英語=勉強ではない

小学生になって英語を学ぶころにはもう「勉強」「授業」としてのカテゴリで認識しています。

「勉強」と聞くと嫌だなとアレルギー反応を起こす子もいますよね。

小さい頃から「英語は楽しく遊べるコミュニケーションツール」、という認識だと英語への抵抗感やネガティブな感情がなくなることが期待できます。

「英語耳」が育つのは小さいうちだけ

英語耳とは英語の発音を聞き取る力で、発音やイントネーションがそのまま聞こえてくる状態のことです。

よく言われるのが「R」と「L」、「TH」などの日本語にない発音を聞き取る力です。

これは大人では難しく、0~10歳の頃までにしか育たない能力と言われているため、早ければ早いほどよいそうです。

時間に限りがあると言われると、今すぐ英語を始めないと!と焦ってしまいますよね。

大丈夫です!お家でも英語耳ができる方法がありますよ!

その他にも

  • 小さいうちから異文化に触れて「多様性」を養うことができる
  • 英語特有の感情表現を学び、コミュニケーション能力が向上する

など多くのメリットがあります。

早期英語のデメリットと対策

では、早くから英語を学ぶデメリットとはどんなことでしょうか。

よく言われているのは幼児期はまだ日本語を学んでいる途中で、論理的な思考力や表現力が確立されていません。

そのため、母国語以外の言語を詰め込むことで弊害が起きるのでは?といったことが考えられています。

あとはやはり金銭面の負担も気になるところですね。

詳しく見ていきましょう。

母国語が未発達の状態で英語を学ぶと脳が混乱!?

幼少期は母国語である日本語を覚える大切な時期です。

日本語を脳で理解し、思考能力が完成するのは10歳頃と言われています。

論理的な思考をする能力が確立する前に他の言語を習得しようとすると脳が混乱し、どちらも中途半端になってしまう可能性があるそうです。

英語の前に日本語をきちんとマスターしてから、ということでしょうか。

確かに、頭で論理的に物事を考えられなくなったら…と思うとこわくなりますよね。

しかし、このケースは生活の半分以上を英語で過ごしたり、過度に英語と関わっている場合が多いといいます。

例えば1日中英語のCDを流しっぱなしにしたり、無理に両親が英語で話しかけ続ける、などといったことです。

対策としては生活のメインである日本語をまず大事にしましょう。

日本語での親子の会話を大事にして、絵本の読み聞かせなどで思考力を育みながら、子どもの話もよく聞いてあげてください。

英語は歌やゲームなどの遊び、コミュニケーションの1つとしてふれあっていくといいと思います。

英語を学ぶ費用はどのくらい?

英語教室、英語教材にインターナショナルスクール。

英語を学ぼうと思ったら思いつくのはこのあたりですよね。

  • インターナショナルプリスクール 年間平均150万~250万
  • 英会話教室 月謝平均8,000~15,000円
  • 英語教材 ディズニー英語システム 48,800円~912,000円※パッケージによって金額が異なります。

どれも年間の金額を考えると高額です。

簡単には手が出せませんよね。

週1回の英会話で本当に英語が身に付くの?という疑問も。

バイリンガルの子どもでも、日本で数年日本語を学ぶと英語をすっかり忘れてしまう、というのはよく聞く話です。

親が必死になって英語を強要するようになると、子どもが英語嫌いになる可能性もあるのでそういったことにも注意が必要ですね!

そこで、お金はなるべくかけずに、まず英語は楽しむもの!という気持ちにすることを目標にした英語育児で様子をみるのはどうでしょうか。

英語が大好きで、もっと話せるようになりたいと思った子には教室や教材などでステップアップしていくのもいいと思います!

お金をかけずに英語育児

英語育児とは「おうち英語」とも呼ばれていますが、英語教室や英語教材を使って学ぶのではなく、お父さんお母さんが家で英語を教えることです。

英語育児の中にも子どもをバイリンガルにする本格的なものから、英語の楽しさを知ってもらう、英語とふれあう機会を増やすものなど目標はさまざまです。

今回は親子で英語教育に向けての土台をつくることをゴールと考え、親子で楽しめる「のんびりおうち英語」を紹介していきたいと思います。

寝かしつけついでに英語クイズ!

子どもはクイズが大好きです。

とくに3、4歳になって幼稚園や保育園に入ると知識の幅も広がってきますよね。

これは我が家でよく行っている遊びです。

寝かしつけでお布団に入ってから「英語クーイズ!」と始まります。

「第1問、花は英語でなんていうでしょう?」

「星は?」「車は?」

子どもは必至で考えたり、適当に変な答えを言ったり結構盛り上がりますよ。

答えはスマホのgoogle翻訳機能に入力して正しい発音で答えを発表します。

私は発音に自信がないので、google翻訳機能を頼りにしています!

答えが発表されると親子で発音を真似しながら繰り返し口に出してみます。

インプットするだけでなく、アウトプットすることも大事なので子どもからも問題を出してもらいます。

最初から「今日は5問やってみよう!」と回数を決めておくと、スッキリ終わることができますよ。

発音は意外と親の方も学ぶことが多くて、一緒に成長できる英語クイズです。

普段でも〇〇って英語でなんて言うの?と聞かれたら、すぐにgoogle翻訳で調べて教えるようにしています。

英語の絵本を図書館で借りてこよう

図書館には英語の絵本もあります。

夜3冊絵本を読み聞かせして寝るとすれば、そのうちの1冊を英語の絵本にしてみてはどうでしょうか?

最初は擬音が多い赤ちゃん用の絵本から始めて、少しずつレベルを上げてみましょう。

読んだことのある絵本の英語版もいいですね!

おすすめは「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの絵本です。

カラフルな絵本は見ているだけで楽しいですし、いろいろな生き物が出てきて名前を覚えることができます。

繰り返しのフレーズも多いので、親子でリズムよく読めますよ。

注意ポイントは英語に自信のないお母さんでも、絵本や歌はお母さんの声がいい、ということです。

一説によると、お母さんが絵本を読んだ方が他人が読み聞かせをするより脳全体に良い影響を与えるという研究結果がでたそうです。

母親の読み聞かせ中には,他人の読み聞かせと比較して脳内ネットワークの強度が高まり,より効率的な脳活動状態になっていることが示されました。

また読み聞かせ中の子どもの表情解析を行った結果,母親の読み聞かせ時に子どもはより画面に集中し,ポジティブな表情を浮かべていたことが明らかになりました。

引用:国立大学法人 金沢大学

お母さんの声は子どもにとって特別なものなんですね。

お母さんと一緒に絵本を読んだり、歌を歌ったりすることで英語への親しみもぐっと深まると思います。

一石二鳥!?算数も英語も楽しめるNumberBlocks(ナンバーブロックス)!

Youtube動画でおすすめしたいのがイギリスの教育番組「NumberBlocks(ナンバーブロックス)」です。

数字が書かれたブロックたちがくっついたり離れたり、見ているだけで四則演算の概念が自然と身についていきます。

数字やブロックが好きな子はとくに楽しめると思います。

なんと0~100のナンバー全員にキャラクターがいて、それぞれが個性的で見ているだけで面白いですよ。

我が家の男の子もこの動画が大好きで、「ワンハンドレッド(100)が好き!」とお気に入りナンバーがいます。

もちろんすべて英語で、何度も数字が繰り返されるのでいつの間にか覚えていますよ。

英語と一緒に算数まで得意になってくれるかも!と親は下心いっぱいですが、数の英語を知るにはピッタリの動画です。

動画の見過ぎには注意したいところなので、30分だけと決めてタイマーを設定するなど工夫をしていきましょう。

英語フレーズを生活に取り入れてみよう!

子どもとのコミュニケーションの一つに英語フレーズを取り入れてみてはどうでしょうか?

とくにほめる場面で使うと英語に対するポジティブな気持ちも強くなります。

<例>

お片付けができたときに「good job!」よくやったね!

何かに挑戦したとき「nice try!」よくチャレンジしたね!

同じ「いいね」にも段階がありますよ。

下に行くほどほめるニュアンスが強くなっていきます。

  • Nice いいね
  • Very good  すごくいいね!
  • Great!  すごい!!
  • Amazing! 素晴らしいね
  • Perfect! 完璧!素晴らしい!

場面によって使い分けていきたいですね。

大きくなって英語を習い始めると、英語を話すことに恥じらいが出てきてしまうことがありますよね。

でも、小さい頃から英語のフレーズに親しんでいれば英語を話すことに抵抗なく取り組めるのではないでしょうか。

お母さんも恥ずかしがらずに思い切り「I love you(大好きだよ)!」と伝えてあげてくださいね。

NHK Eテレアニメで英語耳を育てよう!

英語耳を育てるにはとにかくネイティブな発音を聞くこと。

ただ、英語のDVDやCDを買い揃えるにはお金がかかりますよね。

そんなときの素晴らしいコンテンツはNHK Eテレです!

「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあ」などの番組で朝夕の忙しい時間を助けられている人も多いですよね。

Eテレのアニメには英語音声で見ることができるものがあります。

リモコン操作1つ、副音声を押すだけで英語に切り替わりますよ。

以下、おすすめアニメ3選です。

ミッフィーの冒険 日曜午後5:25~

このアニメは5分ほどと短く、単語も簡単なものばかりなので初めての英語アニメにおすすめです。

ミニアニメ ミッフィーのぼうけん

きかんしゃトーマス日曜17:30~

とくに乗り物が好きな子におすすめ。

「ミッフィーのぼうけん」が終わってすぐ始まるので、そのまま視聴できますね。

アニメ きかんしゃトーマス

おさるのジョージ土曜午前8:35~

英語難易度は少し上がりますが、ジョージの奇想天外な行動は言葉が分からなくても釘付けになりますよ。

アニメ おさるのジョージ

※放送時間などは2022年1月時点の情報です。

Eテレならば広告やCMもないですし、教育的要素も含んでいるので安心して見せることができますね。

注意したいポイントは、お母さんがアニメの説明を加えないことです。

子どもの豊かな想像力が刺激されているところなので、じっくり想像を広げてもらいましょう。

まとめ

3歳から英語を学ぶメリットは

  • 吸収力・学習能力が高い時期のため、習得スピードが速い
  • 英語=勉強という考えがないので抵抗感がない
  • 小さい頃は英語耳が育つ時期で、発音の聞き分けができるようになる
  • 多様性やコミュニケーション能力の向上

デメリットは

  • 日本語が未発達のままに他の言語を学ぶとどちらも中途半端になる可能性がある
  • 脳が混乱して論理的思考力が育たないのでは?

対応策

  • 生活のメインは日本語
  • 親子の会話や読み聞かせで日本語を育む
  • 英語は親子で楽しむコミュニケーションツールにする

お金をかけずに家で英語育児の方法

  • 寝かしつけ英語クイズ
  • 図書館で借りた英語絵本の読み聞かせ
  • Youtube動画「NumberBlocks(ナンバーブロックス)」
  • 英語のほめフレーズを生活に取り入れる
  • NHK Eテレアニメで英語耳を育てる

英語とふれあう機会を作って、ぜひ親子のコミュニケーションの時間を楽しんでください。

英語は楽しいもの、というポジティブな感情を大事にしていけば、きっと次のステップへつながると思います。

お母さんも刺激を受けて、英語をもっと勉強したい!という気持ちになるかもしれませんね。

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

子供と一緒に成長できる!育児中に英語を勉強するメリットと勉強の方法
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