小学生の子どもの育児相談はどこにする?接し方への考えと相談先
保育園・幼稚園を卒園し、いよいよ小学生。
園児のころと違って、色んなことを一人でやって、新しいお友達もできてまた少し大きくなるんだろうな。
心配事も少なくなるといいな。
お子さんが小学校入学時、こんなふうに期待に胸を膨らませた記憶はありませんか?
ですが、小学生だからこその育児の悩みがあると思います。
子供の友人関係や、勉強、反抗期など…悩みは尽きないのではないでしょうか?
そんな時相談できる機関があったり、相談できる人がいると助かりますよね。
小学生になることで起こる環境の変化と悩み
小学校は下は1年生から上は6年生まで。
年齢にすると、6歳~12歳ですね。
小学校に入学すると、子供たちもこれまでと違った環境へと移ります。
ママたちがどんな悩みを持っているのかお話していこうと思います。
地域によって違うと思いますが、ここでは1・2年生を「低学年」、3・4年生を「中学年」、5・6年生を「高学年」と分けています。
小学1年生・2年生(低学年)
- 事故やケガをしないか
交通ルールは分かっていても、まだまだ危なっかしく感じますよね。 - お友達ができるか
お友達にいじわるしないかな、優しくできるかな。
上手にお話できるかな。など心配ですよね。
- 学校生活になじめるか
環境の変化についていけるかなど心配ですよね。 - 学校の支度ができない
これから少しずつ出来てくるのだろうけれど、自分のことは責任持ってできるようになるか心配ですよね。 - 忘れもの・失くしものが多い
他のことに夢中になってしまうことで忘れ物や失くしものをしてしまいますよね。
この頃の子供の特徴と接し方
保育園や幼稚園を巣立ち、憧れの小学生に。
少しお兄さん、お姉さんになったものの、まだまだ甘えたい盛りだと思います。
主観と客観の区別がつきにくく、自分の考えを中心に周囲のことを考えます。
親や先生から言われたことは絶対と考え、柔軟な考え方はまだできません。
また自分で何でもやりたがる反面、理解力や器用さなどが完全には備わっていないため、ママのサポートが必要になります。
学校の仕度などは子供本人に任せつつ、親はそっと見守る形で関わっていくと子供の自立心が育つようになりますね。
小学3年生・4年生(中学年)
- 事故に合わないか
もう交通ルールが分かっている年齢でもまだ油断はできません。 - 友達との関係性
お友達関係も少しずつはっきりしてくる年齢に。
スマートフォンを持つお友達もちらほら出てきますね。 - 反抗的な態度・言う事を聞かない
自分でやりたいという自我がはっきりしてきます。 - 授業についていけているか
勉強の分かれ道に。1・2年生の勉強とは違い、内容も少しレベルアップします。
この頃の子供の特徴と接し方
小さい頃はどんなことにもママに頼っていたのに、3、4年生になると自分でやろうとすることが多くなってきます。
少しずつ親離れの準備が始まりますね。
悲しいですが、同時に強制されることに反発を感じ始めることも見られるようになってきます。
また他の人を認めて自分を振り返ったりする能力が発達してきますので、精神的にも少しずつ成長してきます。
9歳頃から学力差が目立つようになってきて、小学4年生あたりからは学習内容においても
具体的思考から抽象的思考へ移行していくので、学習面ではつまづきやすくなってくる時期でもあります。
お友達との絆も強くなり始め、親よりもお友達を優先して行動するようになります。
小学5年生・6年生(高学年)
- 事故に合わないか
低学年を引っ張っていく学年に。
ですが、昨今の痛ましい交通事故のニュースを見ると、まだまだ心配ですよね。 - 友達との関係性
お友達の好き嫌いがはっきりしてきます。
同級生に優しく出来ているか、言葉遣いはきちんとしているのかなどが心配です。 - 反抗的な態度・言う事を聞かない
反抗期に入ってくる子供もいると思います。 - 授業についていけているか
授業内容もぐんとレベルアップ。6年生にもなると、より内容が濃くなってきます。
この頃の子供の特徴と接し方
体や思考力が発達し、性意識が高まってきて、未知の大人社会に入っていく過程です。
また自立したい気持ち、自我意識と現実とのギャップにとまどい、イライラすることが多くなってきます。
自分でもなぜイライラするのか分からないこともあるようですよ。
このイライラを、おもに母親に対してぶつけ、反抗的な態度をとるようになります。
またこの頃になると、理由のない反抗はあまりしなくなります。
それだけ自我が発達したという証拠です。
なんで私にばかり反抗するの…と嘆きたくなる気持ちも分かりますが、見方を変え、ママが子供の独立への一歩を手伝ってあげているのだと思いましょう。
子どもが大人に成長する過程で通過する道なので、辛くなることもありますが、一緒に乗り越えていきましょうね。
親としては、常に子どもの気持ちを正面から受け止め、考えられることはいっしょに考えてあたたかく対応し、信頼関係を築くことが大切です。
子供が話かけてきた時には、たくさん話を聞いてあげてくださいね。
友達関係も中学年とはまた違う変化が出て、好きな友達、嫌いな友達がはっきりしてきます。
小さい頃は「みんなお友達」というように言われてきたかもしれませんが、自我がしっかりしてくると、こういったところでも差が出てくるようになります。
親に依存しつつも、親に頼らない自立した行動をとるようになる一人立ちしていく時期ですね。
ですが、本当はママのことが大好き。恥ずかしくて素直に言えない年代ですね。
小学生ならではの育児の悩みを解決したい
私なりに小学生への接し方の基本方針についてお伝えしてみましたが、具体的にトラブルや悩みがあったときに相談できるところがあると安心できますよね。
以下ではそのように相談できるサービスを紹介します。
オンライン相談室「ウチのこは」
「ウチのこは」というオンライン相談室です。
子育て・教育に関する相談の他、夫婦の悩み相談も受けてくれます。
医師や心理カウンセラー、スクールカウンセラー、中学教諭・高校教諭を経てカウンセラーになった方など、厳選されたプロの専門家80名以上が在籍しています。
児童相談員の方などもいらっしゃるので、自分に合った専門家に相談できそうですね。
プランはビデオ通話と、メールでの相談の二通りあり、金額は3,500円からとなっています。
育児の総合情報サイト「ベビカム」
妊娠・出産・育児に関する総合情報サイトです。
こちらのサイトでは子供における病気や体の変化などママにとって為になる情報がたくさん掲載されています。
また、サイト内に相談室もあるので気軽に相談ができそうですね。
会員登録も無料なので、使い勝手も良さそうです。
アプリもある「うららか相談室」
うららか相談室では、子育ての悩みの他、自分自身の悩みを相談できるサイトです。
相談を聞いてくれる方は皆さんもちろん有資格者の方々。
アプリもあるので、空いている時間にメッセージを送ることもできます。
まとめ
大きくなったと思っても、年齢ごとに違う悩み。
大切な我が子を思うからこそ、悩みが尽きないのかもしれませんね。
悩んだ時には、色んな人や機関に話すことで違った考えや方法が見つかると思います。
子供もひとりひとり性格が違いますので、
その子に合った方法で、悩みを解決できるといいですね。