【出産祝い】育児応援メッセージを添える際の注意点とは?例文も紹介します
赤ちゃんの誕生を祝福する出産祝いには、心のこもったメッセージを添えたいものです。
「おめでとう!」の気持ちを伝えるメッセージカードですが、いざ書くとなると、どんなことを書けばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
この記事では、メッセージカードを書く際の注意点と共に、気持ちの伝わる例文もお伝えします。
メッセージを用意する前に確認したいこと
はじめに、「ママと赤ちゃんが健康に過ごせているか?」など、友達の現在の状況を確認しましょう。
「産後の回復が悪い」「赤ちゃんに問題が見つかった」など、状況次第では「おめでとう」の言葉を素直に受け取れない場合があります。
「もう退院したかな?」や「赤ちゃんとの生活はどう?」とやんわり聞いてみるといいですよ。
また里帰り出産している場合は、送り先の確認も必要です。里帰り先に送ってほしい場合もあるので、事前に聞いておきましょう。
出産祝いと一緒にメッセージカードをおくる際のマナー
出産は、結婚と同じように慶事なので、仲のいい友達でもマナーは守りましょう。
大切な友達を嫌な気持ちにさせることの無いように、前もって確認しておきましょうね。
使わないように気をつけたい言葉
産後すぐのママは、プレッシャーや不安でいっぱいになり些細なことでも敏感に反応してしまうことがありますよね。また、早すぎる育児のアドバイスは不安を助長させかねないので控えましょう。
励ましの言葉のつもりでも、負担になってしまうことがあるので気を付けたいですね。
負担に感じかねない言葉
- 早く
- 大きく
赤ちゃんの産まれてくる大きさや、成長には個人差があります。「うちの子小さいかも」と気にしているママには、負担になってしまうことも。
私も以前「早く大きくなるといいね」と何の気なしに言ってしまったことがあります。友達には「うちの子って小さいかな?」と不安そうに聞かれてしまいました。
そんなつもりは一切なかったにもかかわらず、友達を不安にさせてしまい深く反省しました。
- 頑張れ
励ましているつもりでも、これからの子育てに不安を感じているママにプレッシャーを与えてしまいます。
出産直後は「ちゃんと育てなきゃ!」と気負ってしまいがちなので、使うのはやめておきましょう。
不安を煽る言葉
- 大変・苦労
「これから大変だと思うけど」や「これから苦労することもあると思うけど」と書いてしまいがちですよね。
友達への共感からくる言葉ですが、不安を煽ってしまいかねません。
- 心配・不安
出産後に「全く心配事や不安がない」というママは少数です。心配や不安を抱えているママの気持ちを増長させかねません。
忌み言葉は避ける
忌み言葉とは、不吉な意味を連想させる言葉です。
出産祝いの時にうっかりと使ってしまいそうなのは
「流れる」「失う」「落ちる」「消える」「苦しむ」「離れる」「短い」「四」「九」「諦める」
あたりでしょうか。
- 四人家族になって→家族が増えて
- 短いお産で良かった→楽なお産で良かった
など、言葉を言いかえると回避できますよ。
気にしない人も多いと思いますが、メッセージの受け手がどう思うかはわからないので、避けておいたほうが無難だと思います。
句読点について
「、」や「。」などの句読点は終わり・終止符を打つということで、お祝いには入れるべきではないという意見もあります。
使ってはいけないというほどではありませんが、なるべく控えた方が無難です。
気持ちに寄り添えるメッセージ
育児に対する不安や緊張・プレッシャーを和らげるような言葉を書けるといいですよね。
出産直後の不安定な気持ちに寄り添い、明るい気持ちになれる言葉をご紹介します。
出産を祝福する
- 出産おめでとう!
- 赤ちゃんの誕生おめでとう!
- 出産お疲れ様!
出産直後の体調を気遣う
- 退院後の体調はどう?
- 体調には気を付けて無理しすぎないでね
- ○○も赤ちゃんも健康だと聞いて安心したよ
- 栄養をいっぱい取って今はのんびりゆっくりと休んでね
- ○○も赤ちゃんも健康だと聞いて安心したよ
不安を和らげる
- 手伝えることがあったらいつでも頼ってね
- のんびりゆっくり子育てを楽しんでね
- 頑張りすぎずに気楽に育児を楽しんでね
明るく楽しい未来
- 新しい家族が増えてより一層にぎやかになるね
- これからも幸せな家庭を築いていけますように
- 3人にたくさんの幸せが訪れますように
- 家族3人の幸せと健康を心より願っています
- ○○が落ち着いたらまたみんなで集まろう!
赤ちゃんが生まれた喜び
- 赤ちゃんの顔が見られるのを楽しみにしているね
- ついに○○がママになって自分の事のように嬉しいよ
- 〇〇に余裕ができたら赤ちゃんの顔を見に行かせてね
- また赤ちゃんの話を聞かせてね
- 赤ちゃんに会える日を心待ちにしているね
おすすめの文章例
出産祝いにメッセージを添える時には、お祝いの言葉の他に赤ちゃんが生まれた喜び・ねぎらいの言葉も友達に贈るようにしましょう。
上に載せた言葉を組み合わせるだけで、完成しますよ。
出産おめでとう!
退院後の調子はどう?
新しい家族が増えてより一層にぎやかになるね
〇〇に余裕ができたら赤ちゃんの顔を見に行かせてね
出産お疲れ様!
〇〇も赤ちゃんも健康だと聞いて安心したよ
手伝えることがあったらいつでも頼ってね
赤ちゃんに会える日を心待ちにしています
赤ちゃんの誕生おめでとう!
ついに○○がママになって自分の事のように嬉しいよ
のんびりゆっくり子育てを楽しんでね
3人にたくさんの幸せが訪れますように
出産おめでとう!
栄養をいっぱい取って今はとにかくゆっくり休んでね
○○が落ち着いたらまたみんなで集まろう!
赤ちゃんの話をたくさん聞かせてね
家族3人の健康を願っています
出産祝いを贈るタイミング
プレゼントとメッセージが用意できたら、あとは渡すだけですね。
出産祝いを受け取ってもらうのに、相手の負担が軽くなるタイミングがあるのをご存知でしょうか。出産祝いは、一般的には産後1週間から1か月以内と言われていますよね。
しかし、産後1週間目は退院直後の場合があります。荷物の整理をしたり、家でのお世話に慣れていなかったりと、産後のママはバタバタする時期です。
また、お祝い返しはお宮参り(生後1ヶ月)前後に行います。
その時期を過ぎてしまうと、あなたの為に改めて用意することになり、友達に気を遣わせてしまうかもしれません。
そのため、産後2週間から3週間辺りに出産祝いを贈ると、友達の負担も軽くでき、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
まとめ
友達の出産はとても喜ばしい出来事ですよね。出産祝いを贈るときには、メッセージも一緒に添えるとより喜んでもらえます。
出産は慶事なので、忌み言葉や使わない方が良い言葉は避け、マナーを守って送りたいですね。
出産直後のママは、不安とプレッシャーでいっぱいです。「おめでとう」の気持ちと一緒に、励ましの言葉やねぎらいの言葉も伝えましょう。
産後2週間から3週間の間に送ると、友達の負担も少なくなりますよ。
心のこもったメッセージで、友達の張りつめた気持ちをほぐしてあげられるといいですね。