育児ノイローゼの原因は旦那だった?!二人三脚で理想の育児をする方法!
家事と育児の両立に悪戦苦闘しながら過ごす毎日で、育児ノイローゼになってしまうこともありますよね。
子供よりも、旦那さんに対してイライラが1番の原因になっているかもしれないと、感じることもあるのではないでしょうか。
ママがどうしてイライラしているのかを、旦那さんは全く理解していないこともあります。
そんな時にママのイライラしている態度を見て、
「なんでそんなにイライラしてるの?」
と言われ、喧嘩になってしまって更に夫婦仲が悪化してしまうこともあります。
旦那さんへのイライラを解消して、夫婦で子育てできる環境を作るための方法をご紹介します。
なぜ旦那にイライラするのか
「子供が産まれるまでは、こんなに旦那に対してイライラしたことなかったのに…」
そんな風に思ったことはありませんか?
私の友人の中には、旦那を見るだけでイライラする!なんて人もいました。
なぜこんなにもイライラしてしまうのか、その理由を考えてみましょう。
ホルモンバランスのせい
出産後はホルモンバランスが不安定になります。
妊娠前のホルモンバランスに戻るまでには時間がかかり、断乳するまで1〜2年くらいかかることが多いようです。
しかも、子育て中は子供を守るために本能的に緊張状態が続きます。
そのせいでイライラしやすい状態になっています。
産後のホルモンバランスの影響で、旦那さんに対してもイライラしてしまうことが増えてしまうようです。
父親の自覚に欠ける
ホルモンバランスのせいということもありますが、旦那さん側に原因があってイライラすることだってありますよね。
毎日子供のペースに合わせて生活しているママは、自分の寝たい時に好きなだけ寝ることもできません。
ご飯もゆっくり食べていられないことだって日常茶飯事です。
しかし旦那さんはというと
- 休日の朝は好きなだけ寝ている
- 携帯ゲーム片手に子供の相手
- 子供より自分の予定優先
ママが子供のお世話をしてくれているからと、子供が産まれる前の生活リズムのままでいる。
こんな旦那さんは多いのではないでしょうか。
私もはじめのうちは仕事で疲れているんだなぁと思い、休日にゆっくり寝ているのを見ても、そっとしていました。
でも、私が何も言わないのをいいことに、休日は毎回ゆっくり寝ているようになりました。
それが2〜3ヶ月も続くと私もイライラ…。
でも注意して喧嘩になったりしても余計に疲れるし面倒。
それでもイライラはするので、嫌味っぽくため息をつきながら寝室のカーテンをおもいっきり開けたりして、不満が態度に出てしまうことがありました。
いつまでたっても親の自覚がない、理解ない様子にイライラしてしまうのは、旦那さんにも原因があるのではないでしょうか。
機嫌がいい時だけ相手をする
たまに子供を見てくれたとしても、子供が機嫌よくしている時だけで、グズりだすとすぐにバトンタッチしようとしてきませんか?
- うんちしちゃったみたい
- 眠くなったのかな
- お腹すいてるんじゃない?
こんなことを言いながら子供を渡してこられると、分かってるならあなたがやってよ!という気持ちになりますよね。
私もよくこのやり取りでイライラしていました。
確かに授乳に関しては、完全母乳の場合はママにしか対応できませんが、それ以外のことはママ以外でもできますよね。
「ママがいいんだって」
なんて都合のいい言葉で任せてこられると、まず自分でやってみようともしない旦那に対してイライラしてしまいます。
旦那へのイライラ解消法
ホルモンバランスのせいでイライラしやすくなっているとはいえ、ストレスをどんどん溜めこんでしまうと、育児ノイローゼはどんどん深刻になっていきます。
旦那さんが原因で発生しているイライラを軽減して、育児ノイローゼを改善していく方法をご紹介します。
現状を伝える
今、あなたが子育てで悩んでいたり、辛いと思っていることを旦那さんは気付いていないかもしれません。
まずは、
- 今、子育ての比重がママに偏っていること
- 子育てがママ1人では難しいこと
- 2人で協力して子育てをしていく必要があること
まずはこれらを理解してもらえるように話し合いをしてみてください。
その時に感情的に怒りをぶつけてしまわないように注意しましょう。
話し合いをする時に、”家事、育児の見える化”をするとママの負担がどれくらなのかを具体的に知ることができます。
家事、育児の見える化についても書いている記事があるので参考にしてみてください。
長い目で見る
話し合いをして、理解を得られたとしても、すぐに改善するとは限りません。
私の友人のMさんも話し合いを実行。
その後、旦那さんが休みの日だからと子供をお風呂に入れてくれました。
でも、普段ママとしかお風呂に入っていなかったので、子供はパパとのお風呂に慣れておらず大泣き。
結局旦那さんと交代することになりました。
でも、旦那さん自身も子供に泣かれたのが相当ショックを受けていました。
もうお風呂は入れたがらないだろうなとMさんは思っていたそうですが、次の休みの日に
「今日は3人でお風呂に入ろう。そうやって慣らしていけばパパと2人でも入ってくれるようになるんじゃないかな…」
と、旦那さんから提案してくれたんです。
それから2〜3回3人でお風呂に入ったあと、2人でのお風呂に挑戦したところ、泣くことなく入ってくれるようになったそうです。
はじめは頼りにならないな〜と思ってしまうかもしれませんが、
はじめからうまくはいかないよな…と期待しすぎず、気長にみてあげてください。
旦那さんならではの悩みもある?
ここまでママの育児ノイローゼを解消する方法をご紹介してきましたが、旦那さんも育児ノイローゼになっている可能性もあるんです。
- 経済面で家族を守らないといけない責任感
- もっと子育てにも参加しないとと思っても、物理的に時間が足りずできていない罪悪感
- ママのようにうまくできないことで情けないと思っている
- パパ見知りなどで子供に泣かれてしまう
- ピリピリしている妻に話しかけづらく、手が出せない
ママ自身が子育てにいっぱいいっぱいになるのと同様に、旦那さんも子供が生まれたことで増える責任感でいっぱいいっぱいになってしまうことがあります。
実際にMさんが旦那さんと話し合いをした時、旦那さんは家族を養っていかなければ!という責任感を感じていたそうです。
責任感から今まで以上に仕事に力を注いだ結果、休日はグッタリ。
子供のことをMさんに任せっきりだと分かっていながら、カラダが動かない…、なかなか動く気にならない。
やっと動き出せたと思ったら、妻は怒ってイライラしていて申し訳なさでいっぱいになる。
これも一種の育児ノイローゼに近いのではないでしょうか。
そんな時に一緒にお風呂に入った我が子に大泣きされては、辛いものがありますよね。
旦那さんにはママとはまた違った悩みがあるのです。
育児ノイローゼと聞くと、どうしてもママがなるものだと思いがちですが、子供を持つ人なら誰でもなる可能性があります。
自分がいっぱいいっぱいの時は、相手を思いやる余裕がなくなりがちですが、1度旦那さんにも悩みはないか聞いてみてあげるといいですね。
まとめ
旦那さんに対してのイライラやストレスを解消するには
- 現状を伝える
- 気長に見る
この2つを試してみてください。
現状を伝えるときには、旦那さんの悩みや気持ちを聞くことも忘れずに…。
辛い育児ノイローゼから抜け出して、夫婦で楽しく子育てできるようにしていきましょう。
それに、パパとママが仲良くしていると、子供も嬉しいと思いますよ。