育児と精神面
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ぺこぱの全肯定ツッコミが育児にも使える?子どもの成長にも思わぬ効果アリ

やなかゆう
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お笑い芸人のぺこぱの漫才中のツッコミが特殊だと話題になりました!

ツッコミと言うより相手を全肯定する今までにないカタチが新鮮で、令和のお笑いスタイルとも言われています。

その全肯定ツッコミを子育てにも当てはまてみると、普段なら怒ってしまうところが、意外と笑えたり、イライラが和らぎストレス解消にも繋がると話題になっているんです!

それだけではなく、子どもの成長にとっても効果があると言われています。

子どもの成長に効果があるのであればやってみようかな!と思いますよね。

そんな全肯定ツッコミを子育てに当てはめてみた時の効果や影響をご紹介します。

子育て中に全肯定ツッコミを当てはめてみる

子育て中につい怒ってしまいたくなる時や、うまくいかずに落ち込んでしまいそうな時に、ぺこぱの全肯定ツッコミを当てはめてみましょう。

ぺこぱ風に置き換えるとどんな感じになるかな…と考えることで、イライラしている気持ちが一旦落ち着いたり、子どもの目線で考えてみる必要があるので、今までよりも視野が広がります。

おむつ交換編

おむつ交換は1日のうちに何度もしますよね。

おむつのサイズが上がっていけば、おむつ1枚あたりの値段も上がって、意外とおむつ代がかかります。

だからといっておむつ交換を控えてしまうと、おむつかぶれになってしまうこともあるので、おむつをケチるわけにもいきませんよね。

それなのに、おむつを替えた直後にうんちをされてしまうと「今おむつ替えたばっかりなのに〜!」なんて思ってしまいます。

トイレトレーニングをしている時なんかは余計に「うんち出るなら教えてって言ってるでしょ!!」なんて怒ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな場面でぺこぱの全肯定ツッコミに置き換えてみると、

「おむつ替えたばっかり…いや!うんちが出ないよりいい!!うんちが出るのは健康な証拠だ!!」

「大人になってもおむつのままの子なんていない、いつかはおむつも卒業できるさ!」

と、変換することができます。

こんな風にツッコミを入れてみると、意外と笑えてきたりするんです。

心の中でツッコミをいれるよりも、口に出した方が効果があるので、あなたも思い切って声に出してみてくださいね。

離乳食編

離乳食を食べさせるのって想像以上に大変ですよね?

大人しく食べてくれることは少なく、食べながら手を口に入れて、その手でいろんなところを触りまくる。

おかげで顔中ご飯まみれ、髪の毛にもご飯が絡まってる…なんてことありますよね。

「そんな手で触っちゃダメ〜!」

と、注意してしまいがちですが、子どもは何がダメなのかなんて理解していないので、やめてはくれません。

思わずため息をつきたくなるところですが、ぺこぱ風に置き換えると

「今はその手で触ってもいいだろう。そうやって汚れてしまうことを学んでいるんだ」

こんな風に考えると、

まあ、今は仕方ないかと思えるのではないでしょうか。

他にも、離乳食の入った器をひっくり返されてしまった時も

「もう!全部こぼれちゃったじゃない!」

と怒ってしまうところを、

「少しでも食べてくれたならそれでいい。こうやって落としたらこぼれて、食べられなくなってしまうことを学習するんだ」

と置き換えると、たしかに落としたらダメなこともわかってないからな…と思いますよね。

他にも、

「床に散らばったおかげで、最近できてなかった床掃除をするきっかけになった〜」

なんてポジティブに考えるようになったというママもいました。

これくらい開き直ってしまえると、面白いかもしれませんね。

着替え編

「着替えたくない!」

「その服は着たくない!」

と、言うことを聞いてくれず、保育園や幼稚園に行く時間が迫ってきて早く着替えてよ!とイライラしてしまうこともありますよね。

そんな時にぺこぱ風に置き換えると

「着替えたくない日もあるだろう。パジャマのままでも元気でいてくれたらそれでいい。」

実際に私の友人は着替えたくないと聞かない子どもを、パジャマのまま保育園に連れて行きました。

保育園の先生はこうした子どもの対応をよく知っているので、事情を説明したらすぐにわかってくれたそうです。

着替えを先生に渡して帰ったところ、周りの友達がみんな着替えてきているので自分から着替えると言って着替えたようでした。

子どもながらに自分自身で着替えた方がいいんだな!と考えたんでしょうね。

命の危険さえ回避していれば、ある程度のことは「まあいいか」とポジティブに考えて、

子どもに任せてしまうことも必要なのかもしれません。

ママの行動編

子どもの行動に対してだけでなく、ママの行動に対してもぺこぱ風ツッコミを当てはめていきます。

「今日も怒りすぎちゃった…。どうして私はすぐに怒っちゃうんだろう。ダメだなぁ」

なんて、反省してしまうことありませんか?

それもぺこぱ風に置き換えると

「ママだって人間なんだから、怒りすぎちゃうことだってあるさ。自分を責めずにまた明日子どもと一緒に笑って過ごせばいいさ。」

と、ママだって完璧な人間じゃないんだから責める必要はない!とポジティブに考えるようにできますよね。

他にも、育児疲れで暴飲暴食してしまったママに対して、

「ストレス溜まってドカ食い…ではない、疲れた心に栄養を与えているんだ。」

なんて言い換えて、罪悪感を軽くするママもいるようです。

ちょっと笑えて、疲れが軽くなりそうですね。

こんな風に、ついついネガティブに考えがちな思考も、意識的にぺこぱ風に置き換えることで、いつもと違った視点から考えることができます。

この方法で全てのイライラや悩みが解決するわけではありませんが、

狭くなっていた視野が広がって、「うまくいかない…」と悩んでいたことが、そこまで深刻ではないかもしれないと思えたりします。

慣れてくると、自然に肯定的に考えることができるようになるので、

毎日子育てをしている自分のことを毎日頑張ってえらいな〜!なんて、自分で褒められるようになってきますよ。

子どもの成長への効果

全肯定ツッコミは、子どもの成長にも良い影響をもたらします。

具体的にどんな効果があるのかをご紹介します。

自立心を育てる

「そんなことしちゃダメでしょ!」

「もっとこうしなきゃダメでしょ!」

「ちゃんとしなさい!」

と否定されて育った子どもは、普段から自分の行動や考えを否定されてしまうので、

相手を怒らせないようにしようと考えるようになってしまいます。

そのため、自分で考えて行動するのではなく、相手の言う通りに行動しようと考えます。

その結果、自分で試行錯誤して何かをすることがなくなり、主体性を失ってしまいます。

言われた通りにするだけなので、達成感や満足感もなくなり、次第にやる気も、責任感も失ってしまうのです…。

しかし、肯定的に言われて育った子どもは自己肯定も育てることができるので、失敗を恐れずいろんなことに挑戦しようとします。

先程の離乳食編で紹介したぺこぱ風ツッコミの「今はその手で触ってもいいだろう。そうやって汚れてしまうことを学んでいるんだ」で例えると、

実際に汚れた手で自分の顔や髪を触ることで、汚れると気持ちが悪いことや、汚れたら洗う、拭くと綺麗になるということを学べます。

他にも、パジャマからの着替えも自分で周りの様子から着替えた方がいいと気付くことができましたよね。

こうしてママが何でも教えてしまうのではなく、自分で気づいて、どうしたらいいのかを考える時間を与えることが必要です。

ぺこぱのツッコミは、ママが先回りしてやってあげたい気持ちを一旦ストップさせる効果もあるので、結果として主体性や自立心を育てることに繋がるのです。

自分や相手を大切にするようになる

自分の気持ちを受け入れてもらって育った子どもは、自分は価値のある人間なんだ!と感じるようになります。

“受け入れてもらった=愛情を受けて育った”とも実感できるので、自分自身も周りに愛情を持って接するようになるんです。

例えば、「着替えたくない日もあるだろう。パジャマのままでも元気でいてくれたらそれでいい。」は、

子どもの気持ちを否定せず、ありのままを受け入れています。

子どもは自分の気持ちを尊重してもらえるので、大切にされていると実感することができますよね。

そして、自分がされたように相手の気持ちも尊重することが自然とできるようになります。

他にも、ママは普段思うようにできないストレスが溜まり、育児に自信が持てないことが多いです。

「ストレス溜まってドカ食い…ではない、疲れた心に栄養を与えているんだ。」と、自分自身にもぺこぱのツッコミで、

否定せずに認めることで、必要以上に落ち込むことがなくなります。

それはママに気持ちの余裕ができることにも繋がるので、些細なことでイライラしづらくなり、おおらかに子どもに接することができますよ。

ママがおおらかだと、ママを真似て子どももおおらかに育ってくれるかもしれませんよね。

まとめ

ぺこぱの漫才に習う全肯定ツッコミ育児の考え方と、それによる子どもへのメリットをご紹介しました。

ママの声かけ次第で子どもの自立や主体性にも繋がるのであれば、試してみたいですよね。

いきなり全肯定は難しい…と思うかもしれません。

まずは小さなこのから肯定していくクセをつけていくことで、自然と肯定的に受け止めることができるのではないでしょうか。

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