超お手軽!育児ストレス解消グッズ!秘訣は五感の心地よさにあった
自分のことは、いつでも後回しで、リラックスからは程遠い日々。
ストレス解消してみたいけど、家族も友達も忙しいし、出かける体力もないし、そもそも金欠気味だし・・・
以前の私はこんな状態で、ストレス解消法への興味や期待すら、抱けませんでした。
そんな中で、誰にも負担をかけず、お金もかからず、いつでもできることを模索していく中でたどり着いた
私が実践しているストレス解消法と、それに伴うグッズをご紹介します。
私に起きた育児ストレス
育児ストレスにもいろいろありますが、私の場合、もっとも大きかったのが、
自分をダメな母親と思ってしまう不安に押し潰されてしまうことでした。
一人目が生まれた最初の育休中は特に、子供と二人きりの閉じきった空間で、戸惑うことばかり。
育休を終えて復職してからも、仕事との両立は現実的に難しく、子供にちゃんとしてあげられていない不安、
仕事にもちゃんと向き合えない申し訳なさなどの気持ちが終始付きまとってしました。
「こんなに努力してるのに、どうしてダメなんだろう・・」
子供の泣き声を聞くたびに、自分が責められている気がして、母親としての自信を失くし、追い詰められていきました。
頭の中は、「あれやらなくちゃ、これもしなくちゃ・・」で溢れていて、
トイレにいくことすら忘れてしまうほど、自分の存在を追いやってしまう日々。
自分をいたわる余裕など、1mmもない状態で、心身ともにすり減っていた時、
友人に「ストレスをうまく逃していかないと、本当に病気になっちゃうよ」と言われ、ハッとしました。
「お母さんが病気になってしまったら、子供はなによりも悲しむでしょう?」
実際、彼女は育児ストレスの末、胃炎になってしまった経験があったので、どこか自分に重ねて心配してくれていたのかもしれません。
そこから「子供の世話をしている傍で、ストレスを逃がせる方法」を探ることを始めてみたのです。
ストレス解消法 – 外せない3つの条件とは?
ストレス解消に、とせっかく始めてみたのに、意外と難しかったり、
自分には合わなかったりして、かえってイライラが募ってしまったら、元も子もありません。
ここでは、ストレス解消法において外せないポイントを3つお話しします。
① 一人でできること
ストレス解消といえば、ひとり時間を少し満喫させてもらったり、どこか気晴らしに連れて行ってもらったり。
やっぱりそれが一番に思い浮かびますね。
我が家は、基本ワンオペ育児なのですが、週末など、できる時は、少しでも夫に子供をみてもらうようにしています。
特に2人目以降は、夫も協力的になってくれたのですが、一度、楽しみにしていた週末の予定を、夫の仕事の都合で、やむを得ずキャンセルしなければならなくなったことがありました。
日々、それを心の支えに頑張ってきた私は、その時怒りが爆発してしまい、
夫はもちろんのこと、子供にまですこし辛く当たってしまいました。
あまりにも自分が幼稚なことは分かっていたのですが、感情を止めることができなかったのです。
後日、冷静になってから、夫や誰かをストレス解消の当てにしてしまうのは、危険なのだな、と思いました。
ストレス解消においては、自分が必要な時に、マイペースで実行できること、これが大事なのだ、と実感したのです。
② お金がかからないこと
「いつも頑張ってるんだから、自分へのご褒美に・・」
独身時代には、そんな魅惑の言い訳をしながら、ちょっと高いお菓子や、洋服なんかをたまに買うのが、私のストレス解消でした。
でも結婚して、子供が産まれてみると、経済的に現実的になってしまって、あまり楽しめなくなってしまいました。
ストレスは毎日やってくるのに、ご褒美は毎日は買えないし・・・それに、いざ奮発してしまった後の罪悪感も、侮れないしなぁ。
もしもお金をかけずに、ストレスが解消できるなら、それはやっぱり魅力的ですよね。
③ 無理しなくていいこと
育児をしていると、肩や首は凝ってくるし、寝不足で頭は重いし、お腹の具合もなんだか安定しないしと、体の調子がどこかイマイチなことが多いですよね。
以前の私は、せっかく家族でお出掛けしても、頭痛に見舞われたり、ご飯が美味しく思えなかったりすることがあって、あまり楽しめないことが結構ありました。
家族に気づかれないように、我慢しながら頑張って楽しむ・・・これでは、ストレス解消どころか、かえって疲れてしまいますね。
ストレス解消が、同時に体の心地をよくしてくれるものであれば、無理なく気楽にできますね。
五感から心地よくさせる4つのストレス解消法
誰にも負担をかけず、お金もかからず、いつでもできる。
ここでは、そんな究極のストレス解消法を4点ご紹介します。
① レモン白湯
まずオススメなのが、レモン白湯です。
朝から疲れが抜けないまま、スタートする育児。
なんとか元気を注入しようと、つい甘いものを食べたり飲んだりしてしまいませんか?
その瞬間は本当に幸せなのですが、その後、だるくなったり、イライラしてしまったりして、
子供の言動や夫の些細な一言にも、必要以上に過敏になってしまう。
かつての私は、まさにそれに振り回される日々を送っていました。
そんな折、胃炎を克服した友人が勧めてくれたのが、このレモン白湯でした。
半信半疑で始めてみたところ、不思議に心が安定し、特に午前中はとても楽になりました。
ここで、簡単な作り方をご紹介します。
< レモン白湯の作り方 >
- 朝起きたら、コップ1杯分のお湯を沸かす。
- お湯が50度くらい(触ってちょっと熱いくらい)まで冷ます。
- レモン汁をティースプーン1杯いれる。
- ゆっくりちょびちょびと飲む。
ポイントは、
- 朝1番で飲むこと。
- 少し冷ますこと。
- ゴクゴク飲まないこと。
始めてみると、最初の1週間は「あぁお腹へったなぁ」と感じますが、2週間もすれば、心地よくなってきます。
以前に比べて、驚くほど心が落ち着いていることに気づくはずです。
お腹がちょっぴり空いている状態を保つ。
これが、イライラを増幅させないポイントです。
注意点として、授乳中のママの場合、お子さんがレモン汁へのアレルギーがないか、気を配る必要があります。
心配な場合は、レモンを抜いて、白湯として飲みましょう。
白湯だけでも、十分に体を和らげる効果につながります。
また、どうしてもお腹がすいてたまらなくなってしまったら、もちろん、無理せずに好きなものを少し食べましょう。
毎日やらなきゃ!とあまり気負わずに、自分のできるペースでやってみることが大切です。
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② ろうそく
私は、我が子が小さかった頃、どうしても寝付いてくれない夜中などに、ろうそくを使っていました。
ろうそくをつけて、部屋の明かりを消して、「ハッピーバースデーごっこ」をする。
小声でバースデーソングを歌ってあげ、子供と一緒にろうそくを吹き消して、「おめでとう!もう○○歳だね〜。」と抱きしめる。
ろうそくの独特の灯りに癒されるのと、吹き消すので疲れてくるのとで、何度かやっているうちに、ほんわりと眠りについてくれることが多く、助かっていました。
私自身も、光の揺らぎや影を眺めているうちに、現実の世界から引き離されて、とても気持ちが落ち着くので、「この子といられて、幸せだなぁ」と、ふと感じることがよくありました。
気持ちが高ぶって眠れない夜などには、とてもおすすめの方法です。
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③ ふわふわのもの
ペットを飼っている場合なら、きっと体験済みかと思いますが、とにかくふわふわに触って癒される、ということです。
ぽやんとしたお腹でも、やわらかい胸の毛でも、耳の後ろでも、大好きなところを撫でる。
撫でることで、高まった緊張感を解いたり、気持ちを沈めたりすることができます。
動物が家にいない場合は、触り心地がふわふわな毛布やぬいぐるみなど、大好きな質感のものを触るといいです。
私は寝る前に、子供の小さなふわふわ毛布に顔を埋めるのが、1日の終わりの楽しみでした。
④ 子供にたくさん触る
ちょっとグッズからは外れてしまいますが、子供の匂いをクンクン嗅ぐことも、外しがたいストレス解消法です。
子供を膝に乗せて、すべすべのほっぺに頬ズリをしたり、頭や首筋のにおいを嗅いだりすると、「あぁ、やっぱりかわいいなぁ・・」という感情が溢れてきますね。
大変なことばかりの子育てですが、同時に「可愛い」と思えることも事実。
子供にたくさん触れることで、そのポジティブな感情を呼び起こすことができます。
まとめ
日々やってくる様々なストレス。
撃退まではできなくても、うまく逃していく方法はあります。
- レモン白湯
- ろうそく
- ふわふわのもの
- 子供にたくさん触る
「あ! これ気持ちいいかも!」がみつかったなら、ぜひマイペースで続けてみてください。
自分の「気持ちいい感覚」をたぐっていくと、いつの間にか、お子さんの心地よさにも辿り着いているかもしれません。