赤ちゃんの育児で睡眠不足がひどい!この辛い日々はいつまで続く?
赤ちゃんが生まれて育児がスタートすると、ママは睡眠不足になりますよね。
体には出産のダメージが残っているし、なかなか眠れないしで、とても辛い時期ですよね…。
眠れない日が続くと、ちょっとしたことでイライラするようになってしまいます。
この辛い睡眠不足はいつまで続くのでしょうか?
対策も一緒に見てみましょう。
睡眠不足はいつまで続く?
睡眠は身体や脳の疲れを取り、回復させるために必要不可欠なものです。
睡眠不足が続くと、疲れがたまり、少し思うようにならないことがあるだけで、イライラしてしまいますよね。
疲れがたまると注意力が低下し、赤ちゃんに危険が及ぶかもしれませんし、睡眠不足は産後うつを引き起こす一つの要因だともいわれています。
この辛い睡眠不足はいつまで続くのでしょうか?
今は先が見えず、不安を感じているかもしれません。
でも、いつか終わりがやってくるものですよ。
睡眠不足に関しては、2段階で楽になっていくようです。
3ヶ月で赤ちゃんのリズムが整い始める
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別がついていません。
ですので、ママが寝たい夜に、目が冴えてご機嫌になる子も多くいます。
また、3時間おきくらいに授乳をしたり、おむつを替えたりと、頻繁にお世話をしなければいけません。
それが、3か月を過ぎると、赤ちゃんに昼夜の区別がつくようになり、ママが寝たい時間に一緒に寝るようになってくれるようになります。
授乳も、4~5時間の間隔があく子も出てきます。
私の子供も2人とも、3ヶ月頃になると急に夜寝る時間が安定してきて、驚いた記憶があります。
ただ、子供にもより、必ず3ヶ月で生活のリズムが安定する、と言う訳ではないので注意が必要です。
卒乳・断乳で夜間授乳の必要がなくなる
これも子供によりますが、1歳を過ぎると夜間の授乳が少なくなってきます。
そして、卒乳・断乳を迎えると、夜間授乳が必要なくなり、ママも夜通し眠れることが増えるようです。
卒乳とは、子供が自然に授乳を欲しなくなることで、断乳とは、ママのタイミングで授乳を辞めることです。
断乳の場合、ママが辞めたくても、子供が欲しがってなかなかできないこともありますので、辞めるには根気が必要かもしれません。
ただ、その先に夜通し眠れる夜が待っているとなると、断乳を試す価値はありますね!
世間のママはどうだった?
世間のママは、いつ頃まで睡眠不足を感じていたのでしょうか?
口コミサイトには、このような投稿がされています。
1歳くらいになれば、離乳食も始まり、生活のリズムがだいだい決まってきます
←っていうか、まわりの大人がリズムをしっかり作ってあげましょうね。
午前中にたくさん遊ばせて、お昼から2時間くらいお昼寝。
夜は早く8時前くらいから就寝するようになれば、お母さんもゆっくり寝れるようになります。
夜泣きは、お子さんそれぞれなので、無くなるとは一概に言えませんが、目安は1歳です!
出典:Yahoo!知恵袋
何がきっかけか分からないのですが1歳4ヶ月の時、急に夜泣きもなくなり卒乳してしまった。
仲の良いママ友の子も同じ位で卒乳&夜泣きがなくなった!!
私達は未だに何がきっかけなのか分かりません。
今思うとだんだん運動量が増えたのと母乳以外の水分もとるようになって食も増えたからかなぁ。
出典:OKWAVE
やはり、睡眠不足が楽になるのは1歳くらいが目安のようです。
理由としては、卒乳・断乳もありますし、その頃夜泣きがなくなる子が多いようです。
歩けるようになる子も多いので、運動量が増えて夜ぐっすり眠れるようになるのかもしれませんね。
睡眠不足を楽にするには?
睡眠不足を、少しでも楽にする方法はあるのでしょうか。
対策を見ていきましょう。
赤ちゃんと一緒に寝る
赤ちゃんが寝たタイミングで一緒に寝てしまいましょう。
細切れ睡眠にはなりますが、それだけでもずいぶん楽になります。
赤ちゃんが寝ている間に、たまった家事をこなしたいと思うかもしれません。
でも、睡眠不足ではなかなか効率が上がりませんよね。
なので、家事を後回しにして、体の回復を優先させましょう。
赤ちゃんの寝るタイミングと合うのであれば、昼食後のお昼寝が効果的です。
人間はもともと12~14時、0時~2時に眠くなるようになっていて、その時間に寝るのが生体のリズムに合っているそうです。
横になる時間が取れないようなら、座って目を閉じるだけでも効果がありますよ。
家事に時間をかけない
赤ちゃんのお世話ばかりで、家事が気になるところかもしれませんが、今は赤ちゃん優先!
家事は後回しで大丈夫です。
とはいっても、全然やらないという訳にはいかないので、時間をかけずに終わらせてしまいましょう。
食事に関しては、冷凍食品や宅配を利用すると時短になります。
洗濯物は洗って干して取り込むだけ、畳まずに人ごとにまとめて置いておくという方法も取れます。
この際、時短家電を買ってしまうのもいいですね!
授乳をミルクに変える
これは母乳育児をしている人向けですが、赤ちゃんに寝てほしい時間の前の授乳をミルクにすると、しっかり寝てくれることもあります。
というのも、母乳よりもミルクの方が腹持ちがいいからです。
例えば、夜寝る前の授乳をミルクに変えると、赤ちゃんがまとめて寝てくれるようになり、ママもその分寝れるようになるかもしれません。
ミルク育児に関して、こちらの記事も参考にどうぞ。
ミルク育児に必要な知識とアイテムは?不安解消で育児を楽しく!
家族に協力をお願いする
そもそも、昼夜を問わず3時間ごとにお世話が必要な育児と家事を、ママひとりでこなそうと思うのが無理な話です。
パパにも協力を頼みましょう。
そうはいっても、パパに仕事がある場合、なかなか家事育児の時間が取れないかもしれません。
仕事に行く前や、寝る前のミルクとおむつ替えをパパの担当にするだけでも、ママの休める時間ができますよ。
パパが休みの日には、育児をお任せするのもいいですね!
また、両親が近くにいるようなら、昼間のお世話を代わってもらえるよう、頼んでみるのもいいかもしれません。
外部サポートを利用する
家族に家事育児のお願いができず、ママの負担が軽減されないようなら、外部サポートを利用するのも一つの方法です。
ベビーシッターや家事代行サービス、自治体のファミリーサポートを調べてみましょう。
利用するには登録が必要ですが、子供を見てもらっている間にママが休めたり、家事をしなくてすんだりします。
自治体のファミリーサポートは、民間のサービスよりも安い料金で利用できるので助かりますよ!
子供を寝かしつける方法は?
少しでも睡眠を取りたいけど、子供が寝てくれないと、ママは寝られませんよね。
子供を寝かしつける方法として、添い寝をしてトントンをしたり寝たふりをしたりはよくすると思います。
他にも、寝るときに決まった音楽を流すという方法もあります。
保育園でも、お昼寝の時間にオルゴールの音楽などをかけているところは多いようですよ。
「この音楽が鳴ったら寝る時間」という儀式のようなものですね。
また、眠れるようになるツボのマッサージをするのも効果があるようです。
かかとや、親指と人差し指の骨が合わさるところのくぼみあたり、手首や足首などに入眠のツボがあるので、
ベビーオイルなどをつけてやさしくマッサージしてあげましょう。
友人の子供も、赤ちゃんの時に足首をマッサージするとすぐ寝ていたと言っていました。
赤ちゃんが心地よくなるようなことを見つけて、寝かせてあげられるといいですね。
まとめ
赤ちゃんが小さいうちは、頻繁なお世話が必要で、ママは睡眠不足になってしまいますよね。
眠れない日が続くと、イライラしやすくなったり、注意力が低下したりと、よくない影響が出てきてしまいます。
ですが、いつまでも睡眠不足の状態が続くわけではありません。
3ヶ月頃に赤ちゃんの昼夜のリズムが整いだし、1歳頃の卒乳・断乳のタイミングで夜間授乳が必要なくなります。
その頃には、ママも夜通し眠れるようになります。
睡眠不足で辛いときは、赤ちゃんと一緒に昼寝をしたり、パパにお世話を代わってもらったりして乗り切りましょう。
上手に睡眠を取りながら、赤ちゃんのお世話ができるといいですね!
育児中の睡眠不足に関しては、こちらの記事もご覧ください。