育児ストレスは1歳がピーク?ママが感じるストレス三大要因も紹介!
育児中にストレスが溜まり、
「私って育児に向いてないのかな・・・」
と思ったことはありませんか?
特に子どもが1歳頃になると、
- 自分の足で歩けるため、目が話せない
- なぜか泣きわめく
ということも増えて、大変ですよね。
実際、子どもが1歳過ぎたくらいが一番ストレスを感じたというママも多くいるくらいです。
今回は、1歳児のママがストレスを感じる原因や対策などをお伝えします。
さらに、簡単にできるストレス対策も紹介しているので、試してみてください。
あなたが育児でストレスを感じるのは決して特別なことではありません。
そのため、この記事を読めば育児によるストレスで自信をなくす必要がないと実感できると思いますよ。
ママがストレスを感じる原因と対策
育児中は様々なことでストレスを感じやすいですよね。
しかし、ストレスを感じてもつい我慢してしまい、ママ自身が限界ギリギリになってしまうことも多いんです。
そうならないためにも、ママがどのようなことにストレスを感じやすいか、把握しておくことも大切です。
育児でママがストレスを感じる原因として、
- 子どもが癇癪を起こす
- 自分の時間がない
- パパの協力がない
この3つがよく挙げられます。
これからそれぞれの原因を詳しく解説し、どのような対策を取ればいいかお伝えしていきますね。
癇癪(かんしゃく)を起こす
子どもに急に「ギャー!!」と泣き叫ばれると、ママは本当にしんどくなりますよね。
1歳児を育児中のママを最も悩ませるものが「癇癪(かんしゃく)」だと思います。
癇癪とは、大声で泣き叫けんだり、奇声を発したりするなどの興奮を伴う混乱状態のことを指します。
子どもは気持ちのコントロールができない時に癇癪を起こします。
1歳を過ぎると癇癪を起こす理由
癇癪を起こす原因は、記憶力の発達と主体性の高まりです。
1歳を過ぎると、過去のことも詳細に覚えるようになるなど、記憶力が増します。
また、自分でやりたいことが増えて、それを実行しようとするなど、主体性もどんどん高まっていきます。
例えば、先週ママとクレヨンで遊んだ子どもは、クレヨンを見つけるとその記憶がよみがえり、クレヨンで遊ぼうとします。
しかし、その時はママが忙しく一緒に遊んであげられません。
そのため、ママがクレヨンを子どもから遠ざけると、「クレヨンで遊びたい」という子どもの意思が阻害されて、子どもは癇癪を起こすことがあります。
この場面での癇癪は、「前に遊んで楽しかった」ことを記憶しており、「また遊びたい」という感情が芽生えて、主体的に行動に移そうとした結果です。
ですから、癇癪を起こすのは記憶力の発達や主体性の高まりなど、その子が成長している証なんですよね。
癇癪を起こした場合の対策
癇癪を起こす理由がわかったとはいえ、子どもが急に癇癪を起こすとママはパニックになりますよね。
そうなった場合、まずは子どもが何を不満に感じているのか観察してみましょう。
そして、ご飯をあげたり、寝かそうとしたり、遊んであげたりなど、できるだけ不満を取り除いてあげてください。
とはいえ、どんなに考えても、子どもが何に不満を感じているのかわからないことも多々あります。
「何に対して泣いているの!?」と訳がわからなくなりますが、それって普通のことなんです。
なぜなら、言葉を話すことができない1歳児の感情を100%理解することは不可能に近いからです。
そんな時は、背中をトントンと優しく叩きながら抱っこをして、別の場所に移動してみましょう。
環境が変われば気持ちが変わり、落ち着くこともあります。
また、余裕があれば、「○○で遊びたかったのかな」「ご飯食べたら、遊ぼうね」など、抱っこをしながら優しく語りかけてあげてください。
ママの言葉を全て理解することは難しいですが、子どもの気持ちを代弁してあげることで、子どもの感情に変化が表れることもありますよ。
自分の時間がない
ハイハイやつかまり立ちなど、寝返り以外のことができるようになった頃から、ママは日中の自分の時間も取りにくくなりますよね。
この頃からママは徐々に子どもから目を離せなくなり、ストレスをより感じやすくなったのではないでしょうか。
そして1歳を過ぎると、自分の足で立つようになるため、ストレスは倍増します。
フラフラ〜っと立つようになると、頭から転ばないか心配になりますし、
しっかり立って歩けるようになると、棚の上のオモチャなどを落とすようになって、本当に目が一瞬も離せないですよね。
1歳児のママは常に子どもから目が離せないため、四六時中、気を張ってしまっているんです。
時間を確保するための対策
私が実際にやったことは、
- 実家の両親に頼る
- 義理の両親に頼る
- 子ども・子育て支援新制度を活用する
というように、とにかく色んな人やサービスに頼ることをしました。
私は実家が近いので、しんどくなったらいつも実家に行っていました。
子どもが1歳の頃は少し不安だったので、子どもを預けてお出かけすることはありませんでしたが、
遊んでくれたり、お昼ごはんを作ってくれたりするので、本当に助かりました。
また、少しハードルは高いですが、たまにはパパの実家にお邪魔するのもありかなと思います。
人は頼られると嬉しいものですし、何より自分の孫はかわいいので、喜んでもらえると思いますよ。
私も「お義母さんがいてくれて、本当に助かりました」と伝えると、「いつでもおいで」と笑顔で言ってくれました。
良好な関係を築くと色々な面で支援してくれますし、可能であれば義理の両親に頼るのもオススメです。
また、子ども・子育て支援新制度の活用も検討してみましょう。
子ども・子育て支援新制度とは、幼児期の学校教育や保育支援の向上を目的として平成27年から開始された制度です。
市町村が実施主体の制度であり、住んでいる地域によってサービスも異なるので、「〇〇市 子育て支援サービス」などと検索してみてください。
条件によっては、無償で子どもの一時預かりをしてもらえますよ。
パパの協力がない
夫婦間でママがストレスや不満を感じる原因の一つは、自分だけが大変な思いをしていると感じることです。
例えば、子どもが癇癪を起こして泣き叫んでいて、
- ママが子どもを抱っこしていて、パパが晩ごはんを作ってくれている
- ママが子どもを抱っこしていて、パパはスマホをつついている
という場面を想像してみてください。
明らかに後者の方がストレスを感じやすいですよね。
ママ自身は子どもを抱っこしている事実に変わりはありませんが、その時パパが何をしているかで、ママがストレスを感じるかどうかが変わってきます。
近年変わりつつありますが、日本はまだまだ育児は女性がするものだという考えが根強く残っています。
育児を「協力する」というより、「手伝う」というスタンスのパパもまだまだたくさんいるのではないでしょうか。
また、子どもの面倒をよく見てくれるパパであっても、「手伝う」というスタンスが垣間見えると、ママはストレスを感じてしまいますよね。
パパの協力がない場合の対策
パパが育児に協力的でないと、本当にストレスですよね。
とはいえ、注意しても口喧嘩になるし、黙っていてもパパは動かないので、どうすればいいのか悩むところです。
そんな中、私はとにかく感謝を伝えることをしていました。
「いつも子どもを抱っこしてくれてありがとう」
「仕事で疲れているのに、子どもと遊んでくれるなんて〇〇くんは最高のパパだよね」
こうやって、感謝を伝えると、パパも気持ちよくなって自分から育児をしてくれるようになりました。
「育児は女性がするものだ」という社会の風潮を変えることは難しいですが、少しの言葉がけでパパの行動は変わっていきます。
ママ自身が心に余裕を持って子どもに接するためにも、できるだけパートナーには協力してもらいましょう。
日常のストレス対策で気分爽快
癇癪を起こすなどのストレスを感じる原因やその対策をお伝えしてきましたが、
それでもストレスは溜まってしまいますよね。
ここからは、普段からできるストレスを軽減させる方法を紹介します。
どれも短時間で手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
公園を散歩する
自然に触れながら運動することはストレスを解消する上でとても効果的です。
自然に触れながら運動すると、5分程度で気分が上向きになるとともに、自己肯定感の向上が見られることがわかっています。
要するに、気分の落ち込みを改善してくれたり、失った自己肯定感を取り戻す手助けをしてくれたりするとのことです。
自然といっても、近くの公園で十分ですし、運動といっても散歩程度で大丈夫です。
もし、近くに公園がない場合は、道を散歩しながら空や木を見るなど少しでも自然を感じてみてください。
時間も5分程度でいいですし、かなり手軽にできますよ。
「自分にあっているなと思えば、続けてみる」くらいの楽な気持ちで、まずは試してみましょう。
読書をする
読書をすることで、気持ちを落ち着かせることができます。
具体的には、読書をして本の内容に共感することで、リラックスしてストレスが軽減していくと言われています。
また、共感することが大切なので、できればビジネス本よりも小説がオススメです。
読書をする時間は5分から10分程度でいいですので、かなり手軽にできます。
ただ、5分という短時間でも本を読む時間が取れない場合もありますよね。
そんな時は、YouTubeで「小説 要約」と検索してみてください。
小説を要約しているチャンネルがたくさんあるので、子どもを抱っこしながら耳で聞くだけでも、小説の内容が理解できますよ。
好きな音楽を聴く
音楽を聴くことがストレス対策にいいことは、何となくイメージがつくと思いますが、実は科学的にも証明されていることです。
具体的には、好きな音楽を聴くと、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少して、快楽物質であるドーパミンが増加すると言われています。
私の場合、気分転換したいなと思った際は、子どもを抱っこしながら、片方だけワイヤレスイアホンで好きな音楽を聴いていました。
加えて、聴くだけでなく、歌うこともストレス解消に効果があります。
歌うことで、満足感や幸福感を感じやすくなるとされており、心身の安定にプラスの効果をもたらします。
さらには、ストレスを溜めすぎると緊張感から表情が固くなってしまいがちですが、
歌うことで、顔の筋肉をより一層動かすことができるため、自然と緊張がほぐれます。
このように、音楽を聴いたり、歌ったりすることは、ストレス対策に良い影響を与えてくれます。
おしゃべりをする
おしゃべりをすると楽しいし、気分もよくなりますよね。
特に女性の場合は男性と比べて、よくおしゃべりをするイメージがありますよね。
実はある研究によると、男性は1日に発する単語数は平均7000語に対して、女性の場合は約3倍の平均20000語だそうです。
おしゃべりは女性にとって、本当に大切なことなんですよね。
また女性のおしゃべりはストレスの解消にも繋がっているみたいです。
さらには、おしゃべりしながら、悩みや不満をはきだすことで、より一層ストレスを解消することができます。
悩みや不満を吐き出すことで、物事を客観的に見れたり、自分の中で整理できたりするので、ストレス解消にはもってこいです。
ただ、今はコロナ禍ですし、気軽に人と会っておしゃべりすることが難しいですよね。
そんなときはサイトを利用して、育児の悩みや不満を思いっきりはきだしてみましょう。
こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね。
育児の悩みをはきだしたい!気軽に相談できるおすすめのサイト4選
育児の悩みをはきだしたいときに利用したいおすすめのサイトを4つご紹介していますので。
リフレッシュグッズを活用する
たまには気分転換に外出してストレスを発散したいと思っても、家事や育児で忙しいママは子どもが小さいと外出も簡単ではないですよね。
そんな時には、自宅でストレスを発散できる、リフレッシュグッズをオススメします。
こちらの記事では、オススメのマッサージグッズや入浴グッズを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
お疲れママの育児生活がちょっと楽しくなる!おすすめリフレッシュグッズを紹介します
自宅にいながら簡単にリフレッシュできるグッズを紹介しているので、予算に合ったお気に入りのものを探してみてくださいね。
まとめ
育児中のママならば、
- 子どもが癇癪を起こす
- 自分の時間がない
- パパの協力がない
など、色々な場面でストレスを感じますよね。
そして、ストレスが蓄積していくと、「このまま育児を続けられるのか」「自分が間違っているのか」と不安になり、育児に対する自信を失ってしまいます。
そうならないためにも、
- 公園を散歩する
- 読書をする
- 音楽を聴く
- おしゃべりをする
- リスレッシュグッズを活用する
ということを、試してみてくださいね。
ママが精神的に余裕ができると、
「癇癪を起こしはじめたのは、大きくなっている証なんだな」
などと、子どもの成長をより楽しめると思いますよ。
だたし、自分のメンタルをコントロールして解決しようとすることも大切ですが、自分だけで解決しようとしないでください。
少しでもしんどくなったら、記事に書いてあるとおり、できるだけ色んな人に頼りましょうね。