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共働き家庭の家事育児の分担は表で管理する!メリットと作り方は?

やなかゆう
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共働きをしているのに、ママばかり家事育児をしていると、パパへの不満が募っていきますよね。

パパに「もっと家事育児に参加してほしい」と訴えても、なかなか状況は変わらないことも…。

そこで、家事育児の分担を話し合う材料として、家事育児分担表を作ってみましょう。

家事育児分担表を作るメリットや、作り方のコツを紹介します!

家事育児分担表を作るメリット

共働きが始まる前に、ママとパパの間で家事育児の分担を話し合っているとは思います。

ですが、分担を漠然としか決めていないと、どうしてもママに負担がかかりがちです。

ママも仕事をしているのに、不公平と感じてしまいますよね。

そこで活用したいのが、家事育児分担表です。

家事育児分担表を作ると、お互いの家事育児を「見える化」することができます

家事育児の「見える化」ができると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

家事の全体量が分かる

「家事」「育児」と一言で言っても、いろいろなものがありますよね。

掃除、洗濯、料理という言葉で表せないものも多いです。

いわゆる、「名前のない家事」と言われているものです。

例えば、食事の支度をするだけでも、以下のような工程があります。

  • 献立を決める
  • 買い物をする
  • 料理を作る
  • テーブルを拭く
  • お皿や箸などを準備する

子供の年齢によっては、これに離乳食作りが加わりますね。

この中で、パパが「家事」だと認識しているものはどれでしょうか

もしかすると、「料理を作る」ことだけしか食事の支度と思っていない可能性もあります。

それが、家事育児分担表を作ることで、食事の支度に具体的にどのような工程があるか明確になります

パパに家事育児の全体量を把握してもらうことは、これから分担の話し合いをするための第一歩です!

担当している家事育児が明確になる

パパに何度も「もっと家事育児をしてほしい」と訴えても、その気になってもらえないのは、

パパが家事育児をしているつもりになっているのかもしれません。

大和ハウスの共働き夫婦の「家事」に関する意識調査では、

共働き夫婦の家事負担の割合は、ママの認識では、「夫1割:妻9割」が37.3%と最も多くなっています。

対して、パパの認識は「夫3割:妻7割」が27.0%とトップで、

ママが思っているよりも「自分はやってる」と思うパパが多いという結果でした。

分担表を作ると、家事全体の中でパパがどれだけ担当しているか明確になり、「もっと家事育児をしてほしい」という根拠がはっきりしますね。

反対に、ママが思っているよりも、パパが家事育児を頑張っているということが分かるかもしれません。

どちらにしろ、現状の把握をすることは大切です。

パパの家事育児参加については、こちらの記事もご覧ください。

ちょっとは育児に協力してよ!!イライラする夫の行動とその対処法について

分担表のつくり方のコツは?

では、どうやって家事育児分担表を作ればいいのでしょうか。

うまく作るコツを見てみましょう。

家事育児を細かく書き出す

家事育児の分担がうまくできない原因のひとつとして、どんなものがあるか夫婦で共有できていないことが挙げられます。

普段家事育児をやっている人とやっていない人との、認識の違いがあるのです。

例えば、洗濯を見てみましょう。

普段の衣類やタオルなどの洗濯は、容易に思い浮かびますね。

洗濯物は他にも、ベッドシーツ、枕カバー、お風呂の足拭きマットなど、たくさんあります。

工程としても、洗濯物を集める、洗濯機をまわす、干す、取り込む、畳む、アイロン掛け、片付けと、いくつもあります。

家事育児分担表を作るときは、単に「洗濯」と書くのではなく、思いつく限り細かくリストアップしましょう。

これにより、ママとパパの家事の内容の認識のズレも解消されるはずです。

タイミング、頻度を決める

家事育児のリストアップができたら、その家事育児を行う時間帯と頻度を分けましょう。

朝昼夜、毎日、週1回、月1回という形です。

ママは「朝、毎日」と思っている家事育児でも、パパは「寝る前、週2回」と思っているかもしれません。

家事育児をするタイミングの擦り合わせや、生活パターンによっての分担がしやすくなります。

パパが夜遅くまで仕事をしているのであれば、平日夜の家事育児はママが担当し、パパは平日朝や週末の担当になるという具合です。

得意な家事育児を担当する

人には、得手不得手があります。

それは、家事育児に対しても同じです。

不得意な家事育児を担当すると、気が進まず、なかなか取り組むことができないかもしれません。

そこで、得意なものや好きなことを担当できるように、話し合って振り分けていきましょう。

家事育児分担を成功させるポイント

家事育児分担表を作ったからといって、長続きしなければ意味がないですよね。

分担した家事育児をどのようにルーティンにしていくか、ポイントを挙げてみます。

お互いのやり方に文句は言わない

家事育児を分担したはいいものの、パパのやり方が気に入らないこともあると思います。

しかし、相手のやり方に文句を言うのはやめましょう

せっかくやる気になっているのに、モチベーションが下がってしまいます。

せっかく決めた家事育児の分担が、振り出しに戻ってしまうこともあり得ます。

もし、こうしてほしいというやり方があるなら、先に伝えておくか、優しくお願いしましょう。

感謝の気持ちを忘れない

家事育児を分担したからといって、「やって当然」と思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

やってもらった家事育児に対して、「ありがとう」と声を掛けるといいですね。

人から感謝されて、嫌な気持ちになる人はいません。

パパの家事育児をするモチベーションにも繋がるはずです。

完璧を目指さない

家事育児の分担を決めるときに、期限を決めることもあると思います。

ですが、期限が厳しすぎると負担が重くなり、続かなくなる可能性もあります。

時には、家事が予定通り進まないこともあります。

突発的な出来事があったり、疲れて何もしたくない日があったりするかもしれません。

そのようなことがないよう、期限は余裕を持って決めておくといいですね。

また、質についても、完璧にできていなくてもよしとする、心の余裕を持ちましょう。

少しくらい家事育児ができていなくても、自分や相手を責める気持ちがなくなるはずです。

時短家電の導入や外注も視野に入れる

家事育児を分担してやってみたはいいけれど、どうしても続かないということがあるかもしれません。

そのようなときは、時短家電を取り入れたり、外注することも考えましょう。

時短家電や外注は、ママとパパがしなくてはいけない家事自体を減らせます

育児をしながら仕事をして、家事まで全部やることは大変です。

単純に家事の負担を減らせるだけでなく、家族との時間やひとりの時間が作れ、空いた時間を有効に活用できます

お届けしたいのは「心」と「時間」のゆとりです【家事代行サービスキャットハンド】

また、育児をプロに任せるベビーシッターなどの利用を検討してみてもいいですね。

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家事育児分担表のおすすめテンプレート

家事育児分担表を一から作るのは、イメージが分からなかったり大変だったりしますよね。

そこで、おすすめのテンプレートを紹介します。

それぞれの家庭で、合っているものが見つかるといいですね。

AERAの家事育児100タスク表

AERAという雑誌で掲載された「共働きの家事育児100タスク表」です。

一般家庭で想定される家事育児のタスク100個が、朝、夕、不定期の3つに分類して表にまとめられています。

これを、自分の家庭に合わせて家事育児を追加して、アレンジしてみてはいかがでしょうか。

家事育児がリストアップできたら、ママとパパの担当ごとに色を塗っていきます。

配分を話し合って、できるだけバランスがとれるように決めていってください。

AERAの家事育児100タスク表

Officeの家事分担表

MicrosoftのOfficeテンプレートで公開されている分担表です。毎日書き込める分担表なので、曜日等によって状況が違う家庭で使いやすそうです。

子どもの習い事があったり、勤務形態が一定でなかったりする場合に、担当を変えて書き込めます

印刷もできるので、よく見えるところに貼り出しておくと、分かりやすいですね。

Officeの家事分担表

家事分担アプリ Yieto

Yietoという家事分担用のアプリがあります。

アプリを開くと、100を超える家事タスクが1つずつ表示されるので、そのタスクを誰が担当しているかを選別していきます。そうすると、現在の家事の分担の様子が分かるように色分けされた表ができます。

この表を見ながら、家事育児の配分を話し合ってみてください。

Yietoでは、お互いのタスクの進行状況をスマホで確認できたり、タスクの完了のお知らせを相手に知らせたりする機能が付いています

二人で一緒に家事をしている意識が持てますし、二人で競い合ってゲーム感覚で利用できるかもしれませんね。

Yieto:家事分担のモヤモヤを解消する
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開発元:株式会社フラップ
無料
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まとめ

家事育児分担表を作ることで、お互いの家事を行う意識が高まってきて、家事や育児がスムーズになってきます。

なるべく細かく家事育児を書きだして、タイミングも夫婦間で擦り合わせをしておくことが、家事育児分担表を作るときのポイントです。

担当が決まったら、モチベーション維持のため、相手のやり方には口を出さないようにしましょう。

家事育児分担表のテンプレートを参考にしながら分担を話し合い、納得のできる家事育児分担ができるといいですね。

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