育児費用はこんなにかかる!?0歳にかかる年間内訳と抑えるポイント
出産を終えて我が子を迎え、いざ始まる育児。
初めての育児はわからないことや、不安なことがたくさんありますよね。
そのなかの1つは、子供にかかるお金についてではないでしょうか。
年間どの程度子供に費用がかっていくのか、育児と同じで経験しないとわかりませんでした。
私は0〜1歳の1年間で50万円程度と想定していましたが、倍の100万円近くかかっていたことが後々わかり衝撃を受けました!
私の場合はどこを見落として、想定よりも費用が高くなってしまったのか、実際にかかった費用と比較してみることにしました。
今回は0〜1歳の1年間にかかる育児費用についてお話します。
また、育児費用を抑えるポイントについてもお教えしますね!
育児費用内訳
育児にかかる費用は具体的に何があるかカテゴリーごとにまとめました。
費目 | 具体例 |
生活用品費 | おむつ、おしりふき、お風呂、おもちゃ、絵本、寝具、子ども用家具など |
食費 | 粉ミルク、離乳食、おやつなど |
衣類・服飾雑貨費 | 肌着、普段着、寝間着、靴、よだれかけ、帽子、靴下など |
医療費 | 予防接種、検診、小児科・皮膚科・耳鼻科などの受診料、入院など |
お祝い行事関連費 | お宮参り、お食い初め、初節句、誕生日、記念日のスタジオ撮影など |
子供の保険・預金 | 学資保険、医療保険、預貯金など |
ベビー用品 | 抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシート、ハイローチェアなど |
カテゴリーごとにみる年間育児費用
先程のカテゴリーごとに、私が想定していた費用内訳と実際にかかった費用内訳を比べてみましょう。
生活用品費
項目 | 想定金額 | 実際の金額 |
おむつ | 3万5,000円(月3,000円) | 3万5,000円(月3,000円) |
おしりふき | 1,800円(月150円) | 6,000円(月500円) |
お風呂用品 | 1万円 | 1万円 |
おもちゃ・絵本 | 2万円 | 2万円 |
その他 | 1万円 | 5万円 |
合計 | 7万6,800円 | 13万1,000円 |
※その他は寝具、子供用の家具、歯ブラシなどの細かい生活用品
差額は実際の金額が+5万4,200円でした。
その他が大きく差が出ていますが内訳として、5ヶ月を過ぎると離乳食が始まります。
始めは抱っこで食べさせていましたが、腰も座り1人で座れるようになったので、追加でベビーチェアを購入しました。
我が家はダイニングテーブル用のハイチェアを購入しましたが、2〜4万円前後しました。
ほかには、子供の成長に合わせて寝具のスリーパー、夜間のおむつ漏れが目立ったので防水シーツを購入し5,000円ほど実際の費用の方が増えています。
食費
項目 | 想定金額 | 実際の金額 |
粉ミルク | 1万円 | 12万円 |
離乳食 | 1万円 | 2万円 |
おやつ | 5,000円 | 1万円 |
合計 | 2万5,000円 | 15万円 |
差額は+12万5,000円でした。
食費に関しては、粉ミルクを使用するかで費用に差が出ます。
産まれる前は、自然と母乳育児をするものだと思っていましたが、母乳量が足りずミルクを足すようになりました。
ミルクが必要かは出産後の母乳量で決まるので、事前に準備をしていませんでした。
ミルク育児って、粉ミルクだけじゃないんですよね!
粉ミルクの他にもこのようなものが必要になってきます。
- 哺乳瓶
- 3ヶ月に1回程度サイズを変える必要がある哺乳瓶の乳首
- 哺乳瓶の消毒ケース
- ミルクのお湯を保温しておく保温ポット
哺乳瓶や乳首はサイズを変更をしたり2本以上常備しておくことが多いです。
これらを含むと1万円以上追加で費用がかかりました。
完母の場合はほぼミルク代はかかりませんし、混合の場合はこの金額より少なめですね。
また離乳食に関しては、追加で7,000円のブレンダーを購入しました。
初期の頃は全てペースト状に調理が必要になりますが、手動で裏ごしするのはとても大変で時間がかかりました。
少しでも家事の時短をしたかったのですが、費用はかかったものの結果として購入してとても調理が楽になりました。
衣類・服飾雑貨費
項目 | 想定金額 | 実際の金額 |
普段着 | 2万円 | 3万円 |
肌着・寝間着 | 1万円 | 1万円 |
服飾雑貨 | 1万円 | 2万円 |
合計 | 4万円 | 6万円 |
※服飾雑貨はよだれかけ・靴・靴下・帽子など
差額は+2万円でした。
0歳のベビー服はワンシーズンごとにサイズアウトしていくので一式用意していくので、費用がかかります。
あとベビー服って、小さなサイズ感やデザインがとっても可愛いですよね!
私は上の子が女の子だったので、フリルやレースの可愛いベビー服を見つけては、子供に着せたいと、つい買ってしまうことがありました。
自分の洋服よりも子供の服を多く買ってしまうのは、ママあるあるではないでしょうか。
医療費
項目 | 想定金額 | 実際の金額 |
検診・予防接種 | 1万円 | 1万円 |
疾病による受診・処方箋 | 1万円 | 3,000円 |
合計 | 2万円 | 1万3,000円 |
※2020年10月1日以降ロタウイルスワクチンは任意から定期接種(無料)に変わりました
差額は−7,000円でした。
予防接種は基本無料で摂取できます。
1歳を迎えると、おたふくかぜのワクチンが自費で6,000円ほどかかりますが任意で選択できます。
またインフルエンザワクチンを希望する場合は3,000円ほど費用がかかります。
医療費は乳幼児医療費助成がありますので、通院や入院になった場合の医療費を地方自治体が一部、または全額負担してくれます。
子供は風邪や病気になりやすいので、病院にかかることは多いと思っていましたが、自費負担は少なく、唯一想定よりも費用が安かった項目になりました!
お祝い行事関連費
項目 | 想定金額 | 実際の金額 |
お宮参り(初穂料、ベビードレス、産着レンタル) | ー | 3万円 |
百日祝/お食い初め(宴会6名+子供、衣装) | ー | 3万3,000円 |
初節句(兜または雛人形) | 5万円 | 5〜10万円 |
1歳誕生日(プレゼントや一升餅) | 5,000円 | 1万5,000円 |
スタジオ撮影 | 3万円 | 9万円(2回分) |
合計 | 8万5,000円 | 21万8,000円 |
差額は+13万3,000円でした。
産まれてから1年間は、初めてのイベントが盛りだくさんです。
恥ずかしながら産まれてくるまで、お宮参りやお食い初めなど、伝統的なお祝い行事をよく知りませんでした。
この他にも家庭により、お七夜や最近はハーフバースデーのお祝いも主流になってきています。
日用品やベビー用品はある程度、費用の想定ができました。
しかし、子供が産まれて初めてこんなにお祝い行事が多く、費用もかかると知ったのです!
撮影も1回3万円程度だと予想していましたが、アルバムや追加データ注文を含め、5万円近くかかりました。
百日祝と1歳誕生日の2回、撮影をしたので10万円かかりました。
私が行ったスタジオでは、衣装が何着でもレンタル無料だったため、欲しいデータも増えて料金が高くなってしまいました。
その他カテゴリーと0歳の育児費用まとめ
先程のカテゴリーを合計すると56万2,000円になりました。
ここまでの想定金額との差額合計は+31万5,200円でした。
保険・預貯金とベビー用品は、家庭の収入や必要可否により、大きく差がでる項目になります。
保険・預貯金のおおよそ費用
- 保険(月1万×12ヶ月=12万円)
- 預貯金(月1万×12ヶ月=12万円)
ベビー用品のおおよその費用
- ベビーカー(2〜7万円)
- チャイルドシート(2〜6万円)
- 抱っこ紐(5,000〜2万円)
- ハイローチェア(2〜5万円) など
育児費用として保険・預貯金を含んでいなかったので、ベビー用品を足して50万になると想定していました。
実際には保険・預貯金とベビー用品を合計すると年間おおよそ100万円になりました。
このように表にして比較すると見落としていたポイントは、大きな誤差が生じました。
誰でもできる!育児費用を抑えるポイント
育児費用内訳について説明しましたが、もっと抑えられるところは節約して、子供のための貯金を増やせたらいいですよね。
そこで、少しでも節約できるポイントについてお話します!
日用品の購入はネットショッピングで
Amazonまたは楽天のどちらかは、会員登録している方も多いのではないでしょうか。
AmazonではAmazonファミリーに登録するとおむつやおしりふきがいつでも定価の15%OFFで購入できます!
その他、ミルクや育児に必要な日用品が、常時セールを開催しているので、ドラッグストアで買うよりお得です。
- Amazon無料アカウントを持っている
- 妊娠中または、子供がいる
この条件を満たしていれば無料で登録ができ、有料のプライム会員の場合はさらにお得にお買い物ができます。
さらに、楽天ではスーパーセール期間は、どこよりも最安でおむつが購入できます!
不定期開催なので、ほしいときに購入ができないことと、すぐに売り切れてしまうデメリットがありますが、最安で買えるのは嬉しいですよね。
すぐに売り切れてしまうと、まとめて購入しておきたくなりますが、サイズアウトも早いのでサイズ選びには注意しましょう!
不定期開催ですが予告があるので、サイズやメーカーなど目星をつけておきましょう。
フリマアプリを利用する
初めての育児は気分も上がり、あれこれ買ってしまいがちです。
必要かわからないけど念の為購入したら、結局全然使わなかったなんてことも。
私はファーストシューズに張り切って1万円近くする靴を購入するも、半年でサイズアウトした経験があります。
0歳のベビー期に使うものはあっという間にサイズが小さくなって買い替えたり、需要がなくなり使わなくなるものがたくさんあります。
メルカリやヤフオクで探すと状態は様々ですが、定価より安く購入することができます!
ベビー用品はレンタルサービスを活用する
ベビー用品は使用期間が短いのに、高額でかさばるものも多いですよね。
例えばベビーベッドを購入したものの「ベビーベッドじゃ寝てくれなくて結局使わなかった」と失敗してしまうことも。
そんなときに、おすすめなのがレンタルサービスです!
月単位でレンタルができるので使用期間が終わったり、1ヶ月使ったけど不要だった場合、返却ができるので保管や処分に困りません。
物によっては2〜3ヶ月で使わなくなるものもあるので、購入するよりも費用が抑えられますよ。
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まとめ
- 出生後1年間の内訳は主に7つの項目に分類される
- これらを合計するとおよそ100万円近く費用がかかった
- お祝い行事関連は想定よりも多く費用がかかることがわかった
- 費用を抑えるポイントは、ネットショッピングとフリマアプリの活用・レンタルサービスの活用!
子供の希望する道に進めるように、抑えられるところは節約し、将来のために備えられるといいですよね!