育児に役立つ?「離乳食日記」を書いて離乳食を楽しくスムーズに進めよう!
今まで、母乳やミルクと液体ばかりを口にしていた赤ちゃんですが、
生後6か月を迎えたあたりからいよいよ離乳食が始まりますね。
子どものはじめての食事は、「食べてくれるかな」と不安になったり、
「食べるときどんな表情をするかな」とドキドキしたり、ママにとっても離乳食は育児の中の楽しみのひとつではないでしょうか。
そんなときに、離乳食を記録として残しておきたいと思うこともあるかと思います。
離乳食を日記に残したいけど、何に書くのか、どんな内容を書いたらいいのか悩みますよね。
そんなママに、離乳食日記とは何か、記録の仕方にはどんな方法があるのかをご紹介します。
離乳食日記とは?何を書けばいいの?
毎日記録していくことになる離乳食日記にはどんなことを書いていくのかわからないですよね。
離乳食日記には基本情報として、食べた時間や食べた量、メニューなどを記録しておくといいですよ。
「これを書かなくてはならない」という決まりはありませんので、ママの好きなように記録してみましょうね。
離乳食のメニューや使用した食材を書く
その日食べた離乳食のメニューや、使った食材などを書いておくと、次に同じ食材を使うときに役に立ちますよね。
子どもが喜んで食べたメニューや食材には、二重丸やはなまるなどを書いてあとからわかりやすくしてもいいですね。
卵、小麦、牛乳などのアレルギーが気になる食材を使用したときには、赤ペンを使うなど
目立つようにしておくと万が一、子どもにアレルギー反応があったときに役立つかもしれません。
月齢別のレシピや目安量を書く
離乳食は初期、中期、後期、完了期と子どもの月齢ごとに食べられるものや食べる量、調理方法も違ってきます。
月齢ごとのレシピや目安量を書いておくと、メニューの組み合わせや1回ごとの離乳食の
食べる目安などがわかりやすくなり、離乳食が作りやすくなります。
はじめての食材を食べたときの反応
初めての食材と口にするときは赤ちゃんそれぞれの反応があって、うちの子はどんな反応を
見せてくれるのだろうとママもワクワクですよね。
初めての食材を前に、おそるおそる口を開ける様子もかわいいです。
「初めてすりおろしたリンゴを与えたら、おいしかったのか体を大きく揺らして満面の笑みを見せた」
「もっとちょうだいと催促しているようなしぐさを見せた」など食べたときの表情の変化や
反応を記録しておくと、思い出としても残りますね。
あらかじめ献立表を作って書いてもよい
離乳食が進んでいき、いろいろな食材が食べられるようになってくると、
毎日何を作ったらいいのかわからなくなってしまいますよね。
そんなときは、離乳食日記にあらかじめ1週間程度の献立表を作成して書き込んでみましょう。
さらに食材ごとに作り置きや冷凍ストックを作っておくと、「何を作ろうか」と毎回悩まなくていいですね。
また買い物のときも、必要なものだけを購入することができて、無駄な出費や買い物の時間を短縮することができますよ。
離乳食日記を書くメリット
離乳食日記を書くことで得られるメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
子どもの体調管理
離乳食が進んでいくと、いろいろな食材を口にするようになります。
子どもの体調がおかしい、体に発疹ができたなどの異常があったときに、まず考えるのは
「食べたものが悪かったのかな」ということではないでしょうか。
普段さまざまな食材の離乳食を与えている中で、何を食べてどのようなアレルギー症状が
でるのか見つけることは難しく、それを覚えておくことも大変ですよね。
離乳食日記をつけておくことで、病院にかかった際に医師に見せることができます。
それにより原因となる食物の発見や症状改善までの経過観察に役立ちます。
また離乳食日記とあわせて育児日記もつけておくと、子どものうんちの状態もわかるので、
「この日はこれを食べて便秘になった」あるいは「下痢の症状がある」といったこともわかります。
夫とレシピなどを共有できる
離乳食のレシピを日記で残しておくことで、ママの体調が悪いときやお休みしたいときは、
パパに離乳食を作ってもらうことができます。
また普段離乳食をあげていないとわからない、子どもがどのくらいの量のご飯を
食べるのか、何を好んで食べるのかも共有することができますね。
二人目以降の離乳食づくりに役立つ
二人目以降の子どもが生まれたときに役立つというメリットもあります。
一人目のときに、いつから離乳食を始めたのかなどの基本的な情報がわかっていると、
二人目以降の離乳食をスムーズに始めることができますよね。
また上の子は好んで食べたものが、下の子にはいまいちだったなど、子どもによって好きなものの違いがわかったりして面白いですよ。
離乳食日記をつける方法
離乳食日記をつけるとなった場合、どんな方法があるのかわからないですよね。
手書きにでしっかり残したいときと、アプリで手軽に残したいときの二通りをご紹介します。
手書きでしっかりと残したい
手書きによる離乳食日記は、あたたかみがあって自分らしさがでますよね。
そんな手書きで残したいママへ、どんなノートに書いたらいいのかご紹介します。
- 一般的な横罫線タイプのノート
よく目にする一般的な横罫線のノートに、必要本数の縦線を引いていき
日付、時間、食べたものなどの項目ごとに区切って記録していきます。
スペースを自由に使うことができるので、離乳食の写真を貼ったり、イラストを書いたり、
離乳食と子どものエピソードを書いたりとママの好きなことをたくさん書き込めますね。
- スケジュール帳
スケジュール帳を、離乳食日記として使用することができます。
安いものですと、100円ショップでも手に入りますね。
スケジュール帳には、1週間単位のウィークリータイプと月単位のマンスリータイプとあります。
どちらも離乳食日記として使用できますので、書きたい内容が収まるスペースがあるか、
持ち運びできるサイズがいいなど、ママが使いやすいものを選んでくださいね。
- 育児日記帳
ある程度書き込める項目が設定されている育児日記帳を使用するのもよいでしょう。
育児日記帳には、離乳食の記録のほかに、子どもの体調管理や予防接種のスケジュールなどもあわせて書き込むことができます。
こちらの記事でおすすめの育児日記帳を紹介しています。
育児日記はどこに売ってる?購入時のチェックポイントと厳選5選!
アプリで手軽に残したい
必要最低限のことは母子手帳に書き込んで、あとは手軽にアプリを使って記録したいという場合もあると思います。
そんなあなたに、おすすめしたいアプリをご紹介します。
- ステップ離乳食
管理栄養士が監修しているアプリで、子どもの成長過程にあった食材の調理方法や与え方などがわかります。
食材一覧で、離乳食の時期ごとに食べていいもの、悪いものが一目でわかるのでママも安心ですね。
また共有機能があるので、パパとの連携もスムーズにはかることができますよ。
日々の離乳食の記録はもちろん、食材アレルギーメモや、離乳食のステップアップの目安が
わかりやすい点も使いやすそうですね。
- 手作り離乳食
こちらのアプリも管理栄養士が監修しているの安心して利用できますね。
離乳食を記録するというより、レシピ検索が主なアプリのようです。
離乳食でママが気になるのは、与えるのに注意が必要な食材の情報ですよね。
そちらの情報も一覧でわかりやすくなっています。
卵や小麦、牛乳などの主要アレルギーを除いて検索することができますよ。
またレシピも740種類以上と充実しており、何を作ったらいいのか悩みがちな
中期以降の手づかみ食べのレシピもたくさんありますので、ぜひ活用してみてくださいね。
離乳食日記を続けるには?
離乳食日記を書き続けるためには、モチベーションを維持することが大事ですよね。
離乳食日記は、自分らしくデコレーションすることで楽しく続けることができますね。
またひとりで黙々と書くよりも、パパやじいじばあばに離乳食日記について話すことで、
内容を共有できるほかに、書き続ける意欲につながります。
ですが毎日書かなくてはならないものではありませんので、疲れていたり体調が悪いときは
「無理に書かなくてもよし!」と自分なりのルールを決めて続けてみましょうね。
まとめ
離乳食日記はママと子どもにとって財産になりますよね。
離乳食を作るのは大変なことですが、記録に残すことによって、ママの愛情が伝わります。
ときにはベビーフードにも頼りながら、離乳食の時期を楽しんでくださいね。