育児方法について
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育児は何歳までなの?いつまで続くの?辛い時期の乗り越え方

やなかゆう
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一日24時間365日、育児中心の生活。

寝ている時もゆっくり熟睡なんてできない日々。

「こんな生活いつまで続くの?」

「育児ってこんなに大変なの?」

と、不安になる時ありませんか?

そんな時にどうやって大変な時期を乗り超えたらいいのかをお伝えしたいと思います。

これを読んだあなたが、「育児が大変な時も大切な時間なんだ」

と思えること請け合いです。

育児は何歳までなの?

ズバリ、育児は小学校に上がる前に終わります!

というのも「育児」という言葉の意味を辞書で調べると「乳幼児を育てる事」とあるんです。

なので育児はいつ終わるの?という問いに対しての答えは、小学校に上がるまでということになります。

でも、子供を育てる事を、育児や子育てといいますよね?

「育児」は小学校上がる前までの乳幼児を育てる事と決まっていますが、

「子育て」という言葉を調べても、明確な年齢は示されていません。

なので、育児が終わったとしても、まだ子育ては続くという事は覚えておいてくださいね。

しかし、いくら期間が決まっているといっても、育児をしている時って永遠に終わらない気がしませんか?

なんだか明けない夜と思うくらい、終わりの見えない不安やしんどさがあります。

育児がしんどい原因

実際、自分の母親や、育児の先輩方は口をそろえて

「小さいころなんてあっという間よ!」

なんて言っていませんか?

でも育児真っ只中のあなたには、とても「あっという間」には思えないはず。

なぜそんな風に考えてしまうのか、原因を考えてみましょう。

毎日がしんどい

育児に疲労を感じる時

  • 夜泣きが続いたりしての寝不足
  • 抱っこしていないと泣く
  • なぜ泣いてるかわからないけど大泣き
  • イヤイヤ期突入でぐったり
  • 動き始めて目が離せない
  • ミルクorご飯を食べてくれない
  • 赤ちゃんのペースに合わせないといけない

寝不足や赤ちゃん次第の毎日に、体力も精神も削られていってしまいます。

自分のことが何も出来ない

赤ちゃんを優先する毎日。

わかっていたことですが、こんなにも自分のことがおざなりになるなんて!と、想像以上の大変さに驚くかもしれません。

自分のご飯をゆっくり食べる事すらも出来ず、おしゃれするなんてもってのほかで

「自分の時間はいつになったらもてる?」

「好きなこと出来る日がくるのかな?」

こんな風に感じてしまう事が、育児しんどいと思ってしまう要因でもあります。

いつまで経っても楽にならない

やはり育児がスタートした頃の新生児期は、お母さんの体力的にも、

ホルモンバランスの変化などによる、精神力的にも大変な時期ですよね?

「夜もう少しまとめて寝てくれれば楽になるのに」

「首がすわってくれればもう少し抱っこも楽なのに」

と、一日も早い成長を願ってやまないはず。

ですが大きくなるにつれて、楽になる事はあるけど違う問題と直面することがあります。

例えば

  • 夜は少しまとめて寝るようになったけれど、昼間起きている時間が長くなったので、家事をする時間がなくなった
  • 首はすわったけれど、体も大きくなり体重も増えたので抱っこが大変
  • 体を動かせるようになり、機嫌よく過ごす時間も増えたけれど、どこにでもいってしまうので目が離せなくなった
  • 自我が芽生え意思の疎通が出来るようになってきたけれど、我がままや癇癪が増えた
  • しゃべれるようになりすごくかわいいけれど、いやいやが増えた

上記のように子供の成長段階によって育児の内容が変わってくるので、いつまでたっても終わらない育児と感じてしまいますよね。

しんどい時の乗り越え方

3歳くらいまでの子供は、生活のほとんどで親や、大人の手を必要とします。

  • 一人で自分の事ができない
  • 物事の良い悪いの判断ができないのに、なんでもしたがる
  • 言葉が通じにくい

これらの理由から、育児が大変なのは生まれてから3歳くらいまでだと言われています。

しかし、4歳以降になったら楽になるか?といったら大間違いで、今度は幼稚園、保育園に行き出すことで、今までにはない問題が出てきます。

それでは成長段階別に乗り越え方をご紹介したいと思います!

新生児~

産後お母さんの心も体も戻らない中で、赤ちゃんのペースに合わせて過ごさなければいけない毎日。

その大変さは自分が思っていた想像以上で、辛く感じてしまう時もあるはず。

そんな新生児期の大変な時期を乗り越えましょう。

とにかく体を休める

新生児の時に一番つらく感じてしまうのは寝不足。

赤ちゃんが寝ている時は、お母さんも一緒に横になって体を休める事が大事です。

誰かに頼る

一人で頑張ろうとしないで、誰かに頼ってもいいという事を忘れないで。

赤ちゃんのお世話を誰かに頼るのは抵抗があるというお母さんも、家事なら誰かに手伝ってもらってもいいと思えるのではないでしょうか?

それと、悩んだときは誰かに話をするだけでも、気持ちが変わってきます。

身近に相談相手がいない時は、地域の子育て支援センターなどを利用しましょう。

毎日赤ちゃんと二人きりで外に出かける事も出来ず、一日の会話相手はほぼ赤ちゃん。

大人との会話が恋しいと私は思ったことがありました。

話すことで息抜き出来る時もあるんです。

新生児期をまとめた記事もありますので参考にしてください。

新生児の育児は一番辛い時期!?乗り越えるためのおすすめ対処法

生後6ヶ月~2歳頃

新生児期も終わり、お母さんも日頃の赤ちゃんのお世話に慣れて、少し体が楽になる頃でしょうか。

しかし赤ちゃんの成長に伴って、新たな問題が増えてきます。

ケガや事故対策

身体の成長が著しいこの時期は、動き出した赤ちゃんのために、転倒事故や誤飲事故に注意しなければなりません。

ちょっと目を離したすきに!!とならないように以下のような対策をしましょう。

  • 危険な物、触ってはいけないものは近くに置かない
  • 赤ちゃんが安全に過ごせるように、ベビーゲートやベビーサークルを利用する。

とにかく徹底的に危険を取り除く工夫が大事です。

最初は少し大変だけど、赤ちゃんにとって危険なものがない状態で過ごせるというのは、

赤ちゃんはのびのび遊べるし、お母さんは注意することが減って楽ちんです。

夜泣き対策

夜の授乳が落ち着き、ゆっくり寝れると思った矢先に夜泣きが始まると本当に辛いです。

赤ちゃんのお世話でしんどかったのは夜泣きだったというお母さんは、実に多いのです。

夜泣きの原因は

  • 暑い、寒いなどの何らかの不快感によるもの
  • 日中の刺激の影響(人ごみに出たり、興奮させすぎたり)
  • 体内時計が未発達でリズムが整っていないから
  • 睡眠が未熟

このようなことがありますが、いまだに夜泣きの原因として、はっきりとしたことがわかっていません。

原因がはっきりとしないので確実な対策方法というのが難しいのですが、

対策としては、

  • 朝は明るい、夜は暗いなどという体内時計を整える為の環境作り
  • 昼寝をさせ過ぎない
  • 室温、寝具などを見直したり、就寝環境を整える

どのような夜泣き対策が赤ちゃんにとって有効か、色々試してみるのがいいですよ。

それでも夜泣きをしてしまった時は

  • 抱っこする
  • おむつを替えてみる
  • リラックスできる音楽を流す
  • 一度しっかり起こしてみてもう一度寝かしつける

などが有効です。

私の場合は、抱っこひもをして永遠とゆらゆらしてました。

「別に寝なくてもいいや、とりあえず抱っこしておこう」と言うくらいの気持ちで抱いてる方がすんなり寝てくれたように思います。

赤ちゃんはお母さんの不安な気持ちを感じ取るプロですからね。

過去の記事にも該当する詳しい記事があるので参考にしてくださいね。

新生児から1歳くらいまでの記事は赤ちゃんの成長と育児のカテゴリーへどうぞ!

2歳~3歳頃

赤ちゃんも2歳を超えると自我が芽生え、何に対してもイヤと拒否をする通称「イヤイヤ期」が始まります。

この頃は「間の2歳児」「悪魔の3歳児」とも言われ、育児が辛い時期だと思います。

大変な時期ですがイヤイヤ期も成長の証、上手に対策して乗り切りましょう。

気持ちに寄り添う

子供はイヤだからイヤイヤいってるのだと理解しましょう。

まだ言葉が上手に話せないもどかしさ

手先がまだ器用に動かせないもどかしさ

そしてその一つのイヤがあると、全てがイヤになってしまう状態になっていることが多いです。

まずお母さんが何が嫌だったのか理解してあげて、言葉にしてあげるといいかもしれません。

時間に余裕を持つ

時間に余裕を持つ=心の余裕に繋がります。

なるべく子供が納得するまで自分でやりたいという気持ちを汲んであげるために、時間には余裕をもって行動するように心がけるといいかもしれません。

時間に余裕がないとついつい大人もイライラしてしまいます。

あきらめも肝心

子供がイヤイヤして、大人がイライラ。

その大人のイライラが伝わって子供もイライラするという悪循環にはまらないためには、時にはあきらめるのも肝心です。

大人があきらめることで、子供が自分でイヤな状態から立て直そうと動くことで、心の大事な経験に繋がることもあります。

2歳の頃の育児やイヤイヤ期を詳しく書いたものがあります。

2歳の育児~なんでも自分でやりたい!イヤイヤ期もやってくる~

2歳児の育児に疲れた…大変すぎるイヤイヤ期を上手に乗り越える方法とは

参考にしてください!

3歳~4歳頃

3歳になってくると、育児もだいぶ落ち着いてきます。

この頃にはしっかりとした「しつけ」が必要になってくる年齢ですが、それが悩みの種だったりします。

しつけは根気のいることが多いでしょう。

しつけのコツ

  • 何度も根気よく繰り返し伝える、教える
  • 目を見て、しっかり伝える
  • 感情的にならない
  • 一度言ってわかってくれるとは思ってはダメ

また、後で言おうと思っても、3歳頃の子供には時間の概念がまだ理解できません。

「さっき」や「きのう」が通じないので、伝えたいことはその場で言う様にしましょう。

3歳の頃の育児や成長をまとめたものです。参考にどうぞ!

3歳の育児~自分でできるようになり、生活習慣も身についてくるころ~

4,5,6歳の頃

この頃になると保育園や幼稚園に行き出す子が多いかと思います。

家で二人きりでいる時間が短くなり、少し育児も一段落するかもしれませんね。

しかし環境の変化で体の調子を崩したり、精神的なバランスを崩してしまう子もいるようです。

この時期は、子供が自分の力で考えながら葛藤するようになる時期です。

反抗心が芽生えてきたり、心の成長が著しいこの時期の乗り切るコツをお伝えします。

時には甘えを受け止める

幼稚園などに行くようになり、平気そうに見えても子供も子供なりに社会に適応するまでストレスを感じていたりします。

時には甘えを受け入れて、子供の心が満たされる時間を作るのもいいですね。

出来ていない事をいうより、出来ている事をいってあげる

ネガティブな言葉より、ポジティブな言葉の方が聞き入れやすいのは、大人も子供も一緒ですよね。

失敗した時に責めるような声掛けをするのではなく、チャレンジしたことをまずは褒めてあげたりすると、子供は素直に失敗を認め、次に活かせたりするものです。

心の不安や葛藤におおきく揺さぶれる時期なので、子供も反抗的な態度になったりしがち。

しかし大事な成長の過程ですので、大きな心で受け止めるのが大事ですね。

それでも困ったときは、通っている幼稚園、保育園の先生に相談してみるのもいいです。

先生は幼児との接し方を熟知しているので、きっといいアドバイスをくれることでしょう。

家での様子を話せるし、園での様子も聞けるいい機会作りにもなりますね。

子供と生涯一緒にいられる残り時間

多くの事に悩み、早く大きくなって楽にならないものかと、育児や子育ての終わりを願って奮闘する毎日。

しかし始まりがあれば終わりは必ずやってきます。

いつかは子育てもひと段落という日がくるでしょう。

多くの子育て経験者は

「もっと遊んであげればよかった」

「もっと一緒に色々な所に行けばよかった」

と少なからず後悔するようです。

そして驚くことに、永遠と思える子育てですが、我が子と生涯で一緒に過ごせる時間は、

母親で約7年6ヶ月(約65,700時間)

父親は約3年4か月(29,200時間)

しかないと言われています。

これは昔、NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組で紹介された数字なのですが、あまりにも衝撃的な数字ではないでしょうか?

番組では関西大学教授の保田時男先生という方が詳しく解説してくれてるのですが、

成長していくに連れて、学校で過ごす時間や友達と過ごす時間の方が長くなり、

家にいて一緒に過ごせる時間はどんどん減っていくので、

一緒に過ごせる時間の全体を100%として考えた時

幼稚園入園児には18%

幼稚園卒園時には32%

小学校卒業時には55%の時間が過ぎ去ってしまうというんです。

でもこの数字の中には、同じ空間にいる時というだけで、

子供が寝てる時、お母さんが家事をしている時などの、共有していない時間も含まれてしまっています。

ジブラルタ生命「いっしょの時間」

上記のジブラルタ生命のサイトでは、年齢や職業などいくつかの質問に答えると

一緒に共有できる残り時間を計算してくれます。

試してみてください。

きっと驚くことになると思います。

それほど、育児のできる時間は貴重な時間なのです。

まとめ

育児、子育てとは大変なものです。

うんざりする時や、一人になりたいと思う時もあることでしょう。

特に子供が小さいころの「育児」はより強く、その大変さに嘆くこともあると思います。

しかし大変なその時も、とても貴重な時間の一部なんですよね。

育児に辛いを感じた時や、投げ出したくなってしまった時は、

子供と一緒に過ごせるタイムリミットの事を、考えてみてはどうでしょうか?

是非今しかないこの一瞬一瞬を大切にして、育児をしていけたらいいですね。

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