育児絵日記に大切な思い出を残そう!誰でも描けるイラストのコツを紹介!
子供の将来を想像するとわくわくする反面、成長の早さに寂しさを感じたりしませんか?
子供と過ごす時間は貴重ですし、あっという間に過ぎていく日々を、大切な思い出として忘れたくないですよね。
文字や写真だけの記録より、イラストと言葉で記録することで、
何でもない日常が、いつまでも忘れたくない特別な記録に感じられる育児絵日記はおすすめです。
この記事では、育児絵日記を付けている友人のIさんに、絵が得意ではなくても誰でも簡単に描けるコツや、どんなことを描き残しているか教えてもらいました。
写真のアルバムや、文字で記録する成長記録も付けていたそうですが、
育児絵日記を付けるようになってからは、アルバムよりも育児日記を見返す方が
楽しいと感じるそうです。
いずれ子供が大きくなった時に「こんなことがあったんだよ」と一緒に笑って見れるのが楽しみなんだとか!
それでは、子供と一緒に過ごした大切な1日を、イラストにするコツをご紹介します。
育児「日記」ではなく「絵日記」にするメリット
「育児日記」というと、子供の食事や排泄や、発育のことを記録するイメージですよね。
育児日記は、記録が義務に感じて続けることでストレスになったり、残してもほとんど振り返って見ることがなかったりします。
では、育児絵日記にすることでどのようなメリットがあるでしょうか。
- イラストにすることで、後で見返したときに子供が喜んでくれる
- 文字だけよりも、イラストが付いていた方が振り返ったときに情景を忘れにくい
- 何でもない日常に、写真や動画を撮ることが少ないので、絵日記に綴っておくと小さな出来事も形に残せる
- 絵日記を楽しむことで、絵や文字を描くことがストレス発散につながる
絵日記を描くことで、子供と楽しく共有できる思い出にもなり、自分で振り返ったときに鮮明に思い出せるツールになりますね!
写真やスクラップでは出せない繊細な記録ができる
写真を撮るのが好きで、たくさんある。
スクラップブックを作るのが好き。
絵心はないから、こっちの方が楽でいいのでは?と感じることもあるかもしれません。
写真もスクラップも素敵ですが、子供の写真を撮るのはなかなか難しいもの。
シャッターチャンス!と思ってカメラを取り出すと、もうその瞬間は終わっていたり
子供がカメラを意識してしまい、思うような写真が取れないことが良くあります。
絵日記では、言葉では何とも表しがたい表情や、写真ではわからない、前後の状態ややり取りも事細かに記録できるメリットがあります。
絵日記にどんなことを記録したらいいの?
育児日記というと、冒頭お話した食事のことや発育の記録のイメージがあります。
絵日記は縛りもなく自由な分、逆にどんな内容にしたらいいか、悩んでしまいますよね。
実際に絵日記を描いているIさんに聞いてみました。
絵日記にしやすい内容
- 最近のブームやできるようになったこと(バイバイ手をふる、ピンクの服ばかり選んで着るなど)
- おでかけや誕生日などのイベントがあったときの出来事
- そのときにお気に入りの歌やおもちゃ
- プレゼントでもらったものや購入した子供用品
- 初めて食べたものや、その日の献立
最近のブームや、おでかけやイベントは文字にもしやすいですし、描きやすい内容ですよね!
また子供のイラストだけでなく、購入した服やおもちゃ、その日の献立を絵にしてみましょう。
「成長に伴い変化していく様子が振り返った時に楽しい!」とIさんは話していました。
描くことがないときは?
雨でお出かけもできず、家でだらっと過ごして終わる1日もありますよね。
献立も残り物ばかりで「ちょっと日記に残すには恥ずかしい…」という日もきっとあるはず。
毎日描こうと意識してしまうと、義務に感じて楽しく描けなくなってしまいます。
Iさんは絵日記を始めたことで、だらだら過ごした1日の中でも、
日常の中にある、小さな気付きや幸せを見つけることができるようになったそうです。
そうすることで、子供との向き合い方も良い変化が期待できそうですよね!
お出かけやイベントは、動画や写真で残っていることが多いです。
しかし、何でもない日常は写真にも残っておらず、あっという間に過ぎ去ってしまうので、絵日記に描いておくと良いですよね!
育児絵日記は何で描く?
絵日記を描くにあたって2つの方法があります。
- アナログ
- デジタル
それぞれの特徴をみていきましょう。
紙とペンがあればすぐに始められる「アナログ」
アナログとは、紙とペンがあればすぐに始められる手法です。
「絵は得意ではないけど、試しに始めてみたい」というママはアナログを、おすすめします。
隙間時間にサっと取り出せる、手帳サイズが使いやすいですよ!
時間に余裕があるときは、色を塗ったり、マスキングテープやシールで彩ると、より華やかになります。
始めてみようと思い立ったら、すぐに行動に移せる点が、気軽に始められていいですよね。
ノートという形に残して、いつか子供にプレゼントするにもアナログの手法は育児絵日記に適しているかもしれません。
ノートは使いやすいと感じる物、デザインが気に入ったもの、なんでも大丈夫です。
無印良品のスケジュール長も使いやすいので、参考にしてみてください。
育児日記の新定番!無印良品のスケジュール帳で楽しく育児の記録をつけましょう
ネット時代だからこそ振り返りやすい「デジタル」
デジタルとは、スマホやタブレット、パソコンを使って絵を描く手法です。
「絵日記は描いたことないけど、ちょっとしたイラストなら描けるから、形から入りたい」
というママは、絵日記だけでなく、本格的なイラストが描ける趣味としても使える、デジタルがおすすめです!
Instagramで「#育児絵日記」と検索すると60万件以上もヒットする育児絵日記ですが、見てみるとデジタルで描かれているものが大半です。
ママも1度は目にしたことがあるかもしれませんね!
スマホやパソコンで絵日記を振り返りたい場合は、デジタルが適しています。
色褪せることなく保管しておけるため、ネット時代の今は、デジタルで始めるママも増えています。
スマホ、タブレットとパソコンそれぞれ準備するもの、おすすめソフトを紹介します。
スマホ・タブレットの場合
- スマートフォンまたはタブレット本体
スマホでも描けますが、画面が小さい分、拡大縮小を駆使する必要があるため、慣れるまで操作性に不便を感じるかもしれません。
- スタイラスペン
スタイラスペンは、一般的なタッチペンよりも先端が尖っているため、イラストや文字を描くのに優れています。
価格は1,000〜3,000円程です。
- イラスト専用アプリ
無料アプリでは最も利用者の多いペイントアプリです!
広告非表示にするには有料版720円の購入が必要です。
本格的なイラストも描けるほどの機能が備わっているので、イラスト初心者には逆に難しく感じるかもしれません。
ですが、後の趣味としてイラストを描いたり、慣れてくると絵日記のクオリティも上がるのでおすすめです!
PCにも同じソフトがあり、データの共有ができます。
アイビスペイントに機能面は劣りますが、無料でイラストや漫画を描くには困ることがなく使えます!
パソコンの場合
- デスクトップまたはノートパソコン
スマホやタブレットと比較すると画面が大きい為、イラストを描くのに適しています。
その反面、隙間時間にサッと描くにはスマホと比較すると起動に時間がかかるので、面倒だと感じてしまうかもしれません。
- ペンタブレット
タッチペンとペンを操作するためのペースとなるタブレットが一体化されており「ペンタブ」と呼ばれています。
パソコンのマウスとは違い、筆圧に変化がつけられたり、線が滑らかなので絵や字を描くにはペンタブが適しています。
価格は3,000円程から購入できます。
- イラスト専用ソフト
先程スマホアプリ版でも紹介したメディバンペイントです。
スマホとデータ共有ができるほか、絵日記に必要な機能は十分揃っているので、不便なく使えます。
早速描いてみよう!イラストの描き方やコツ
元々絵は得意ではなかったというIさんに、誰でも絵日記が描けるためのコツを教えてもらいました!
イラストはシンプルを心がける
続けていくには、隙間時間を活用したり、あまり時間をかけすぎないことが大切です。
○のなかに、目と口をちょんと描き足すようなシンプルなものがおすすめです。
目がぱっちりな子や、たれ目な子など、子供のチャームポイントを強調するだけで似てしまうものだそうです。
顔は描けるけど、胴体は描けない…という場合は、まずは顔だけ描きましょう。
「顔の表情だけでも、そのときの情景が振り返られる」とIさんは話していました。
下書きが必要な本格的なイラストだと時間がかかってしまうので、できるだけシンプルを心がけているそうです。
マスキングテープを使うとにぎやかな雰囲気がでますね!
イラストと文字が重ならないよう余白は空ける
文章を先に書いてからイラストを描いても良いですし、その反対でも描きやすい方を選びましょう。
絵や文字同士が重ならないよう、余白を十分に空けて描くと見やすく、バランスが良いです。
ペンタブで描いてもらいましたが、あまり文章やイラストを詰め込みすぎないよう意識しているそうです。
少し色を足すだけで、とても鮮やかで可愛いですよね!
まとめ
- 絵日記の描き方はアナログとデジタルがある
- 紙とペンがあれば始められる「アナログ」
- スマホやネットの時代だからこそ「デジタル」
- 誰でもできる!描き方のコツ
アナログとデジタルで描いてもらいましたが、あなたはどちらが合ってそうでしたか?
初めは、丸と線のシンプルなものでも、数年続ければ徐々にアレンジやコツが掴めるようになるそうですよ。
できるだけ子供の「今」を忘れずに残していけるよう、絵日記を始めてみましょう!