育児と精神面
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混合育児が辛い!罪悪感と疲労に苦しむママに伝えたいお悩み別の対処法

やなかゆう
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母乳とミルクを併用する混合育児ですが、両方の授乳を行うのはなかなか大変です。

母乳があまり出ないときは精神的にも追い詰められてしまいますよね。

辛い気持ちばかりでは育児を楽しむことはできないですね。

今回は、混合育児を辛く感じているママへお悩み別の対処法をお伝えしていきたいと思います。

ストレスフリーになって、育児を思いっきり楽しめるようになりましょう!

母乳が出ないことへの焦りや罪悪感が辛い

母乳の量が少ないためミルクを足しているとき、どうにか完全母乳にならなくてはと焦ってしまうこともあるかもしれません。

現在ではミルクも母乳と変わらないほど栄養があるとはいえ、いまだ母乳神話は根強く、産院でも母乳育児を推し進めているところは多いです。

そんな環境にいると「母乳をあげられない自分はダメな母親」と思い込んでしまうことも。

さらに産後はホルモンバランスの乱れもあり、気分が落ち込みやすいですよね。

どうにか母乳を出さなくてはと焦り、ストレスでさらに母乳が出づらくなってしまうという悪循環にも陥りやすいです。

こんな状態が続けば誰でも追い詰められてしまいますね。

さらに赤ちゃんへの罪悪感も加わります。

母乳が一番、という周囲の風潮を敏感に感じ取ってしまったり、他の人と比べてしまい、

赤ちゃんに母乳をあげられなくて申し訳ないと思い詰めてしまうこともあります。

母乳があげられない罪悪感で、夜な夜な涙しているママがいると思うと胸が痛みますね。

どうすればこのつらさから抜け出せるのか、解決策を探していきましょう!

母乳量を増やす取り組み

悩みの種となる母乳量ですが、増やす方法はあるのでしょうか。

母乳量を増やすためにできることは以下の通りです。

頻回の授乳を

母乳が出やすくするには赤ちゃんに吸ってもらうことが一番と言われています。

生後間もない頃はまだうまく母乳が吸えない赤ちゃんもいます。

赤ちゃんがおっぱいに慣れるためにも頻繁に授乳を試みるのがいいようです。

体を温める

体が冷えていると血の巡るが悪くなり、母乳の出も悪くなってしまうそうです。

お風呂にゆっくり浸かるのが一番ですが、靴下や腹巻などを使うと効率よく体が温まりそうです。

しっかりご飯を食べて栄養確保

母乳は血液から作られているので、ママがご飯、飲み物からしっかり栄養を取ることも大事です。

特に卵や大豆などのタンパク質は母乳にいいと言われています。

忙しい育児中でも納豆なら簡単に食べられるので、ぜひ朝食メニューに加えてみてはどうでしょうか。

母乳のスペシャリスト「桶谷式」

母乳に悩んだら桶谷式と言われるくらい有名な母乳マッサージをしてくれる相談室です。

独自の母乳マッサージによって母乳の分泌が増えることが期待ができます。

全国に330の相談室があるので、もしお近くにあれば一度行ってみるのもいいかもしれませんね。

辛いときは完全ミルク育児も視野に

いろいろ試したけど、出ないものは出ない!というときももちろんあると思います。

さらに頑張りすぎて乳首が傷つき、授乳の際に激しい痛みを伴うこともあります。

そんなときは思い切って完全ミルクの育児も考えてみてはどうでしょうか?

完全ミルクのメリットもたくさんありますよ。

  • 他の人でも授乳できるのでママの休む時間を確保できる
  • おっぱいのトラブルがない
  • ビタミンKやビタミンDなど母乳にはない成分も豊富
  • 赤ちゃんの飲んだ量がはっきり分かる
  • 体調不良のときは薬を飲むことができる

確かに母乳は免疫成分が多く含まれるというメリットがあります。

しかし、ミルクにも母乳に含まれていないビタミンKやビタミンDなどの栄養を取ることができます

お金がかかる等のデメリットはありますが、それぞれの良さがありミルクは母乳より劣るということはないと私は思います。

何よりストレスから解放されること、それが1番です。

私の友人も混合育児をしながら完全母乳を目指していました。

痛む乳頭の炎症を我慢しながら必死でやっていましたが、ある日限界を迎え完全ミルクに切り替えたそうです。

次に会ったときには、

「今までよりずっと育児が楽しくなった!」

「今までなぜあんなに母乳にこだわっていたのか分からない」

と、とても晴れやかな表情で教えてくれました。

ママが笑顔で楽しく育児できることが一番ですね。

母乳もミルクもどちらも素晴らしい栄養だと思いますが、

辛い気持ちが続くときは完全ミルク育児を視野に入れてみるのもいいかもしれませんね。

体も限界!母乳後のミルク授乳が辛い

混合育児は精神的な辛さに加え、体力面でも辛いことがあります。

母乳は左右両方あげるので、時間がかかることが多いですよね。

20分はかかる授乳ですが、特に生後間もない時は赤ちゃんがうまく母乳を飲めないことも多いです。

どうにか飲んでもらおうと頑張っている間に小一時間かかってしまうことも。

さらにその後にミルクの準備をして、授乳しなくてはなりません。

ミルクの準備は手間がかかりますが、赤ちゃんは容赦なく泣いて空腹を訴えます。

特に夜中のミルク作りは睡眠不足と相まって辛い気持ちが募りますよね。

生後1~2ヶ月頃はまだ1日8回以上の授乳が必要です。

母乳をあげて、足りないようなら起きてミルクを作って冷やして、を何度も繰り返していくうちに体も悲鳴を上げてしまいますね。

授乳グッズを活用

最新の授乳グッズを使うことで混合育児の負担を軽くしてみるのはどうでしょうか。

便利アイテムを使うと今まで面倒だったことがラクにできるようになりますよ。

夜中に大活躍!ボトルウォーマー

夜中のミルクの用意って本当に辛いですよね。

あまりの眠さにミルクの粉をこぼしたり、ちょうどいい温度にするのに手間取ったりすることも。

ボトルウォーマーがあれば哺乳瓶の消毒からミルクの保温までワンタッチでやってくれますよ。

万能ウォーマーは一家に一台欲しいですね!

多機能ボトルウォーマー/Amazon.co.jp

10秒で完成!Famy’S「ミルぽん」

寝室で母乳をあげた後、またキッチンでミルク作り。

眠気と疲労で台所まで行くのがつらい!

そんなときはこの便利アイテム「ミルぽん」の出番です。

寝る前にお湯と粉ミルクを入れてウォーマーで温めておけば、寝室にいながら10秒で調乳できるという優れものです。

ミルぽんで疲労のピークを乗り切りましょう。

Famy’Sミルぽん/Amazon.co.jp

常備しておきたい!液体ミルク

液体ミルクが発売されたときは、こんな便利なものが!?と驚きました。

常温でもそのままあげられる液体ミルクは深夜の授乳、お出かけ先、災害時にも役立ちますよね。

常備しておけば困ったときのお助けアイテムとなってくれるはずです。

アイクレオ 赤ちゃんミルク 125ml×12本入り

いろんなアイテムの力を借りながら授乳の負担を減らしていきましょう。

乳頭混乱やミルク拒否が辛い

混合育児の中でも対応に困るのがこの2つの問題ですね。

乳頭混乱は、赤ちゃんが哺乳瓶での授乳を好むようになり、母乳を嫌がるようになることです。

母乳を飲むにはあごの筋肉や舌の運動が必要となるため、哺乳瓶より疲れてしまうそうです。

それに比べて現在の哺乳瓶は非常に出やすいように設計されています。

これに慣れてしまうと、自分の力で吸い出す母乳を上手に飲めなくなってしまうことがあるそうです。

赤ちゃんが飲んでくれないと母乳が溜まって乳腺炎になったり、出が悪くなったりと他の影響もあるので注意が必要ですね。

逆のパターンもあります。

母乳での飲み方に慣れていると、哺乳瓶での授乳に違和感を感じたり味の微妙な変化に気づいて嫌がる子もいるようです。

どちらに偏っても困った事態になってしまいますね。

この2つを克服する方法はあるのでしょうか。

試してみてほしい対処法をご紹介していきますね。

乳頭混乱したときの対処法

乳頭混乱にはなる子とならない子がいて、個人差が大きいようです。

乳頭混乱となった場合は直接母乳を飲ませるのは諦めるしかないの?と悩みますよね。

諦める前に、これからご紹介する対処法を一度試してもらうのもいいかもしれません。

授乳時の体勢の見直し

姿勢は授乳の重要ポイントです。

横抱きだけに限らず、縦抱き、脇抱き、添え乳抱きなど、さまざまな姿勢を試してみましょう。

赤ちゃんにしっくりくる姿勢が見つかれば機嫌もよくなり、母乳を飲んでくれることもあるかもしれません。

授乳のタイミングを変える

赤ちゃんはお腹が空いたら泣き出しますよね。

泣き出してから母乳を飲ませようとすると、すぐに出ない母乳にさらに大泣き、上手く授乳できないこともあります。

母乳に慣らすためにも落ち着いているときに、飲ませる練習をしていくのがおすすめです。

特に寝起きなどぼんやりしているときから始めるといいと思います。

混合育児におすすめの哺乳瓶「母乳実感」

これは母乳とミルク両方を頑張っているママのために作られた哺乳瓶です。

乳首は赤ちゃんが母乳を飲む口の動きを研究して作られていますよ。

母乳と併用できて混乱もしにくいように作られているのがうれしいところですね。

ぜひ一度試してみてもらいたい哺乳瓶です。

ミルクを拒否するときの対処法

順調に進んでいた混合育児でも突然哺乳瓶を拒否し始めることがあるそうです。

特に混合でもミルク量のほうが多い場合は、体重が増えないなど心配事が増えてしまいますね。

ミルクもしくは哺乳瓶拒否の理由はさまざま。

味、温度、哺乳瓶の乳首。

何が赤ちゃんが気に入らないポイントなのか判断するのは難しいですが、一つずつ確認していくことで手掛かりが見つかるかもしれません。

ミルクの味が嫌?

もしかすると赤ちゃんの好みの味ではない可能性があります。

ミルクは現在国内メーカーのものが7種類ありますので、他のミルクだと気に入ってくれるということもあるかもしれません。

少量ずつのスティックタイプもあるので、試してみてはいかがでしょうか?

ミルクの温度が高すぎ?低すぎ?

赤ちゃんによって好きな温度は違うようで、ぬるめが好きな子もいれば少し温度が高めが好きな子もいます。

温度を少しずつ変えてみましょう。

哺乳瓶の乳首も冷たいのが嫌だという子もいるようなので、少し温めてみるといいかもしれません。

スティックタイプの温度計があると温度の調節がしやすく便利ですよ。

タニタ スティック温度計/Amazon.co.jp

哺乳瓶の乳首が嫌?

哺乳瓶の乳首は穴のサイズや形状など月齢に合わせていろんな種類があります。

乳首にはS、M、Lなどのサイズがあり、成長に合わせてサイズを大きくしていきます。

赤ちゃんによって発達の個人差は大きいので、もしかすると今のサイズが合っていない可能性があります。

サイズを変えてみたり、違う形状のものも試してみるといいと思います。

先ほど乳頭混乱のときにご紹介した「母乳実感」ですが、ミルクを拒否しているときにもおすすめですよ。

ミルクを拒否する原因が分からないと不安になってしまいますね。

意外と「そんなことが原因だったの?」という場合もあるので、あまり気負わずにさまざまな方法を試してみてくださいね。

まとめ

今回は混合育児でつらい思いをしているママにお悩み別の対処法をお伝えしました。

母乳が出ないことへの悩み

  • 母乳量を増やす方法を試してみる
  • 完全ミルクも視野に考える

母乳・ミルクと両方の授乳で体が辛いことへの悩み

  • 便利な授乳グッズを試してみる

乳頭混乱やミルク拒否の悩み

  • 違う体勢やタイミングを試してみる
  • 味、温度、哺乳瓶のサイズや形状を変えてみる

混合育児はメリットもありますが、辛い気持ちを抱えながら頑張っているママもいます。

少しでも悩みが解消されて、肩の力を抜いて育児に取り組めるようになればいいなと思います。

体調に気を付けながら、大切な赤ちゃんとの時間を楽しく過ごしてくださいね。

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