育児と肉体面
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育児中のママは「ばね指」になりやすい?その原因と今すぐできる対策を紹介

やなかゆう
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「あれ!?指を伸ばそうとすると、引っ掛かりを感じる…」そんな経験ありませんか?

やなかゆう
やなかゆう

もしかしたら、「ばね指」の兆候かもしれません。

育児中のママは、授乳したり、抱っこしたりと、出産前と比べて、実は指への負担がかなりかかっています。後ほど詳しく説明しますが、それって、「ばね指」の原因の一つなんです。

今まで経験したことがない指の違和感を感じたら、「指が動かなくなるんじゃないか」と不安になりますよね。

でも具体的な対策がわかっていれば、その不安を払拭できると思います。そこで、この記事では、ばね指にならないためにできることを5つご紹介します!

ただし、症状が改善しない場合や不安な時は必ず専門の医師に相談してくださいね。

ばね指って何?

ばね指とは、妊娠出産期の女性に多く生じる腱鞘炎の一つです。

ばね指になると、

  • 指を曲げたら、ロック状態になってしまって、元にもどらなくなる
  • 無理やり戻そうとすると、「カクッ!」と戻る

という状態になります。

初期のうちは違和感だけのケースもありますが、

そのまま指を酷使して腱鞘炎になると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じてしまい、

進行すると、ばね指の症状がみられるようになります。

参考:公益財団法人 日本整形外科学会

ばね指を放置するとどうなる?

ばね指を放置してしまうと、スムーズに指を伸ばしたり、握ったりすることが難しくなります。

そして、さらに悪化すると、全く指が動かない状態になります。

「軽症だから…」

「治療する時間がないから…」

そう思ってしまう気持ちもわかります。

ですが、

そんな安易な気持ちで放置していると、

育児中に指が使えなくなるかもしれない恐ろしい症状なのです。

育児中のママがばね指になりやすい理由

「ばね指」は本当に恐ろしい症状ですよね…。

でも、どうして育児中のママは「ばね指」になりやすいのでしょうか?

その理由としては、主に2つあります。

理由1 育児中のママは指を使いすぎる

育児中のママは指を使う動作がとても多いです。

例えば、授乳、ミルク、寝かしつけ、抱っこ…。

これを1日中やらないといけませんよね。

その結果、指を使いすぎてしまい、

「ばね指」になってしまうケースが多いみたいです。

理由2 女性ホルモンの減少

 

出産後のママは、ホルモンバランスが崩れやすいため、

さまざまな部分で影響が出てしまうと言われていますよね。

ばね指もそのうちの1つです。

具体的には、体の中の炎症を抑えている「エストロゲン」という女性ホルモンが存在するのですが、

その「エストロゲン」の分泌が減少すると、腱鞘炎が発生しやすくなり、ばね指にまで発展するリスクが高まります。

出産後のママは本当に大変なんです…。

ばね指にならないためにできること

育児中のママは「ばね指」になりやすいことがわかったけど、

その対策として、何をすればいいのかわかりませんよね。

ここでは、ばね指にならないための対策を紹介します。

とても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

抱っこの抱き方を工夫する

育児中のママにとって、長時間の抱っこは、避けては通れない道…。

長時間抱っこをすると、手首や指を酷使してしまいますよね。

そこで、「手首や指の負担を軽減する抱っこのやり方」について紹介します!!

普段、抱っこをする時は、手の平が赤ちゃん側に向いていますよね。

その手の向きを逆にしてみてください。

横抱きであれば、両方の手の平を床に向けるようにします。

また、縦抱きであれば、赤ちゃんのお尻を支えている方の手の平を床に向けるようにします。

こうすることで、手首や指の負担軽減に繋がり、腱鞘炎やばね指を防ぐことができます。

参考になる動画のURLを添付しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

2分55秒あたりから実際の抱き方を見ることができるので、気になった方は見てみてくださいね!

授乳クッションや抱っこ紐を使う

ばね指にならないためには、手首や指の負担を少なくしてあげることが大切です。

そこでオススメなのが、授乳クッション抱っこ紐です。

授乳クッションや抱っこ紐などの道具で、

指を使う動作をできるだけ少なくしてあげましょう。

ストレッチで手首を指をほぐす

普段からケアすることで手首や指の負担を軽減できます。

ここでは、私がオススメするストレッチ方法を紹介します。

やり方はとても簡単なので、是非とも実践してみてくださいね!

ポイントは、無理に強い力でストレッチをしてしまうと逆効果になるので、

あくまでも、適度な力でストレッチをすることです。

指を優しくつまむ

まずは、指のストレッチです。

指を優しく、つまんでみましょう。

つまむ時間は約3秒間です。

ポイントは「優しく」「指の全体をまんべんなく」つまむことです。

そして、指を軽く伸ばした状態や曲げた状態など、

いろいろな角度から、指をつまんでみてくださいね。

必ず、痛みや違和感がないように、ストレッチをしていきましょう。

手の平と手の甲を押さえる

指を優しくつまんだ後は、手の平と手の甲のストレッチです。

親指とその他の4本の指で、違和感がある側の手の平と甲を包み込むように押さえます。

ここでも大切なポイントは「優しく」です。

これを毎日、少しずつでいいので、続けてみましょう。

手がポカポカして、本当に気持ちいいですよ。

参考になる動画を紹介しますので、よかったら参考にしてください。

3分7秒あたりからストレッチの方法を見ることができるので、気になった方は見てみてくださいね!

周りの人に協力してもらう

しんどい時は遠慮せず、周りの人に協力してもらいましょう。

だけど、仕事でクタクタの旦那さんには頼みにくいですよね。

抱っこに限らず、夫に対して何かお願いする時、私もいつも感じていました。

ここでは、夫に育児や家事をお願いする時に、私が実際に使ったテクニックをお伝えします。

カチッサー効果

カチッサー効果とは、人に何かをお願いする時に、

「○○をしてくれる?」と伝えるよりも、「△△なので、○○してくれない?」と、

何かしらの理由まで伝えると、承認されやすくなる心理現象です。

私の実体験でも「抱っこしててくれない?」と伝えるよりも、

「ちょっと、洗い物するから子どもを抱っこしててくれない?」と伝えた方が、

夫が重い腰を上げてくれる確率が格段に上がりました。

ラベリング効果

ラベリング効果とは、相手にラベル(レッテル)を張ることで、

相手が貼られたラベル通りに行動する心理現象です。

具体的には、「あなたは本当に礼儀正しい方ですね」と相手に言う(ラベルを貼る)と、

意識的にも無意識的にも言われた(ラベルを貼られた)通り、礼儀正しくなるということです。

そこで、夫に対して、

「育児に積極的に参加するパパ」「妻に優しい夫」

というラベルを貼ってあげましょう。

普段から「〇〇くんは、いつも抱っこしてくれるから、本当に助かるよ」と伝えてみてください。

きっと、より一層、赤ちゃんを抱っこしてくれるようになりますよ。

ちなみに、私の場合は、夫のちょっとした気遣いでも、

「仕事でいつも疲れているのに、育児を手伝ってくれてありがとう」

「私がしんどい時、いつも抱っこを代わってくれて、本当に感謝してるよ」

と、普段から感謝を必ず言葉で伝えるようにしています。

そうすることで、前よりも夫が自発的に育児に参加してくれるようになりました。

ラベリングの際、感謝をしっかりと伝えることで、効果は倍増しますよ。

それに、感謝を伝える側も伝えられる側も気持ちいいですしね。

まとめ

私も産後は不安なことがたくさんありましたが、

振り返ってみると、やっぱりママ自身の心身の充実が大切です。

その中でも、育児中のママは、とにかく指を酷使します。

寝不足だし、赤ちゃんは泣き叫ぶし、家事もある…。

心身共に疲れ果てた中で、指の違和感を感じたらとても不安ですよね。

そんな時は、よかったら記事に書いてあることを試してみてくださいね。

我が子に目一杯の愛情を注ぐためにも、

まずは、ママ自身が健康でいることが大切ですよ!

ただし、繰り返しにはなりますが、

症状が改善しない場合は、必ず専門の医師に相談してみてくださいね。

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