育児を怖いと感じる!恐怖への対策と不安を解消して育児を楽しむ方法
待ちに待った赤ちゃんがやってきて、大変だけど楽しいはずの育児が、「怖い」と思うことはありませんか?
「怖い」とまではいかなくても、不安や心配になることはきっとありますよね。
このやり方であっているかな?
赤ちゃんがケガしないかな?
私にちゃんと育てられるのかな?
怖いと思ってしまうと、次第に自分のやり方に自信を持てなくなってしまいます。
今回は、どんな時に「怖い」と感じるのか、
育児中に感じる怖さの原因を知り、不安を解消する方法をご紹介するので、どうか参考にしてみてくださいね!
育児が怖いと思う時
育児が「怖い」「不安」「心配」になる時はどんなときでしょうか?
4つあげてみました。
初めての育児が怖い
初めての出産、初めての赤ちゃん、初めての育児、初めてのお母さん。
全てが初めての事ばかりなのですから、不安になるのが当然ですよね。
特に新生児の頃や月齢が浅いころの赤ちゃんは体も柔らかく、抱っこするのも一苦労。
静かに寝ている時も息をしてるか心配で、何度も確認してしまったり、気が休まらない日々。
産後のボロボロの体で必死に赤ちゃんのお世話をしている状態なので、育児を楽しむ余裕がなくなっていきます。
成長が怖い
育児をしていて、もっともうれしい瞬間の一つが、子供の成長。
ですが、寝ているだけだと感じなかった「危険」がこの世には溢れているんです。
例えば
- 寝返りをして、ベッドやソファーから落ちてしまう。
- ハイハイなどで動けるようになって、段差から落ちたり、暖房器具を触ってしまう。
- 立ったり歩けるようになると、台所の火元にも手が届いてしまう、浴槽に落ちてしまう。
赤ちゃんはびっくりするほど成長が早いので、危険回避をするために生活様式を成長にあわせて変えていく必要が出てきます。
ワンオペ育児が怖い
ワンオペ育児という言葉を耳にすることが多くなりましたね。
パートナーが家事や育児には協力的でも、日中仕事で不在だったり、単身赴任で家にいる事が少ない、
そんな一人で子育てをしている状態をワンオペ(ワンオペレーション)育児といいます。
ワンオペ育児の何が怖いのか挙げてみました。
- 孤独が怖い、辛い
- 辛い時も逃げられない
- 全て一人でやらなくてはならないというプレッシャーが怖い
ワンオペ育児は困った時も誰にも頼れず、全て一人で対応しなければなりません。
育児はやめたり逃げたりすることはできないので、怖い!辛い!という気持ちを押し殺して、向き合っているうちに
育児ノイローゼやうつに発展していく事が多いのです。
育児ノイローゼが怖い
育児の悩みにおいてよく聞く言葉、育児ノイローゼ。
ノイローゼと聞くと、なんだか重症、大げさなことで、自分はならないと感じてしまうかもしれません。
ですが、育児ノイローゼは誰もがなりえることで、なんら特別なことではありません。
- イライラしやすくなっている
- なにをするにも無気力がちになっている
- 寝るのに時間がかかるようになる
- 何事にも興味がわかなくなっている
- 子供をかわいいと思えなくなっている
このような症状がみられる場合は、育児ノイローゼの可能性が。
育児ノイローゼの何が一番怖いかというと、
育児ノイローゼになっているという自覚なしに、子育てを続けてしまう事が怖いんです。
なにも対処しないでいると悪化してしまい、自分が苦しいだけでなく、
家族みんなも苦しくなってしまうでしょう。
育児ノイローゼの症状を見逃していたり、私は大丈夫!と無理をしていると、
- 気分がふさいでしまい、うつのようになる
- 睡眠障害や摂食障害など健康に影響を及ぼすようになる
- 子供、配偶者への虐待に繋がってしまう
- 生きてるのが辛くなってしまう
と、様々なリスクを負うことになってしまいます。
怖いと思ってしまう原因
なぜ待ちに待ったはずのかわいい赤ちゃんの育児を、怖いと思ってしまうのでしょうか?
育児が怖いなんて、母親として向いてないんじゃないかと、思うかもしれませんが、そんなことはないので安心してください!
まずは怖いと思ってしまう原因を探してみましょう。
原因がわかれば、どのように対処すればいいかがわかりますよ!
産後のホルモン変化
妊娠中は、大量に分泌されていた女性ホルモン。
産後は母乳を作り出す働きで、女性ホルモンは急激に減少します。
ホルモンバランスが崩れると、自律神経のバランスも崩れてしまって影響を受けてしまいます。
自律神経が乱れると、このような症状がでます。
- イライラしたり、気持ちが不安定になったり、メンタルが敏感になる
- めまいや疲労感におそわれる
- 無気力になったり集中できなくなったりする
そして、産後の慣れない育児へのストレスや睡眠不足にもなっているので、自律神経が乱れる条件がそろっている状態なんです。
自律神経の乱れがひどくなると、産後うつなどの発症のリスクが高まるので注意が必要です。
理想の育児とのギャップ
今は育児書を手に取ってみるまでもなく、子育て、育児に関するありとあらゆる情報は、ネット上に溢れていますよね。
育児に関する疑問がすぐに解決できる世の中です。
とても便利な反面、育児書やネットの情報通りに事が進まないと、不安に陥ってしまいます。
落ち着いて対処しているお母さんや、いつもどんな時も笑顔で接しているお母さんを目の当たりにして、自己嫌悪に陥ってしまったりなんてことも。
怖いと感じた時の対処法
「怖い」や「不安」が付きまとってしまう時はどうすればよいのでしょうか?
解消法をまとめてみました。
みんなと同じじゃなくていい
育児書やキラキラしている育児情報通りにいかないと不安に陥りがちですが、これだけは言わせてください。
「育児に正解はありません」
10人子供がいれば10通りの育児本が作れます。
料理のレシピ通りに作っても、あれ?おいしくないな?と思う事ありますよね?
使っている材料の違いや、調理器具の違い、作り手の器量などでうまくいかないことがあります。
育児もまさにそう。
子供にも性格、体格、その家々の暮らし方、育てるママ、全てがみんなバラバラ。
育児書や情報は参考程度にとどめて、あなたとあなたの子供だけのオリジナルの育児方法を探していきましょう。
完璧を求めない
父親も育児に参加する時代だと言っても、やはり実際の子育ては母親の負担になりがち。
家事の負担、子育ての負担と責任感に押し潰されているのであれば、堂々と手を抜いてしまいましょう。
母乳じゃなくても赤ちゃんは育つし、部屋が散らかっていても赤ちゃんは気にしません。
泣いたらすぐに抱っこしないといけないわけではないですし、
洗濯だって洗い物だって、まだ使えるものがあるならやらなくてもいいのではないでしょうか?
お母さんが一人で頑張ることなんておかしいのです。
なので堂々と手を抜いて、頑張りすぎるのをやめましょう。
完璧な親でなくてもいいんです。
気分転換していきましょう。
私の気分転換法は少しお高いスイーツと、少しお高いコーヒーを飲む事でした。
ほんの些細な気分転換でもだいぶ違いますよ。
息抜き時間の作り方などもまとめているので、参考にしてください。
育児で頑張る自分へのご褒美は、隙をみてプチ贅沢の積み重ねがコツ
毎日育児を頑張っているお母さんを誰が責めるでしょうか?
頑張っている人に対して、誰も責めることはできませんよ!
ケガや事故の時の対処法を知っておく
赤ちゃんが動き回るようになってくると、それに伴って危険がつきまとってきますよね。
その危険を恐怖に感じていても、対処法を知識として知っておけば、いざという時慌てずに済みます。
まず、月齢別にまとめてあるサイトをご紹介します。
行動範囲が広がると、どこにでも手が届くようになって、誤飲事故が増えます。
私の子供も、気づくと口に物が入ってる時があり、慌てたことがありました。
周りになくなっている小物がないかを探して、飲み込んでいる物がないか確認が取れるまで恐怖だったことを思い出します。
もしもの時を考えて、対応法を知っておくと安心ですね。
もし誤飲をしてしまった時の対処法は、こちらの動画を参考にしてください。
是非参考にして成長が怖いという気持ちを、
成長ってうれしい!たのしい!に変えていきましょう。
相談先を知っておく
誰かに気持ちを話せていますか?一人で抱え込むのは辛いですよね。
赤ちゃんを育てるのが苦痛、産後うつやノイローゼになっているかもしれない。
そんな時は、一刻もはやく誰かに頼りましょう。
パパ、実母、義母、友達、誰でもいいです。
誰かに話したくても、頼りたくても身近にいなかったり、
身近な人には、知られたくなかったりすることもあるでしょう。
そんな時は、育児に関する相談ができるところがたくさんあるので、紹介しますね。
- 子育て支援センター、保健センター
まず、住んでいる自治体で相談を受け付けてくれる所が必ずあるので、検索してみましょう。
名称は各自治体によって違うと思いますが、「○○市 子育て 相談」のように検索すれば出てくると思います。
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」
厚生労働省HP内にある相談窓口です。
電話相談だけではなく、LINEやオンラインチャットなどのSNSでも悩みが相談できます。
人と話すことが負担になる時もあるのでニーズを合わせた助かるサービスですね。
- 森永乳業 エンゼル110番
森乳コミュニケーション株式会社が運営している無料相談窓口です。
妊娠、育児に関する様々な悩みをフリーダイヤルで相談できます
- 子育てホットライン ママさん110番
社会福祉法人 日本保育協会が運営している電話相談窓口です。
保健師や元保育園長等専門の先生方が子育てについての悩みを聞いてくれます。
- 子育て・女性健康支援センター
公益社団法人 日本助産師会が運営する相談窓口です。
子育て・女性健康支援センターは全国に配置されています。
まだまだ相談出来るところがたくさんあります。
気軽に相談できるサイトを紹介した記事もあるので、参考にしてください。
育児の悩みをはきだしたい!気軽に相談できるおすすめのサイト4選
自分にあった相談所を見つけて、まずは悩みを打ち明けてみると気持ちが楽になりますよ。
まとめ
初めての育児は、怖いと感じる場面が多いと思います。
私もあなたと同じように、怖いと思いながらもなんとか乗り越えてきました。
育児には正解はありませんが、対処法はたくさんあります。
まずは、どんな対処法があるのかを把握して予防しておくと、気を楽にすることができるのではないでしょうか。
辛い、苦しいと感じた時は、いつでも誰でもいいので、相談しましょう。
遠慮や、迷惑かもしれないなんて思う必要はありません。
いつでも助けてくれる人はいます。
一人で抱え込まず少しでも楽になって、育児を楽しめる環境を作れるようにしていくといいですよ。