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0歳育児でも始められる?話題のモンテッソーリ教育を取り入れる方法

やなかゆう
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悩めるママ
悩めるママ

子どもの将来のためには、どんな教育をしたら良いんだろう…。

できることなら、子どもには勉強好きになって欲しいと思いますよね。また、自分の子どもには勉強ができないために、色んなことを諦めるような人生を歩んで欲しくないと考えるのも親心です。

実際、子どもにどうやって・どんな教育をしたら良いのかわからず、悩んでしまいますよね。そのような方におすすめしたいのが、今話題のモンテッソーリ教育です。

モンテッソーリ教育は、将棋の藤井聡太二冠が幼少期に受けていた教育方法として、一躍有名になりました。最近では、中田敦彦のyoutube大学でも紹介されています。

モンテッソーリって名前だけ聞くとなんだか難しそうですが、実はとても簡単で0歳から始めることができます。

この記事ではそんなモンテッソーリ教育を、0歳育児に取り入れる方法をご紹介します。

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは、1900年代初め頃にイタリア人の教育家のマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育方法です。

モンテッソーリ教育では、子どもには生まれつき自分自身を成長させる力が備わっている、と考えます。

その力を伸ばしてあげることで、自分でやりたいことを見つけて、自ら学んでいく姿勢が身につくと言われています。

子どもが自分から進んで勉強するなんて、勉強嫌いの私からするとびっくりです!

モンテッソーリ教育では、大人が教えたりすることはほとんどありません。

大人がするのは次の2つです。

  • 子どもの興味や発達段階を正しく理解する
  • 力を引き出せるような環境を整える

発達段階や環境の整え方は、さまざまな本やブログ、SNSなどで紹介されています。

また、幼稚園やスクールなどで、モンテッソーリ教育を実践しているところもあります。

ここでは、0歳児がいるご家庭で、モンテッソーリ教育を取り入れる方法をご紹介します。

0歳育児ではどんなことをするの?

モンテッソーリ教育では、0歳から3歳までは「吸収する精神(無意識)の時期」と呼びます。

この時期は、人生で最も色んなことを吸収することができ、人間社会に適応するために大切な期間になります。

0歳育児でできることは、赤ちゃんの発達に合わせて「お部屋を整えること」と、「おもちゃを揃えること」の2つです。

赤ちゃんがたくさんのことを吸収できるように、五感を刺激し、運動を促す環境を作っていきましょう!

環境が整えば、あとは子どもの様子を見守りながらお世話をするだけです。

特に難しいことはないので、挑戦しやすいと思いますよ。

0歳から始めるメリット!

モンテッソーリ教育は、子どもの1人ひとりの発達段階に合わせるものです。

3歳の子どもに、九九を覚えさせるようなことは決してしません。

子どものペースを尊重するので、赤ちゃんにとって楽しくて心地よいものだと言えます。

赤ちゃんが喜ぶのであれば、ぜひ取り入れてみたいですよね!

初めての育児の場合、赤ちゃんとどうやって遊んだらいいのかわからなかったりします。

特にパパが困っていることが多いのではないでしょうか?

モンテッソーリ教育では、子どもの発達段階にあった遊び道具なども具体的に紹介されているので、パパも一緒に実践しやすいと思いますよ。

【実践その1】お部屋の整え方

モンテッソーリ教育に興味を持っていただいた方のために、さっそく実践方法をお伝えします!

実践その1はお部屋の整え方です。

モンテッソーリ教育では、子どもが自発的に動く環境づくりが推奨されています。

0歳児の時は

  1. 寝る場所
  2. ケアする場所
  3. 授乳する場所
  4. 運動する場所

の4つの場所を作ります。

お世話を決められた場所ですることで、秩序を育み生活リズムを整えることにつながるそうです。

ここでは、それぞれの場所の整え方をご紹介します。

寝る場所

赤ちゃんが安心して眠れるような場所を作ります。

モンテッソーリ教育では、赤ちゃんを寝かせるときには、シングルサイズのマットレスを使うことが勧められています。

これは、

  • 赤ちゃんの視界を遮る柵をなくし、周りを観察できるようにする
  • 赤ちゃんのタイミングで休息から活動に移行できる

といった、配慮があるためです。

ケアする場所

赤ちゃんのオムツ交換や、着替えなどのケアをする場所も決めます。

何もわからないまま、いきなり服を脱がされたりすると「ちょっと!何事!?」と、大人でもびっくりしますよね!

赤ちゃんもきっと同じ気持ちです。

もし、ケアする場所が決まっていれば、赤ちゃんはだんだん

「ここに来れば、オムツが新しいものに交換される」

「オムツを交換してもらえると気持ちがいい!」

と、わかるようになり、安心することができますよ。

授乳する場所

ケアする場所と同様に、授乳の場所も一定にすることが勧められています。

授乳を決められた場所ですることで、赤ちゃんは「ここに来ればお腹いっぱいになれる!」とわかります。

パパがミルクをあげる時も、安心できると思いますよ。

場所が一定であればどこでも良いので、ママが楽に授乳できるような椅子やソファーなどがある場所がおすすめです。

運動する場所

赤ちゃんが起きている時に活動する場所です。

ここには赤ちゃんの活動を促すために、おもちゃなどを用意します。

場所を決めるときは、一度赤ちゃんになったつもりで寝転がってみましょう!

  • 赤ちゃんから見える景色が雑然としている
  • 照明が明るすぎる(または暗すぎる)
  • 家具の角やコードの配線など危険な場所がある

これらがないかチェックして、場所を整えていきましょう。

赤ちゃんが使い始めるのは1歳近くになってからにはなりますが、このスペースに「絵本棚」「おもちゃ棚」を用意します。

イメージはこのような感じです。

絵本やおもちゃは、赤ちゃんが手に取りやすい場所に並べておきます。

そうすることで、赤ちゃんの意思で遊びたいもの、読みたいものを選ぶことができます。

絵本は表紙が見えた方が、読みたいものを見つけやすいですよね。

この方法を取り入れてから、子どもがよく本を手にとるようになりました!

【実践その2】おもちゃ(教具)のそろえ方

実践その2はおもちゃのそろえ方です。

モンテッソーリ教育では、子どもが遊ぶおもちゃの事を教具と呼んでいます。

モンテッソーリ教育の教具では、将棋の藤井聡太二冠が3歳の頃から遊んでいたキュボロが有名です。

キュボロとは、溝や穴がある5cm角の積み木を組み合わせ、ビー玉が転がり落ちるように道を作って空間認識能力を養うスイス製の知育玩具です。

藤井二冠のような天才に憧れてキュボロを調べてみると、スタンダードセットで約3万円…。

自分の子どもが、はまるかどうかわからないものに、この値段をかけるのはちょっと厳しいですよね。

0歳向けの教具も、探してみると1万円以上するものがたくさんあります。

教具として発売されている商品は、材料にこだわりがあったり、外国製のものが多いため値段が高くなっています。

0歳向けの教具で遊ぶ期間は、長くても3年程度です。

できればあまりお金をかけずに、教具を取り入れたいですよね?

ここでは、モンテッソーリ教育の教具を、ご家庭で取り入れる方法をご紹介します!

0歳向けの教具にはどんなものがある?

具体的な教具をご紹介します。

教具は赤ちゃんの発達に合わせて選びましょう!

0ヵ月から6ヵ月頃の発達は次の通りです。

手指や身体全体の発達
・物をじっと見つめる
・動くものを目で追いかける(追視)
・物を手で握って振る
・首がすわる
・寝返りをする
・手を伸ばして物に触れる
・手のひら全体を使って握る

感覚・知覚の発達
・口に物をいれて確かめる
・音のするほうを見る

引用元:0歳の発達をドンドン伸ばす知育玩具&おもちゃ30選!モンテッソーリ教育にも! | STUDY PARK まなびラボ

まだ活発に動き回ることがないので、ねんねしながらでも遊べる教具を使います。

  • モビール

動くものを目で追う「追視」の練習になります。

  • 大きな鏡

赤ちゃんが鏡に映る自分の姿を観察することができます。

それによって自分に手足があること、体の動きと感覚を連動させることを知ることができます。

  • ぬいぐるみなどの布製のおもちゃ

柔らかく、怪我をする心配がないので、安心して遊ぶことができます。

指先でものを掴む練習ができ、いろんな手触りの布を用意することで触覚も養われます。

中に鈴など音が鳴るものが入っていれば、大人が持って興味を引くことで、ずりばいやハイハイの練習にも使えます。

6ヶ月頃を過ぎると、赤ちゃんの動きもどんどん活発になってきます。

6ヵ月~1歳頃の発達は次の通りです。

手指や身体全体の発達
・両手で物を持ちかえる
・お座り
・ずりばい、ハイハイ
・握って、放す
・歯が生える
・両手を同時に使う
・指をつかって物をつかむ
・つかまり立ち

感覚・知覚の発達
・鏡に映る自分に興味を持つ
・小さな音に気づく
・大人の身振りを真似る
・いないないバアで笑う

引用元:0歳の発達をドンドン伸ばす知育玩具&おもちゃ30選!モンテッソーリ教育にも! | STUDY PARK まなびラボ

この時期の発達にあった教具は、次の通りです。

  • トレイ付き玉入れ

小さなボールを穴に入れるので、手先の感覚を磨くことができます。

ボールが一瞬見えなくなるので、いないいないバアと同じ面白さがありますよ。

  • プルトイ

引っ張るという動作の練習になります。

引っ張ることで物が動くという、動作とおもちゃの動きの関連性に気づくことで論理性も身につきます。

  • 手押し車

赤ちゃんが、自分の意思で行きたいところに行けるという大きな特徴があります。

そのため伝い歩きとは異なり、一人歩きをより促すことができます。

  • 積み木

積む遊びはまだ少し早いですが、握って放す練習をすることができます。

積み木はずっと遊べるものなので、早めに買って損はないと思います!

ここで紹介しきれなかったものも、まだまだあります。

ぜひ、お子さんと一緒に楽しめそうな教具を選んでみてくださいね。

中古品を探してみよう

モンテッソーリ教育は、昔からある教育法なので、使われる玩具はベストセラーになって幅広く流通しています。

友人のMさんのお父さんはリサイクルショップめぐりが趣味で、ボーネルンド社の新品の積み木を1,000円で見つけて買ってきたそうです。

定価で購入するとなると、だいたい1万5千円ほどするものです。

積み木はプレゼントでもらってかぶる事があるみたいで、リサイクルショップに並んでいたりします。

最近はメルカリなどのフリマアプリで出品する方も多いので、欲しいものがある時は中古品をチェックしてみるといいと思います。

中古品で気になるところは衛生面です。

新品未開封のものが良いですが、なかなか見つかりませんよね。

木製玩具の場合は、直接除菌スプレーをかけてしまうと変色する恐れがあります。

お手入れの際は、除菌用アルコールを含ませた布でやさしく拭きましょう。

プラスチック製のものは、軽く水洗いした後に哺乳瓶洗い用の消毒液につけ置きします。

布製のものは、洗濯機で丸洗いしましょう。

もし、洗うことができなければ、除菌スプレーをかけて天日干ししてみてください。

少し手間はかかりますが、0歳児は玩具を口にすることが多いので、必ず除菌してから使いましょう。

レンタルサービスを利用しよう

教具を揃える時に便利なのが、おもちゃのレンタルサービスです。

月額料金または年会費を支払うことで、人気のおもちゃがお家に届きます

借りたおもちゃを赤ちゃんが気に入った場合は、定価より安く購入することも可能です。

おもちゃのレンタルサービスはいくつかあるのですが、その中でもおすすめは次の2つです。

高級知育玩具をお得にレンタル【And TOYBOX】

こちらは、月額料金3,278円~(税込み)で毎月4〜6個、15,000円以上のおもちゃがレンタルできる定額サービスです。保育士資格を持つマネージャー監修のもとで、プロのプランナーがユーザーに各1名配置されます。使い慣れたLINEを通し、きめ細かく対応してくれます。

月額3,000円以上と聞くと、ちょっと高く感じるかもしれません。でも、こちらのサービスは初月30%オフのサービスを実施中!賢く活用して健やかなお子様の成長を促したいですよね。

成長に合ったおもちゃが届く【月額おもちゃレンタルサービス イクプル】

こちらのサービスは木製のおもちゃを中心としたラインナップが特徴です木製のおもちゃは、手触りがよく優しい匂いがするので、五感の刺激にぴったりです。

木製のおもちゃは定価で購入すると結構いい値段なので、レンタルできるのは嬉しいですね!こちらは月額2,490円~(税込み)のライトプランと月額3,700円~(税込み)のレギュラープランがあります。

月額2,490円~のプランはちょっとお試ししてみたい方にぴったりの価格帯ではないでしょうか。

レンタルサービスの多くが、おもちゃの洗浄や消毒にも徹底的に気を付けています。気になる方はサイト内に消毒の様子の動画が載っていたりするので、チェックしてみてくださいね。

100均で手に入る材料で作ろう

教具は手作りすることも可能です!

インスタをのぞいてみると、素敵な手作り教具の写真がいっぱい見つかります。

引用元:Instagram|erie_mamalife

物を作ることが好きなママは、マネしてみたい!と思われたのではないでしょうか?

詳しい作り方は『100均でモンテッソーリ』という本で紹介されています。

100均でモンテッソーリ Kindle版

0歳児向けの教具では、モビールの他にも

  • マステ剥がし
  • トレジャーバスケット
  • センサリートイ
  • プルトイ
  • にぎにぎ
  • リング通し
  • ボール落とし

などが紹介されているので、ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

モンテッソーリ教育とは、子どもが生まれつき持っている、自分自身を育てる力を伸ばすものです。

子どものペースを尊重するので、0歳からでも無理なく始めることができます。

0歳の育児できることは、赤ちゃんの発達に合わせて「お部屋を整えること」と、「おもちゃを揃えること」です。

今回ご紹介した方法を参考に、実践していただけたら嬉しく思います。

子育てには正解がないものです。

いくら有名人が実践している教育方法でも、自分がこれはおかしい!と感じたことは、無理して取り入れる必要はありません。

さまざまな教育方法の中から、親子でポジティブに取り組めるものぜひ選んでみてくださいね。

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