育児中のお出かけに便利なリュック!不満を抱かないためのチェックポイント

やなかゆう
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子どもが歩けるようになると、鞄はリュック型のものが動きやすくていいですね。

2歳差の子供たちと出かけるときは、両手が空くリュックが必須です。

子どもとお出かけするときに使うものは「マザーズリュック」と呼ばれています。

インターネットで検索してみても、マザーズリュックを紹介されているサイトはたくさんあります。

「あなたに合わせてお好きなものを」と多くの機能も紹介されています。

3wayがいいかな、ポケットも多いほうがいいよね・・・。

商品紹介を見始めると、どれも魅力的な機能に見えて、何が自分にピッタリなものかわからなくなりますね。

そこで、マザーズリュックを探す前にチェックした方が良い点をあげてみました!

リュックを探すときのチェック項目

せっかくお金を出して買うのですから、自分にピッタリのものを選びたいですね!

購入前に、考えておいたほうがいいポイントをまとめます。

その荷物はポーチなどに入ってる?

どのサイトにも、どんな荷物を入れるかチェックしてみましょう、とあります。

もちろんそれは必要なことです。

そこに加えて考えてみてほしいのは「その荷物はポーチ等の入れ物に入っているのか」です。

例えば、おむつ替え用品のセット。

ほとんどの人はおむつポーチか、それに変わるものにまとめているのではないでしょうか。

リュックにおむつをそのまま入れることはないはずです。

「おむつセット取って!」という時や、パパにベビーカーを預けておむつ替えに行ったりする時も

おむつセットだけを取り出して持っていけばいいので楽ちんですものね。

ほかの荷物との接触や、飲み物等が漏れて濡れることも心配です。

同じ理由で、子どもの着替えも袋等に入れてあることが多いと思います。

袋等にいれてあれば、「おむつをそのまま入れられる」ようなポケットは不要かな、という判断基準になると思います。

ポケットの数

多くのママの荷物の例としては、下記のものがあげられるでしょう。

  • おむつセット
  • 着替え
  • 飲み物(子どもの分とママの分)
  • おやつ
  • タオル
  • ティッシュ
  • 手指消毒用ウェットシートなど
  • 予備マスク
  • 母子手帳
  • 財布
  • 携帯電話
  • ママ用ポーチ(メイク用品、生理用品など)
  • 応急手当等セット(バンドエイド、消毒液など)
  • 書類など

この中で、ポケットを別にして入れておきたいものを考えるのです。

もともとポーチに入っているものをポケットにしまう必要はありませんよね。

そうやって考えていくと、自分に必要なポケットの数が分かってきます。

数多くのポケットがついているリュックもありますが、あまりに多いと、何をどこに入れたのか分からなくなってしまったりすることも。

加えて、お出かけしていて、さっと取り出したいものは何でしょうか。

私の経験からいうと、タオル、ティッシュ、子どもの飲み物です。

子どもとお出かけするとすぐに「のどかわいたー」といいます。

子どもの飲み物が入るサイドポケットがあると便利です。

飲み物をリュックの中に入れてしまうと、たとえ横から取り出せるファスナー(背面ファスナー)がついていても、探すのに時間がかかることがあります。

また、こぼれた飲み物をぬぐったり、洗った手を拭いたりなど、タオルやティッシュの出番は頻繁にあります。

タオル、ティッシュは、ワンアクションで取り出せる表側のポケットにしまうとよいでしょう。

同じポケットに携帯石鹸や手指消毒用ウェットシートなども入れておくと便利です。

なお、これだけの荷物を入れると重さで肩が痛くなるので、ショルダーベルトにはクッションが入っているものをお勧めします。

ベビーカーにどうやってかける?

歩き始めたばかりだと、まだまだベビーカーの出番も多いと思います。

子どもをベビーカーに乗せるときは、もちろんリュックもベビーカーにかけたいですよね。

そこでチェックするのが、ベビーカーの持ち手の形状とフックを使用しているか、です。

持ち手はアーチ状に一つに繋がっているものなのか、2本に分かれているのものなのか。

一つにつながっているものだと、荷物をかけるようにフックが必要になります。

赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけをしたことのあるママは

すでに持ち手にフックをつけていることがほとんどだと思います。

リュックだけベビーカーにかける場合は、ショルダーベルト2本をひっかける方が安定します。

もし、お買い物等で荷物が増えたら、リュックの持ち手をフックにかけ

荷物をもう一方のフックにかけるほうがバランスがとりやすいこともあります。

このことからリュックにはベビーカーにかけられる持ち手のようなものがついているほうが便利ですね。

なお、重い荷物をフックにかけると、後ろに倒れてしまうことがありますので

お子さんを乗せているときは絶対に手を離さないようにしてくださいね。

ベビーカーからお子さんを降ろすときも重心が後ろになって倒れやすいです。

持ち手側を壁につけて置いたり、お子さんの足置きに自分の足を乗せて押さえながら降ろすなど、工夫が必要です。

なお、フックは百円ショップでも買うことができます。

ただ、リュックが重くなりそうなら、耐荷重が大きいものを選んだ方が安心ですよ。

リュックの中へのアクセス

おむつセットなどを取り出すときは、メインのファスナーを開けることになりますが

リュックの開け口がどのような形なのかもチェックしてみましょう。

開け口に口金が入っているがま口タイプのものは、開けるときにファスナーの持ち手を動かすだけでは開けにくいことがあります。

ファスナーを最後まで開けないと開け口を開くことができません。

閉めるときは両側がまっすぐそろっていないと閉まりません。

他にも、ファスナーにカバーがついているタイプや、

つまみをスライドするのが固いタイプのものなど、片手では扱いにくいものがあります。

このぐらい、と思いますが、実際使っていると、両手で開け閉めするのは意外と手間です

一方、ファスナーにカバーがなく、滑らかに開閉できるリュックは、ベビーカーにかけた状態でも片手で開閉できます。

すべてを開くためには両手を使わなければいけませんが、半分ほど開けばそこから中に手を入れることもできます。

また、リュックを背負ったまま中に手を入れられる「背面ファスナー」という機能がついているものもあります。

子どもがまだ小さいうちは、いかに早く中の荷物にアクセスできるかを優先したほうが良いかもしれません。

リュックの形状

背面に芯が入っていて自立するものと、そうでないものがあります。

書類などを入れる可能性がある場合は、考えておく必要があります。

乳幼児健診時の書類や、役所や保育園に提出する書類、予防接種の用紙など、意外と書類を入れる機会は多いです。

たいていのマザーズリュックはA4サイズが入りますが、背面がしっかりしてないと、書類の角が曲がってしまうのです。

しっかり目のファイル等に書類を入れるのであれば、芯が入っていなくても問題ありません。

自立しないタイプのリュックを買った後に

「やっぱり自立する方がよかった」

「もう少し整理できたら…」

と感じた場合は、リュックインバッグ(リュックインナーバッグ)というものもあります。

リュックを自立させるためにはマチがあるタイプが良いようです。

貴重品の持ち方

財布、携帯電話、家や車の鍵、母子手帳が貴重品になるかと思います。

盗難のリスクを考えて「背面独立ポケット」というものがあります。

メインにはつながっておらず、独立したポケットで、盗難防止のためファスナーが背中側にあり、貴重品を入れられるものです。

貴重品は小さなポシェットに入れて肌身離さず持っていたいママには、不要な機能かもしれません。

私は鞄を一つにまとめたかったので、背面独立ポケットがあることは絶対条件でした。

防水加工

ㇷ゚ラスαの機能として、防水加工があります。

雨の日はあまり出かけないから防水加工じゃなくてもいいかな、と思われますが

健診や保育園の行事などで、どうしても出かけなければならない日に雨が降ることもあります。

また、公園で遊んでいるときなど、泥などがついても汚れが落としやすいので、あると便利な機能と言えます。

今後、ママ一人で出かけるとき用のリュックとしても使うことを考えているのであれば、防水機能はあった方が安心できますね。

また、濡れたものを入れられるように防水のポケットが別でついているものもあります。

濡れてしまった服やタオルなどを入れるもののようです。

濡れてしまったものはビニール袋等に入れればよく、服を濡らすような小さな子の場合はベビーカーに乗っていることが多いです。

ベビーカーの荷物入れのところにポンと入れておくこともできます。

一見、便利そうな機能でも、本当に必要か考えてみましょう。

なお、気に入ったリュックに防水加工がされていない場合は、防水スプレーをかけるという手もあります。

リュックのデザイン

マザーズバックのデザインは、エレガントなもの、かわいいもの、シンプルなもの、など様々です。

パパが使うこともあるようなら、ユニセックスのデザインを選ぶと持ちやすいでしょう。

値段

子どもとのお出かけですから、汚れることもあるかもしれません。

また、ショルダーベルトがほつれてしまったりと、買い替えが必要なこともあるでしょう。

途中で買い替えることも考えたうえで、値段設定をしましょう。

優先順位を決める

今までに見てきた項目から、優先順位を決めます。

すべてを満たすリュックが見つかれば良いですが、いくつか妥協点は出てきてしまうものです。

「これは絶対譲れない」という項目から重視して探しましょう。

おすすめリュック

それでも、実際に何が良いのか迷われる方のために、上記のチェックポイントを踏まえて私が選んだリュックをご紹介します!

私のチェックポイントはこちら

  • 持ち物から考えて、必要なポケット数は2~3個
  • サイドポケットあり
  • 前面ポケットあり
  • ベビーカーにかけやすい持ち手あり
  • すぐに取り出せる形状、開き方(書類はファイルに入れる!)
  • 貴重品もリュックに収納
  • 防水加工の優先順位は低め
  • デザインはユニセックス
  • お手頃価格

子どもが1歳過ぎ~

上の子が3歳、下の子が1歳の時は、とにかく動き回るので、軽くて、荷物を取り出しやすいものにこだわりました。

結果、選んだのがlegato largoのリュックです。

軽くて、背負ったままでも財布などを取り出すことができ、鍵などの収納できるポケットもあり、重宝しました。

ファスナーを全部開けるとリュックの三分の二ぐらいまで開くので、中のものも取り出しやすいです。

半円形の開け口のリュックはファスナーのつまみを開けやすいからと中央にまとめておかないように注意が必要です。

荷物の重さのために、知らないうちに開いてきてしまいます。

少し面倒でも、つまみは片方に寄せて閉めてくださいね。

子どもが4歳頃~

このころになると、legato largoのショルダーベルトが付け根からほつれてきてしまいました。

一度縫い目をほどいてミシンで縫ってみましたが、また同じところからほつれてしまうので、新たなリュックの購入を検討しました。

子どもとのお出かけだけではなく、自分用にも使うことを考えて探したところ、

書類を曲げずに入れられ、デザインも豊富なanelloが気になりました。

当時、背面独立ポケットがついているものがほとんどなかったのですが、特別仕様でついているものを発見したので、購入しました。

今は種類も増えているようです。

リュックの開閉には両手を使いますが、子どもたちも大きくなって待てるようになったので、多少時間がかかっても問題ありません。

リュックが四角いため大容量入りますが、深さがあることが注意点です。

底の方のものは取り出しにくくなることもありますが、荷物は立てて入れておくなど工夫すれば良いでしょう。

デザインもいかにもリュックというのではなく、おしゃれなのでママ一人のお出かけの時にも使えます。

まとめ

以上、マザーズリュックを探す前に考えておくポイントは

  1. 何を入れるのか
  2. ポケットはどれぐらい必要か
  3. サイドポケットのありなし
  4. 前面ポケットのありなし
  5. ベビーカーに掛けやすい持ち手
  6. リュックの開き方
  7. リュックの形状
  8. 貴重品の持ち方
  9. 防水加工かどうか
  10. リュックのデザイン(誰が持つのか」
  11. 値段
  12. 優先順位を決める

です。

ママによって重視するポイントは変わりますし、上記の他にも条件が出てくるかもしれません。

先に商品紹介のページを見てしまうと、どれが自分に合っているのか分からなくなります。

ぜひ、探す前に考えてみてくださいね。

お気に入りのリュックがあると、荷物が多くて大変な子どもとのお出かけも楽しいですよね。

あなたにピッタリのマザーズリュックに出会えますように!

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