育児と精神面
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どんなママでも1度は思う?「育児に向いてないかも」と悩むあなたへアドバイス

やなかゆう
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自分の子どもなのに、ずっと一緒にいるとイライラする。

何をしても泣き止まない!どうやって叱ったらいいか分からない。

私って育児にむいてないのかも・・・。

落ち込む前に、ちょっと待ってください!

悩んでいるということは育児に真摯に向き合っている証拠。

考え方次第で心が楽になることもあるでしょう。

そんなあなたに視点を変えるアドバイスをお伝えします。

育児に向いていないと思うのはどんな時?

周りのママが完璧にこなしているように見えて、引け目を感じているのかもしれません。

でも、この記事を読んでくれているあなたはきっと、赤ちゃんの衣食住は確保できているのではないでしょうか。

十分です!

ママとして、よく頑張っています!

その上で、赤ちゃんによりよくしてあげるためにどうしたらいいのか、考えてみましょう。

「育児に向いているママ」ってどんなママですか?

いつも笑顔で、泣いている子どもを上手に泣き止ませ、家事も育児も完璧にこなしているママ?

そんなスーパーヒーローみたいなママ、いると思いますか?

分からないこと、できないこと、自分には向いてないと思うこと。

多かれ少なかれ、みんなあります!

それでも、自分と家族が笑顔で過ごすために、日々考えているのではないでしょうか。

ちょっとした工夫で、「向いてない」と思っていたことでも「こうすれば何とかできるかも」と思えるかもしれません。

では、「育児に向いてない」と思う原因を探ってみましょう。

どんな時に「育児に向いてない」と感じますか?

「育児に向いてない」と思う瞬間7選

ここから、“「育児に向いてない」と思う瞬間7選”と題し、育児に向いてないと落ち込む場面を具体的にご紹介します。

①イライラしてしまう

自分の子どもなのに、ずっと一緒にいるとイライラしてしまうのは、普通の感覚です。

気に病む必要はありません。

相手がだれであっても、24時間一緒にいたら疲れてしまいます。

しかも、お世話が必要な赤ちゃんなのです。

危ないことがないように、常に気を張っていなくてはいけません。

少し赤ちゃんから離れる時間を作ってみましょう。

ご家族に預かってもらえるなら、30分でも一人の時間を持つとリフレッシュできます。

ママの抱っこでしか寝ないなら、寝た子どもを抱っこしたままでもできる、自分の好きなことをしてみましょう。

見たかったテレビの録画を見たり、LINEなどのアプリでお友達に連絡をしてみたりするのもいいでしょう。

テレビは音を小さくして字幕で見ると、子どもを起こすことなく見ることができます。

②何をやっても子どもが泣き止まない

ママが抱っこしてもあやしても泣き止まないと、母親としての力がないように思えて「育児に向いてない」と思ってしまいますよね。

赤ちゃんは泣くものです。

泣くと、大きな声を出しますし、肺が鍛えられるそうですよ。

「ま、泣きたいときもあるよねー」という心構えで、抱っこしておきましょう。

赤ちゃんだって、安心なママのお腹の中から出てきて、全く知らない新しい世界に慣れようと頑張っているのです。

大きくなるにつれて理由がわからない「泣き」は減ってきます。

抱っこしていても座ると泣く、という場合はバランスボールを使うという手もあります。

私の経験ですが、赤ちゃんを抱っこしたまま、バランスボールに座って軽くバウンドしていると、あーら不思議!

視界が変わるのが面白いのか、泣き止むことが多かったです。

立ったままの抱っこよりもママの負担が減りますので、おうちにある方は試してみてくださいね。

泣き止み動画の力を借りる

「泣き止み動画」として有名な動画をご紹介。

こちらはロッテのソフトキャンディ『Cafca(カフカ)』のキャラクター「カフカくん」の動画です(このソフトキャンディは現在は販売されておりません)。

この動画を子どもに見せる(音楽を聴かせる)と、子どもが泣き止むと話題になりました。ただ、全ての子どもに効果があるわけではないのでご了承ください。

やなかゆう
やなかゆう

うちも上の子には効果があったけど、下の子には全く効果なしでした!

③子どもに笑顔で対応出来ない

ママだって一人の人間です。

いつも笑顔でいられるわけではありません。

でも、笑顔でいられない理由が、自分に余裕がないせいなら、対策しましょう。

ママは赤ちゃんが卒乳するまでは、ずっと寝不足で頑張っています。

妊娠期から考えると、少なくとも2年は寝不足が続くのです。

寝不足だと自分に余裕がなくなってきます。

細切れでも良いので睡眠を取るようにしましょう。

今日は家事を少しさぼって横になりましょう。

掃除をしない日があっても大丈夫です。

食事が作れなかったら、冷凍食品や食事の宅配で乗り切りましょう。

最近は添加物にも配慮したものが多く売られています。

家事や育児に追われて笑顔がなくなってしまうぐらいなら、ちょっとさぼってでも、機嫌のよいママでいる方が、お子さんもパパもうれしいのではないでしょうか。

それに、「ママ、今日は眠くて疲れてるんだー」と言ってしまってもいいのです。

子どもが2歳ぐらいになって言葉が通じるようになると、ぎゅ~っとハグをして元気をくれたりもしますよ。

ママだって完璧じゃないんだってことを見せることも、大事なのではないでしょうか。

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④どうやって叱ったら良いか分からない

「ほめて育てる」思想が1990年代、日本に取り入れられてきました。

もしかすると「どうやって叱ったらいいかわからない」ママもいるかもしれません。

あまり叱りたくはないかもしれませんが、「ダメなものはダメ」と教えることは大切です。

人や自分を傷つける行為、命にかかわるような危ないことは、絶対にしてはいけないと教えなければなりません。

それらとは別に、普段子どもを叱るときはどんなことに気を付けたらいいのでしょうか。

こんな言葉を見つけました。

可愛くば、五つ数へて三つ褒め、二つ叱って良き人となせ

二宮尊徳(金次郎)の言葉です。

相手に対して5つの対象を見つけ出し、そのうち3つを褒め、2つを叱る。

褒めるだけでも、叱るだけでも相手がダメになってしまう。

この配分によって良い人材になる、という意味だそうです。

頭ごなしに叱られると、自分を守ろうと心の扉を閉じてしまい、内容が入ってきません。

「あなたは〇〇なところが素晴らしいと思う、だからこそ、△△はしてはいけない」

などとと言われた方が聞こうかな、という気になりますよね。

自分が言われるならどんな言い方なら聞く気になるかなと、子どもの立場になって考えてみるとよいでしょう。

⑤毎日同じことの繰り返しでつまらない

子育ては毎日、おむつ替えをし、食事の世話をし、抱っこし、寝かしつけ、遊びの相手をし・・・。

ママとしては、やることが同じで、つまらなく感じることもあるかもしれません。

でも、それはママからみた世界。

赤ちゃんは毎日成長しています。

寝ているだけだった赤ちゃんが首を回せるようになり、寝返りをするようになり、ものを目で追えるようになり・・・。

ある日、自分の手の存在に気づいてじっと見つめだす。なめてみる。

寝返りをできるようになり、周りを見れるようになる。

すごい勢いで成長しているのです。

自分のやっていることをただの作業だと考えず、赤ちゃんの未来につながる事だと考えてみてはいかがでしょうか。

⑥頑張っても評価されない

「頑張っても評価されないからやる気にならない。仕事なら頑張った分だけ評価されるのに」

そうですよね。

母親業は本当に大変なのに、誰も評価してくれません。

もちろん報酬などありません。

自分の母親もそんな大変な「育児」をしてきてくれたからこそ、今の自分があるのです。

母親に感謝をしつつ、自分で自分を褒めましょう。

可能ならば、パートナーに「私頑張ってるの。褒めて!」ってお願いしてみてもいいと思います。

誰か一人でも自分の頑張りを認めてくれたら励みになります。

ただ、一つ言えることは、育児にはいずれ評価がでます。

子どもがどんな人間に育つかです。

有名なアメリカインディアンの教えを記載します。

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします

敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います

ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります

ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります 

心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります

はげましを受けて育った子は自信を持ちます

ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります

公明正大な中で育った子は正義心を持ちます

思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます

人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします

仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます

引用元:加藤諦三(2020年)『アメリカンインディアンの教え令和新装版 子どもを伸ばす魔法の11ヵ条』(190頁)

子どもは親が言ったように育つのではなく、親がしたように育つのです。

育児は一人の人間を育てる一大事です。

どうか、他人の評価を気にせず、お子さんと向き合ってみてください。

⑦やっぱり外で働きたい

家の中で赤ちゃんと二人きりの世界は息が詰まります。

誰でもそうです。

ちょっとした息抜きでもリフレッシュできる人もいれば、外で働くからこそ育児と家事のバランスが取れると感じる人もいると思います。

それぞれの家庭の事情もあるかもしれませんが、そんな時は働いたら良いと思うのです。

「まだ小さい子がいるのに働くなんて・・・」と周囲の声が聞こえてきそうですか?

周囲の声なんて気にする必要はありません。

その人たちがあなたの子どもを育ててくれるわけではないのですから。

あなたが自分と家族のために考えて選んだ道が最善なのです。

子どもは保育園に預けられたら最初は泣くかもしれませんが、そのうち慣れます。

「寂しい思いをさせて申し訳ない・・・」なんて思う必要もありません。

家族が笑顔でいるために選んだ道なんだと胸を張っていれば、子どもはあなたの背中を見て育ちます。

一緒にいるときにたくさん抱きしめて、愛情を伝えれば子どもにもちゃんと伝わると思います。

まとめ

私って育児に向いてない・・・と思ったときは

  • 自分を認める
  • 細切れでも休む
  • 赤ちゃんは泣くものだとあきらめて自分の時間を少しでも持つ
  • さぼれる家事はさぼって余裕を持てるようにする
  • 子どもを叱るときは褒めてから
  • 繰り返す作業ではなく成長中の赤ちゃんにフォーカス
  • 育児は一人の人間を育てる一大事
  • 外に働きに行くことが自分と家族にとって最善なら働く

ということを思い出して、何とか工夫をしてみましょう。

育児は向いていないと感じても投げ出すことはできないもの。

どうせやるなら考え方を少し変えて、心を楽に過ごせるようにしてみませんか?

正面からぶつかった壁も横から行ってみたら

「あら、こんな抜け道があった」なんてこともあるかもしれませんよ。

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