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出産前に知っておきたい!母子手帳ではわからない育児の知識の学び方

やなかゆう
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親になれば、誰でもすぐに育児ができるわけではありません。子供が生まれたその日から、「分からない」、「どうしたらいいの?」の連続です。

赤ちゃんを抱いたのも初めて、母乳をあげたのも初めて、1日の半分以上の時間を抱っこし続けたり、1時間以上も泣き続けるなんて想像もしないですよね。

それは子育ての知識がなくて、子供を産んだ後の事が全くイメージできていなかったからです。

妊娠中にもらった母子手帳を読んでも、幸せな気持ちはわいてきても、子供が産まれた後の大変さは理解できるものではありません。初めての子育てで経験がないのは当たり前です。

しかし、もう少し知識があれば違った子育てが出来るかもしれません。

赤ちゃんが生まれた途端に、右も左も分からない育児迷子にならないよう、正しい育児の知識を持つことの必要性と、知識に振り回されない育児について一緒に見ていきましょう。

育児の知識は必要?

育児の知識は、学校のように強制的に勉強させられるものではありませんよね。

母親学級や、育児本など自分で知識をたくわえていくしかありません。

私の場合、高校生の時に「生活」という授業で「育児」の勉強をしていて、それが変な自信になり、育児について分かったつもりになっていました。

また、妊娠中も仕事をしていたので母親学級などに参加しないまま出産をしてしまったのです。

育児に関する知識を身につけて育児に突入するのと、

「なんとかなる」と知識がないまま育児に突入するのではどちらの方が、困難に直面した時乗り越える力が強いでしょうか?

私は子供が熱を出したり、泣き続けたりするたびに、子供を抱き、目を血走せながらスマホで永遠と検索していました。

育児の知識がないと、赤ちゃんの困りごとに対応する能力がありません。

そうすると何かあるたびに慌てて検索し、いろんな情報に惑わされ、心身ともに疲弊してしまいます。

育児の核になる部分を知識で補ってあげると、心の負担が少なくて済みます。

今は育児に役立つ資格もありますので、妊娠中の今から、その時に備えて資格を取得するのもいいですね。

育児に関する資格取得で充実した毎日を送ろう!ママに役立つ資格3選

妊娠が分かったら

ではいつから育児の知識を蓄えておくのがいいのか、というと、やはり妊娠中からがいいと思います。

先述した通り、私の高校では「育児」の勉強をすることがありましたが、

実際に本物の赤ちゃんを抱いたり、24時間一緒に生活するようなことはありませんでした。

学生時代に勉強をすることは勿論いい事ですが、出産という差し迫った緊迫感がないので、頭からするりと大事な事がいくつも抜け落ちてしまっていました。

妊娠後期になると、出産の準備、産後に必要なものを購入しますよね。

そんな時に、育児本を手に取ってみてほしいです。

  • 全然泣き止まないその理由は?
  • 離乳食はいつから始まる?
  • 育児で辛くなったらどこに相談する?

など、心構えとして持っていた方がいい知識が書いてあるので、一読しておくと、いざ困ったときに、「そういえばそんなこと書いていたな」と心強いです。

私はこの知識が無かったので、「あまりにも泣き止まなかったら?」の答えの選択肢を持っておらず、

「私のせいで泣いているんだ、私は母親失格なんだ、ダメな母親だ」と自分を責める方向へ気持ちが向いてしまいました。

そうならないためにも、必要最低限でも妊娠中から育児の知識をたくわえておくことをお勧めします。

育児の知識はどこから手に入れる?

では、育児の知識はどこで収集できるのでしょうか?

母親教室、父親教室

妊娠中に、妊婦検診が始まると、母親教室や父親教室などの参加を勧められますよね。

主に、産後すぐの乳幼児期のお世話について、看護師や助産師が教えてくれます。

事前にどのようなお世話があるかイメージできているのと、そうでないのでは産後の心の負担が違います。

また、ここで出産日の近いママ友ができると、出産後に育児の情報の交換などができますね。

自治体で主催している育児教室などのイベント

抱っこの仕方、沐浴、離乳食の進め方など、地方自治体での取り組みがあります。

管理栄養士や保健師など専門の知識を持つ方に、直接教わるので、悩み事まで相談できる場合もあります。

私は、地域で主催する子供の小児救命講習を受講しました。

子供が手づかみ食べを始めたときに、ご飯を口いっぱいに詰め込んで、のどを詰まらせたことがきっかけでした。

子供の誤飲や、食べ物をのどに詰まらせて窒息するという事故は、親が注意していても起こる事があります。

子供の命を守るための知識は、使わなくても持っていた方が安心ですよね。

子育てアプリ

子育てや、育児に関するアプリは900種類以上もあり、それだけ子育て中のママが頼りにしているかが分かります。

育児アプリは妊娠中から使っているママもいますよね。

ちょっとした育児の悩みなら、サクッと検索してアドバイスをもらえます。

妊娠中から使えるおすすめのアプリはこちらです。

ベビーカレンダーAndroid/iPhone

妊娠・出産・子育て・離乳食の基礎知識が学べて、助産師や管理栄養士などの医療専門家へ、悩みを相談できるアプリです。

下記の記事では、他にも用途別のおすすめのアプリを紹介していますので、参考にしてくださいね。

育児の悩みをスマホで解決!おすすめの子育てアプリの活用法とは?

育児本

育児本は、育児の仕方や育児の注意点を1冊でまとめているので、自分の知りたいことが瞬時に分かります。

初めての育児には、子育ての知識をまんべんなく網羅しているものが1冊あると安心ですね。

自分が知りたい情報だけを検索するのもいいですが、気が付いたときには問題が深刻になっていた、そもそも問題に気が付かなかったという事もあります。

幼稚園のママ友に、育児中に子供と二人で寂しいからと、テレビをつけっぱなしにしていた方がいました。

そのママは、それが子供の発育によくない影響があるとは認識しておらず、

子供の発語の遅さや、反応の鈍さなどの成長の遅れが出て、病院を受診した時に初めて指摘されて分かったそうです。

育児本には、メディアとの関わり方や、赤ちゃんのお世話の際には目を見て話しかけながらするように、ともれなく書いてあるはずです。

子供のためにも、子育ての知識を事前に知っているといいですね。

私がおすすめしたい、育児全般の知識を網羅した育児本はこちらです。

この本は、赤ちゃんの成長の目安が月齢ごとに写真や、体験談を交えて紹介されています。

育児には注意すること、やる事がたくさんあると認識するとともに、少し先の赤ちゃんの成長を先読みできて、わが子の成長が楽しみになる1冊になりますよ。

併せて読んでほしい、育児本との付き合い方を紹介した記事はこちらです。

初めての育児なら1冊は持っておきたい おすすめ育児本

知識があるがゆえに苦しまないで

ここからは、母親学級にも参加して、育児に対する知識と情熱がすごくあった友達のMさんの話をしますね。

Mさんは、子供が生まれてくるのを、本当に楽しみにしていて、子供のために出来る事は何でもしたいと、

妊娠発覚を機に仕事もやめ、子育ての準備に専念したそうです。

育児本を熟読し、アプリで今赤ちゃんがおなかの中でどれくらい成長しているか1日に何度も確認して、妊娠の初期から育児グッズを購入していました。

そして、いざ出産、子育てが始まると、Mさんはどんどん表情が暗くなっていきました。

子育てが思い通りに進まない、というのです。

Mさんは知識がありすぎるあまり「育児とはこうするべき」という呪縛にかかっていました。

「3時間おきの授乳」とあるから、3時間おきにタイマーをセットして、いくら泣いても時間にならないとおっぱいをあげないし、

逆に寝ていても起こして、おっぱいを吸わせていたそうです。

他にも、「沐浴は夕方がよい」と書いていたら、夕方は外出を一切しないなど、全ての事を徹底して守っていたそうです。

育児の知識はないと困りますが、それだけが全てではありません。

この月齢で歩かないのはおかしい、この月齢で離乳食を食べないなんておかしい、この月齢でこれができないなんておかしい、

と知識に振り回されて、苦しまないでください。

全ての赤ちゃんが同じように成長することは絶対にありません。

赤ちゃんの成長過程は、100人いれば100通りです。

育児の知識を身につけることは、子供の成長やその成長過程の目安を知ることであり、型通りの子育てを強要するものではありません。

まとめ

育児の知識は、学校のように一から十まで教えてくれないし、母子手帳だけでは不足です。

ですので、自分で事前に知識をたくわえておく必要があります。

育児の知識があると、子育てに余裕がもてますし、子供の成長の手助けになります。

しかし、赤ちゃんにはそれぞれ個性があるので、育児の知識だけが全てではありません。

それを理解したうえで、あなたのお子さんに合った育児方法を見つけてください。

育児は思い通りにいかないことばかりですが、知識をたくわえ心に余裕をもって、思いっきり子育てを楽しめるといいですね。

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