三児の育児中でも自分の時間を確保!3人いるからこそ時間は作れる!
自分のために時間を使ったのはいったいいつだっただろう?
育児と家事で毎日が終わる。自分の顔すらも洗う時間がなく、赤ちゃんのお世話に必死。
昼夜関係なく3時間ごと(赤ちゃんによっては2時間ごろの場合も!)の授乳で寝不足。
「自分の好きな時間に眠って、好きな時間に起きたい!」
「たまにでいいから自分のために時間を使いたい!」
そんなあなたに、自分の時間の作り方をお伝えします。
自分の時間、工夫次第で作れますよ!
三児のママの自分時間の持ち方
小学生、幼稚園、未就園児の3人のお子さんを持つ、知り合いのNさん。
平日はワンオペ育児。実家も義実家も遠く、サポートは頼めません。
その状態で、外部のサービスにも頼らず、趣味に割く時間もあるようなのです。「お子さん3人もいるのに、どこにそんな時間があるの?!」と聞いてみました。
育児で忙しいママが、自分の時間を作り出すヒントがあるかもしれません。
完璧を目指さない
まず、家事は完璧を目指さないそうです。
子どもたちが毎日元気にご飯を食べられたらOK!という気持ちで、毎日掃除ができなくてもよしとする。
少しぐらい部屋が散らかっていても、子どもたちが元気に遊んだ証拠。
一応、みんなでお片付けの時間は設けるようですが、本腰を入れて片づけるのは、パパのいる週末にするのだとか。
ごはん作りは少しずつ進める
朝ごはんは簡単に。
朝起きてすぐに準備できるように、前日の夜に子供たちの希望の朝ごはんを聞いておくそう。
――と言っても、手のかかるものは作りません。パンかシリアル、おもちぐらいとのこと。それらを幼稚園のお弁当を作りながら用意するそうです。
しかも、ついでに晩ごはんの準備も始めるのだとか。
「台所に立ったら、何か一つは晩ごはんに向けての作業をするようにしている」
朝にお弁当のごはんを炊くときは、夜までの分を考えて多めに炊いておく。
未就園児とのお昼ごはんの準備をする時は、ついでに晩ごはんのお味噌汁を作ったり、食材を切っておく。
基本的に晩ごはんの献立は「具だくさんのお味噌汁、ごはん、メインのおかず、作れたら副菜」だそうです。
品数を多く作るのは大変だし、時間がかかる割に、子どもが食べてくれるかもわからない。
だったら、お野菜をたくさん入れたお味噌汁などのスープにしてしまえば、栄養バランスも良くなる!
ごはんとお味噌汁ができていれば、晩ごはんの前にメインのおかずを作るだけなので、気分的にも楽だそうです。
煮物料理の場合は、手が空いた時に作っておくと、味もしみるし、夕方に時間的余裕ができて一石二鳥!ですね。
やりたいことのリストアップ
Nさんは隙間時間の利用がとっても上手!
ちょっとした時間で、読書をしたり、子どものおやつを作ったり、趣味のハンドメイドをしたりしています。
コツは、「〇分時間ができたらこれをする、と頭の中でリストアップしておく」こと。
そうすることで、「あ、今時間ある!」と思った時にすかさず行動に移せるのだそうです。
彼女の場合は、
15分時間ができたらハンドメイドの型紙を写す
30分時間ができたらミシンで縫う、または、おやつのクッキー生地を混ぜておく
一日のやりたいことだけではなく、「今月のやりたいこと」など、長期スパンで考えるときは付箋に書いたものをカレンダーに貼っているそうです。
そうすることで、「今日は何をするか」まで落とし込むことができるのです。
やりたいことをリストアップするときには、「できないかも」ということは考えず、とにかく書いてしまうこと。
毎日そのメモを目にすることで、「どうやったらできるかな?」と解決策を考えるようになるそうです。
やりたいことをリストアップするだけで、実現に近づいていくなんて嬉しいですね!
時間管理
隙間時間を自分の時間に当てているNさん。
まとまった時間はどうやって取っているのでしょう?
それは「夜、子どもたちが寝静まってからか、早朝」!
夜、子どもたちが早く寝てくれたら、好きなことを思いっきりしてリフレッシュ。
夜眠い時は無理せず寝て、その分、早起きをして朝に集中して読書をしたりする。
自分の時間を持って趣味を楽しむことで、リフレッシュでき、子どもたちにも笑顔で接することができるそうです。
そうは言っても、お昼間に一人で出かけたいこともありますよね。
そんな時は週末に、パパに子どもたちをお願いして2、3時間一人で出かけるのもとても良い気分転換になるとのことでした。
兄弟がいると忙しい?
確かに時間の使い方がうまいNさんですが、3人のお子さんがいて忙しいのでは?と思ってしまいますよね。
すると「兄弟がいるからこそ、私の時間ができるということもある」とのこと。
え?どいういうこと?
子どもたちで遊んでくれる
一人っ子だと、どうしても親が遊び相手をしなければならない場面が多くなります。
しかし、兄弟がいると、子ども同士で遊んでくれるのです。
大人と遊ぶよりも、子ども同士のほうが楽しく長く遊んでいるそうです。
子どもがどうしてもママと一緒に過ごしたい時は?
そんな時は、ママも集中して子どもたちの相手をするそうです。
ママが家事や他のことが気になって、心ここにあらずの状態で接しても、子どもたちは敏感に察知。
余計に機嫌が悪くなったりするのです。
集中して相手をすれば、子どもたちも納得するので、ママはまた家事などに戻れるというわけですね。
ボリュームが増えた家事は?
人数が増えると、洗濯物が・食事の準備・洗い物など、家事のボリュームも増えるのが気になりますね。
そんな時は「子どもにたよる」!
子どもでもできるお手伝いはありますね。
お風呂掃除、洗濯物をたたみ、収納すること、部屋の片づけ、掃除機をかける、食事の配膳、お料理のお手伝い。
玉ねぎの皮剥きは2歳でもできます。
小さいからできないだろう、ではなく、これならできるかも、というお手伝いをお願いするそうです。
大きくなってからお手伝いを頼もうとしても、その頃には子どもが「自分はお手伝いはしなくていいもの」と思ってしまうので、小さいころからお願いするのが大事。
もちろん最初はママが一緒にやる。
できたら大げさにほめる。
「これやって!」という命令口調は避けて、「お願いできるかな?」と言い方を変える。
もちろん子どもなのでお手伝いに乗り気でないときも多々あります。
それでもやってくれたら「ありがとう~!ママ、すっごい助かった!」と大げさにほめて、ママの感謝の気持ちを伝えるようにするそうです。
それを根気強く何度も続けていくと、お手伝いが身についていくようです。
ママが一人で「ごはん作って、お風呂掃除して、洗濯物たたんで・・・」とやるよりは、お手伝いをお願いするほうが時短ですよね!
時短になると、将来的にママの時間もできることになります。
時には上の子に「このやり方教えてあげてくれる?」と頼んだりするそうです。
そうすると子どもなりに優しく教えてあげてくれたり。
そんな兄弟をみるとママもほっこり笑顔になりますよね。
まとめ
Nさんの例でいうと、自分の時間を作るには
- 完璧を目指さない
- ごはん作りは少しずつ進める
- やりたいことのリストアップ
- 時間管理
- 兄弟であそんでもらう
- 子どもにお手伝いを頼む
ということになります。
最後に、Nさんは、「話したみたいにいつもうまくいくわけではないけれど、意識することで絶対変わってくるから!」と言っていました。
頑張っているママが自分の時間を持つことで、より笑顔で家族と過ごせたら良いですね。