里帰り出産はストレスだらけ?穏やかな気持ちで育児をするための3つの方法
産後慣れない育児のなか、ママの負担を軽くするために里帰り出産をして、両親のサポートを受けるのは心強いですよね。
ですが、協力してもらえる環境でありながら、実際に過ごしてみるとストレスを感じることはありませんか?
些細なことで両親と衝突して喧嘩になったり、なんで里帰り出産なんて選んだのだろうと後悔することもあるかもしれません。
なぜ、負担軽減だったはずの里帰り出産がかえってストレスとなってしまうのでしょうか。
その原因とストレスを感じたときの対処法について紹介します。
ママが少しでもリラックスして里帰り期を過ごせることいいですよね!
里帰り出産においてストレスを感じる原因
本来、里帰り出産をした方がメリットが多いと思っていたはずでしたよね。
それが、なぜストレスだらけになってしまったのでしょう。
産後のホルモンバランスの乱れ
ママは「ガルガル期」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
産後のホルモンバランスの乱れから、ママの体の不調や精神的に不安定になってしまう時期のことを指します。
このガルガル期は産後すぐから始まり、産後1ヶ月頃までが目安といわれているので、丁度里帰り期間に直面してしまうんです。
今まで気にならなかった些細なことにイライラして攻撃的になったり、警戒心が強くなるといった症状が出てきます。
両親にキツくあたったり、赤ちゃんを触らせたくないなど思い当たる節はありませんか。
ママがストレスに感じていたのは、実の両親とそりが合わないのではなく、ホルモンが原因の可能性があります。
生活環境が異なる
進学や就職、または結婚を機に親元を離れて生活をしていたと思います。
両親と長い間生活をともにしていても、実家を離れて環境が変わると生活スタイルも変化していきますよね。
就寝時間や、自宅での細かいルールなど自分の家とは勝手が違ってくることにストレスを感じることがあります。
久しぶりに一緒に生活をすると、なんとなく気を使って疲れてしまうのかもしれませんね。
実母の育児アドバイス
子供が産まれたら「実母に育児のサポートをしてもらえる」と前向きだったはずです。
しかし、育児方法が母の世代と違うのに、昔の育児方法やアドバイスが多くうんざりしてしまうのではないでしょうか。
「また泣いてるけど母乳が足りてないんじゃない?」
「泣いて抱っこばっかりしてたら抱き癖がつくわよ」
などと言われると、的を得ていないアドバイスにイライラしてしまいますよね。
もちろんサポートに助けられる場面も多いのですが、的外れな世話焼きにイライラしてしまうことが原因の1つです。
ストレスの原因に対する対処法
実家にてストレスを感じたときは、どう対処したら良いでしょう。
先程の原因に対する対処法を3つ紹介します。
ガルガル期を理解したうえで乗り越える
産後すぐにやってくるホルモンバランスの乱れですが、1ヶ月を目安に落ち着くといわれています。
それを知っているだけでも、家族にイライラしたときに
「今はそういう時期だから仕方ない」
と多少割り切って考えることも、ママの精神を安定させるためにも大切なことです。
頻繁にイライラすると感じるときは、心がサインを出しているときです。
夫や友人と話したり、好きなものを食べて気分転換をしてみましょう。
溜め込まずに、こまめに発散してガス抜きすることは大切ですよね!
短期間だからこそ思う存分甘える
なんとなく自分の実家なのに、落ち着かないとストレスを感じる。
同居するのであれば、実家のルールや生活リズムに合わせる必要があるかもしれません。
ですが、産後の1〜2ヶ月は3時間起きの授乳に追われて、記憶が空白になるほどに大変です。
本来の里帰りする目的でもある、ママの体を休めて穏やかな気持ちで育児と向き合えるよう甘えることも必要です。
そのために就寝時間や起床時間、食事の時間など希望があれば伝えておくようにしましょう。
家族も「何を」「どうやって」サポートしたら良いのかわからないかもしれません。
なので、伝えてもらった方がお互い過ごしやすくなるかもしれませんよね!
実母の育児アドバイスは多少聞き流すことも大切
現代の方法とは違った育児アドバイスに、「今はそうじゃない」「間違ってるよ」と指摘したくもなりますよね。
ですが毎日のこととなると、ママもだんだんイライラしてストレスも溜まる一方。
なので「そうなんだ」程度に聞き流すことも時には大切です。
実母の立場になってみると、ママのためを思ってアドバイスをしています。
それを否定されると、いい気持ちはしないですし、サポートも後ろ向きな気持ちになってしまい悪循環です。
子供の健康や安全に関わることは、きちんと「こうしてほしい」と伝えましょう。
聞き流すと伝えるを使い分けると、ママも毎回イライラせずに済みますし、実母の理解も得られます。
義母とは違い、実母だからこそ本音を伝えやすいと思いますし、せっかくなら良い関係を築きたいですよね!
ママが無理なく過ごせる場所が一番!
対処法を試しても、実家に居場所がなかったり、どうしても家族とうまくいかないことがあるかもしれません。
里帰り期間は1ヶ月〜2ヶ月半頃まで過ごすママが多いです。
早めに家に帰宅するのも手段の1つです。
夫や両親に辛い気持ちを打ち明け、ママが居心地の良いと思う環境で産褥期を過ごしましょう。
パパが育休を取得できない場合は、産後ヘルパーというサービスがあります。
家族以外の周りのサポートを受けてママが穏やかになれるのであれば、決して高い出費ではありません。
詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね。
出産は交通事故と同じ!?育児に集中できないなら無理せず産後ヘルパーを利用してみよう!
まとめ
- 里帰り出産がストレスとなってしまう原因
- ストレスの原因に対する対処法
- 出産は必ずしも里帰りしないといけないわけではない
里帰り出産がこんなはずでは…と悩んでいるかもしれません。
それでも、実家家族はパパママと子供の大切なサポーターです。
決して無理はせずに、辛いときには家族に思いっきり頼りしましょう!
穏やかな気持ちで里帰り期間を過ごせますように。