ふたり育児に疲れたなら上の子に頼ろう!喜んで手伝ってもらうポイント
あなたは今、ふたり育児に疲れていませんか?きょうだい育児は大変でとても疲れが蓄積されます。下の子が乳児だとなお、疲れが倍増しますよね。
ふたり育児は、疲れが1.5倍になるって知っていますか?
私も3歳差のきょうだいで、長男が産まれた時に娘は2歳、育児が今まで以上に大変になり、疲れが半端なかったです。
疲れからくるストレスを娘に「ママだって、忙しいんだから!」と当ててしまい、一時怒る回数が増えたこともありました。娘は、とっても我慢してくれていたと思います。
疲れているからと言って、怒ってしまうことに対して、私は「自分は悪いママ」だと思うことが増え、時間が経つと自己嫌悪になっていました。
上の子だって、ママが大好き。下の子のお世話で忙しくても、上の子はまだママと一緒にいたいですよね。
寂しい思いや我慢をさせてしまったことを反省し、どうすればいいのか?と考えた結果、上の子にも育児を手伝ってもらおう!と考えました。
上の子にお手伝いをすることで、親子のコミュニケーションが増え、子どもの自信が付きます。また、お手伝いによって、「責任感」や「自立」が自然と身につきますよ。
私がその時に上の子にお手伝いをお願いしたことをお話しますね。
ふたり育児に疲れた……その理由とは?
ふたり育児に疲れる理由は、上の子が原因が多いです。
自分が1番だったのに、急に産まれたきょうだいのほうにママが行ってしまうと、寂しい思いが増えます。
その為、「自分のママを取られた!」と思い始めます。
ママの気を引きたいと思い、やってはいけないことや赤ちゃん返りをして、気を引こうとしますよね。
子どもを1人で2人を見なくてはいけないママにとって、この行動はしょうがないと思いながらも疲れを感じてしまいます。
結果、「上の子がちゃんとしてくれればいいのに!」とストレスで怒ってしまうのかも知れません。
この原因以外にも、ママがふたり育児に疲れる理由がありますので、お話しますね。
上の子が言うことを聞いてくれない・わがままを言う
子どもは急にママを取られた!と思うと、どうにかして自分に戻ってきてほしいと思いますよね。
その為、わがままを言って、ママを困らせたり、言ったことをしてくれない場合があります。
ママに怒られて、泣くことで自分を抱っこしてくれるママを子どもは待っています。
その時に下の子も泣いていたら、ママはどうしていいのかわからなくなってしまい、2人をどうにかしなくては!となりますよね。
それが、疲れてしまう原因の1つになります。
ママが目を少しでも離すと危ない
1人で2人の子どもを見るママは、下の子を見ている時に上の子が命に関わることをしていた!ってことは珍しくありません。
2人をずっと見ていることは、とても神経を使いますし、子どもの命を背負っているママはとても疲れてしまいますよね。
私の場合、長男が産まれて、長男のお世話をしている時に長女が居なくなって、探した時がありました。
その時に長女がお風呂場にいた時は、とても怖い思いをしました。
同じ思いはしたくない!と思い、日中の長女のお世話は、ずっと長男をおんぶをしていたことがあります。
夜になって、子どもが寝た後に精神的、肉体的に疲れを凄く感じました。
ふたり育児は、どちらかの子どもを危険な目に合わせてしまう恐れがあるので、いつも以上に神経を使ってしまいます。
ふたり育児で上の子でもできるお手伝い
ふたり育児は、とても疲れますが、上の子を上手く使うことで、今よりも育児が楽になりますよ。
上の子が育児を手伝ったことにより、ママがそれを褒めてあげると、子どもは「ママの手伝いが出来た!」となり、嬉しくなりますよね。
どんなことを上の子にお手伝いをしてもらえばいいのか?
お手伝いの種類をお話しますね。
おむつ交換の時に、「おむつ」と「おしりふき」を持ってきてもらう
おむつ交換は、1日にたくさんしますよね。
おむつ交換の時に、おむつとおしりふきを持ってきてもらうことも、お手伝いになります。
あらかじめ、「おむつセット」として、かごに用意をしておくと、頼む時に便利ですよ。
下の子がおむつ交換の時に、「おむつセットを持ってきて!」と言って、持ってきてもらいましょう。
下の子のお手伝いが出来たと思った上の子は、「自分はお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったんだ」と自我が芽生えます。
おむつセットを持ってきた時に、ママは「ありがとう!」と笑顔で感謝の気持ちを子どもに伝えると、「次もママのために頑張ろう!」と思うようになりますよ。
ごみはごみ箱に捨ててもらう
ごみをごみ箱に捨ててもらうこともれっきとした「お手伝い」になります。
ふたり育児で、ごみ捨てを後回しにしてしまう場合があります。
その時にママが子どもにごみを渡して、ごみ箱に捨ててもらいましょう。
お部屋も綺麗に保てますし、ごみ捨てはお手伝いの失敗が少ないので、簡単にお手伝いを出来ます。
しっかり出来た際には、いっぱい褒めてあげて下さい。
子どもはとても嬉しくなり、進んで、ごみ捨てをするようになりますよ。
おもちゃや本のお片付けをしてもらう
おもちゃや本のお片付けは、子どもに最初に教えることだと思います。
遊んだものを出しっぱなしにして、ママが片付けるとなると、大変になりますよね。
それを保育園や幼稚園までにお手伝いとして、子どもに教えると進んで、お片付けをします。
注意することは、最初から1人でお片付けさせると飽きてしまったり、お片付けを嫌いになってしまいます。
最初は、ママと一緒にお片付けをしましょう。
下の子が寝ている時やパパが下の子を見ている時で構いません。
初めから出来る子どもはいませんが、徐々に1人で出来るようになりますよ。
お手伝いをしてもらう上でママが注意すること
ふたり育児で上の子に手伝いをしてもらう為に、ママが注意しなくてはいけないことがあります。
注意事項を必ず守って、お手伝いをしてもらいましょう!
お手伝いを失敗しても、絶対に怒らない
人間、最初から完璧に出来る人はいません。
失敗をして、得るものがあって、子どもは成長していきます。
ママが上の子にお手伝いを頼んで、失敗しても怒らないようにしましょう。
失敗すると、ママはイライラしてしまう気持ちはわかります。
でも子どもは、「ママのお手伝いが出来る!」と嬉しいのに、失敗してしまって、怒ってしまったら、お手伝いが恐怖になってしまいますよ。
そうなると、「ママのお手伝いは失敗が許されない…」と思い、怖がりながらお手伝いをしてしまいます。
知らない間に、子どもにストレスを与えてしまう恐れがあるのです。
失敗しても、「大丈夫だよ。ここまで出来たんだね。偉いよ。」と声がけすると、子どもは安心しますよ。
お手伝いを強制しない
ママからお願いされたことを子どもは、「自分にお願いされた!」と嬉しく思いますよね。
子どもにお手伝いをしてもらいたくても、強制的にお手伝いをさせないようにしましょう。
子どもにお手伝いを強制してしまうと、お手伝いにマイナスイメージが持たれてしまいます。
これでは、ママのお手伝いは嫌!と思われます。
ママのお手伝いをしてもらうには、プラスのイメージを持ってもらい、楽しいと思うようにしましょう。
そうすれば、進んでお手伝いをしたい!と思うようになりますよ。
子どもの頑張りを必ず褒める
子どもは、どんな時も全力で頑張ってくれます。
その頑張りを当たり前だと思わないようにしましょう。
一生懸命、ママのために頑張っている姿は、ママは嬉しい気持ちになりますよね。
子どもを褒めることによって、子どもの自信に繋がります。
褒めることで、自信が付くと笑顔が増えていき、親子のコミュニケーションも楽しくなりますよ。
まとめ
ママ1人で、ふたりの育児はとても大変ですし、疲れも蓄積していきます。
でも上の子のお手伝いが増えることで、小さなママが誕生しますよ。
お手伝いは、自分に頼まれていることで、責任を持ってしてくれるようになり、そして自分で出来ることが増えるので、自立に繋がります。
まだまだ出来ることは少ないですが、小さなママの頑張りは、ママの宝物になります。
ママの育児疲れは、子どもの為に頑張っている証拠であり、育児の誇りです。
ふたり育児で疲れた時は、小さなママに頼ってみませんか?