成長と育児
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生後2ヶ月赤ちゃんの育児〜見え出した世界に興味津々!?お世話はまだまだ大変〜

やなかゆう
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出産をして2ヶ月。

産後すぐの体は出産での体力消費や、悪露、会陰切開後の痛み、帝王切開後の傷の痛みなどがあったかと思います。

赤ちゃんも2ヶ月目に入り、新生児の時とは違い、少しずつ変化があるのではないでしょうか?

ママの体調も少しずつ戻ってきて、赤ちゃんのお世話にも慣れてきたころかなと思います。

今回は2ヶ月目の赤ちゃんの育児についてお話していきますね。

2ヶ月目の赤ちゃんの様子は?

2ヶ月目の赤ちゃんの身体の変化をお話していきます。

体重・身長の変化

体重も増えて、身長も伸びてきたのではないでしょうか?

すくすくと育つ我が子を見るのは楽しいですよね。

この頃の赤ちゃんの体重は少し増え方が落ち着きます。

だいたい平均1日に25g~30gの増加があれば大丈夫です。

思うように増えていなくても、母子手帳の成長曲線の中に入っていれば心配はいりません。

それでも個人差はありますから、よほど体重が増えないということがなければ、あまり気にしすぎないようにしましょう。

身長と体重の平均は下記の通りです。

性別身長平均体重平均
男の子54.5~63.2cm4.41~7.18kg
女の子53.3~61.7cm4.19~6.67kg

参考:厚生労働省 平成22年度統計

筋肉が少しずつ発達し、動き方も活発に

筋肉も少しずつ発達していき、運動する力も身についてきます。

また手足の動きも活発になってくるので、バタバタして布団を足で蹴るような動きもするようになりますよ。

手足のほか、首や背中などの筋肉も発達し始めます。

背中を使ってズリズリと少しずつ動くこともあるので、気づくとさっき見た時からお布団の上をちょっと移動してる!ということもあるかもしれません。

中には首すわりの準備に入る赤ちゃんもいますよ。

目で追うようになる

新生児のころの視力は0.01程度であまり見えていない状態でしたが、生後2ヶ月になると少し視力が上がります。

0.1以下で、ぼやけていながらも相手の目、鼻、口といった顔のパーツが少しずつ見えるようになります。

少しずつですがこのように視力が上がることで、動くものを目で追う「追視(ついし)」も始まり、顔を動かして物を目で追いかけることもできるようになってきます。

ママやパパの顔がはっきり見えるようになるのが楽しみですね。

色は三原色(赤、青、黄)も区別できるようになります。

中でも赤がわかりやすいようなので、オモチャなどを選ぶときは、原色のものがおすすめです。

声を出すようになる

この頃の赤ちゃんは少しずつ「あー」「うー」などと声を出すようになります。

これを「クーイング」と言います。

話せるようになるまではまだまだ時間がかかりますが、泣くだけだった赤ちゃんが声を出すようになると成長を感じますよね。

ママやパパもこの声にお返事をして、コミュニケーションをとってあげてください。

コミュニケーション能力の成長に繋がりますよ。

表情が出てくる

この頃になると、表情に変化が見られるようになってきます。

新生児微笑とは違い、楽しい・嬉しいの感情が出てくるようになるので、ますますコミュニケーションがとれるようになりますね。

あやしてあげると笑ってくれることも。

ぜひ赤ちゃんの感情を引き出してあげて下さい。

2ヶ月の赤ちゃんのお世話の仕方

ママもオムツ替えやミルク・母乳をあげるのに慣れてきた頃ではないですか?

2ヶ月の赤ちゃんのお世話についてお話していきますね。

まだまだ昼夜逆転の生活が続きます

赤ちゃんはまだ生活リズムが整っていないので、昼夜逆転の生活が続きます。

そんな日々の中でも少しずつ昼間に起きている時間が長くなってくるころです。

お世話のポイントとしては、

  • 起きている間に日光浴や窓を開けて空気に触れさせ、刺激を与えてあげる。
  • 朝起きたときには、ガーゼで顔を拭いてあげる。
  • 夜眠るときには電気を消し、静かに過ごすこと。

メリハリをつけることで生活リズムが整う訓練ができますよ。

授乳時間の間隔が空いてくる

生後2ヶ月の赤ちゃんへの授乳時間が短くなったかも?と感じる瞬間はないですか?

これは赤ちゃんの口の周りの筋肉が発達して母乳やミルクを飲むことが上手になるためです。

上手に飲めるということは、一度でたくさん飲めるようになったということ。

赤ちゃんの成長により、授乳時間が短くなって授乳間隔もあいてくると感じるんですね。

授乳する回数ですが、母乳の場合は、1~3時間おきで1日7~8回以上、欲しがるときにあげてください。

1回の授乳時間は左右各10分以上で、30分を超えないようにするのが目安です。

ミルクの場合は、1回あたり140~160mlほどで、1日の合計は700~1000ml程度です。

回数は、1日6~8回くらいです。

赤ちゃんの様子を見ながら量を調節しましょう。

お世話のポイントとしては、

  • 授乳時間が短いと感じても赤ちゃんの様子を見ながら与えること。
  • 無理に与えようとしないこと。

よだれが出てくる

前述した通り、クーイングで声を出すようになると、よだれも出てくる赤ちゃんもいます。

一生懸命に声を出している赤ちゃんの口元は、なんとも言えない可愛さがありますよね。

お世話のポイントとしては、

  • 口周りがよだれでかぶれてしまわないように、ガーゼなどで優しく拭く

強くこすり過ぎてしまうと、肌を痛めてしまいますので気を付けて下さいね。

予防接種について

生後2ヶ月経過すると、予防接種が始まります。

産まれたての赤ちゃんには母子免疫がありますが、その働きは生後徐々に低下します。

予防接種の中には同時に接種できるものもありますが、種類も多く、間をおかなければならないものあるので、早めに計画するように心がけましょう。

予防接種は赤ちゃんを守るために必要なことです。

用事での外出ですが、他の赤ちゃんの様子を知ることもできるので、ママにとっても刺激になりますね。

予防接種の種類

生後2ヶ月から接種可能なワクチンは以下の通りです。

  • ヒブワクチン(Hib…インフルエンザ菌b型から感染症を防ぎます。)
  • 小児肺炎球菌ワクチン(肺炎球菌による感染症を防ぎます。)
  • ロタウイルスワクチン(ロタウイルスの胃腸炎を防ぎます。)
  • B型肝炎ワクチン(B型肝炎の予防、母子感染を防ぎます。)

ワクチンの詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

ワクチン.net

忙しい日々の中、スケジュールを組むのは大変かと思いますが、接種し忘れのないよう注意していきたいですね。

今は予防接種のスケジュールを管理できるアプリもありますので、活用すると管理がしやすくなりますよ。

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まとめ

2ヶ月の赤ちゃんの育児についてまとめると、

  • 体重や身長が増えてくる
  • 物を目で追うようになる
  • 動きが活発になってくる
  • 声を発するようになってくる
  • s予防接種が始まる

といった内容になっています。

これからは予防接種や検診など、様々な予定が入り忙しくなると思います。

まだまだ夜中の授乳やオムツ替え、夜泣きなどあるかと思います。

ですが確実に赤ちゃんは成長していますよ。

小さな成長に喜びを感じながら、焦らずにママのペースで育児ライフを楽しみましょう!

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