生後4ヶ月赤ちゃんの育児〜表情豊かに!なんでも口に!生活リズムは少しマシに!?〜
赤ちゃんも4ヶ月に入ると、動きがますます活発になり首すわりも完全になってきたのではないでしょうか?
生後4ヶ月の赤ちゃんは、声がする方を向くような仕草をしたり、昼夜の区別がつくようになってきたり、感情表現が豊かになったりと、また変化のある時期です。
今回は4ヶ月目の赤ちゃんの育児についてお話していきますね。
4ヶ月目の赤ちゃんの様子は?
4ヶ月目の赤ちゃんの身体の変化をお話していきます。
体重・身長の変化
急激に体重が増えるのは3ヶ月頃までと言われています。
4ヶ月を過ぎると、少し緩やかな成長に変わってきますよ。
体重は思うように増えていなくても、母子手帳の成長曲線の中に入っていれば心配はいりません。
身長と体重の平均は下記の通りです。
性別 | 身長平均 | 体重平均 |
男の子 | 59.9~68.5cm | 5.7~8.7kg |
女の子 | 58.2~66.8cm | 5.4~8.2kg |
首すわり完成の時期
生後4ヶ月くらいになると、約9割の赤ちゃんは首がすわると言われています。
これまで抱っこを怖がっていたパパも安心して抱っこできるようになりますね。
縦抱きにしても大丈夫なので、抱っこ紐などでお散歩もおすすめです。
うちの子はまだ完全に首がすわってないかも。と思っても、個人差がありますので様子をみましょう。
首がすわったかどうかの目安は、うつぶせにした時に首を持ち上げる仕草をする・授乳時に頭がグラグラしなくなるなどです。
声がする方向に顔を向けようとする
首がすわってくると、顔を自分で動かすようになり、頭を上げたりできるようになってきます。
見えない方向から声が聞こえると、顔を動かして声のする方へ顔を向けようとする仕草も見せるようになってきます。
声が聞こえた方向へ一生懸命に興味を示そうとする姿はとても可愛いですよね。
物をつかみ、口に入れる子も
おもちゃなどを見せると、つかもうとする子も出てきます。
つかんだものを手のひら、唇と舌を使って感触を確かめるのです。
こうやって五感を発達させていくのですね。
赤ちゃんの気の済むまで遊ばせてあげてください。
ですが目を離してしまうと、誤飲の危険性がありますので注意してくださいね。
寝返り練習中!
首もすわり、しっかりしてくると寝返りをし始める子が。
早い子ですと、3ヶ月頃から寝返りの仕草をし始めます。
筋力が発達してくるので、足で突っ張って寝返りをしようと一生懸命。
ですが、うまくできるようになるまでは時間がかかりますので、いざ寝返ったときのために、周りに危ないものはないか、窒息の危険性はないかなど、ママやパパは注意してくださいね。
4ヶ月の赤ちゃんのお世話の仕方
喜怒哀楽がはっきりしてくるころなので、オムツが気持ち悪いかな?など表情や泣き声で分かるようになってきてるのではないでしょうか?
4ヶ月の赤ちゃんのお世話についてお話していきますね。
昼夜の区別がつきはじめる子も
昼夜の区別がつきはじめ、日中に起きている時間が長くなってきていませんか?
個人差はありますが、昼夜の区別がついてくる子もいます。
お世話のポイントとしては、3ヶ月のころとさほど変わりませんが、
- 起きている時間にお散歩などをする
- お風呂の時間を一定にする
- 日中と夜の区別をつけるため、着替えさせる
などです。
合わせて、朝起きたら「おはよう」・寝るときには「おやすみ」と積極的に声かけをしていけるといいですね。
授乳時間の間隔は?
生後4か月の赤ちゃんの授乳は約120mL~180mlが目安です。
授乳の間隔が決まり、母乳やミルクの回数は1日5〜6回くらいになります。
ミルクの場合は、容器などに書いてある量を目安にします。
周りを見渡しながら飲んだりする「遊び飲み」も見られるようになります。
飲みたがらなかったり、自分から飲むのをやめたりと飲み方にムラが出ることも。
そんなときは無理に授乳を続けずに、「おしまいにしようね」と切り上げましょう。
お世話のポイントとしては、
- 遊び飲みをして授乳に集中できないようであれば、一度終わりにする
- ママと赤ちゃんのペースで授乳すること
遊び飲みをするようになったということは、他のことにも興味が出てきたということです。
一度切り上げるのもひとつの方法なので、また欲しがったらあげてもいいですね。
感情豊かになり、怒ったりする子もいます
4ヶ月になると、ますます感情や表情も豊かになります。
外に出て楽しい気分になったときや、あやしてもらって楽しいと声を出して喜んだりしますが、不快なことがあると、大きい声で泣いたりと自己表現をします。
お世話のポイントとしては、
- 赤ちゃんが泣いて怒ったときは、気持ちをなだめてあげましょう。
感情が豊かになってくると、ママもパパも楽しみが増える反面、怒ったときにどうしたらいいのか。と新たな悩みが出てきますね。
ですが、徐々になだめることにも慣れてくると思いますよ。
予防接種について
生後2ヶ月経過したころから、予防接種が始まっています。
順調に進んでいますか?
スケジュールを組むのは大変かと思いますが、予防接種は赤ちゃんを守るために必要なことです。
接種し忘れのないように注意していきたいですね。
アプリで予防接種のスケジュール管理もできますよ。
育児の悩みをスマホで解決!おすすめの子育てアプリの活用法とは?
生後2ヶ月から受けられるワクチン一覧
生後2~4ヶ月の接種可能なワクチンは以下の通りです。
- ヒブワクチン(Hib…インフルエンザ菌b型から感染症を防ぎます。)
- 小児肺炎球菌ワクチン(肺炎球菌による感染症を防ぎます。)
- ロタウイルスワクチン(ロタウイルスの胃腸炎を防ぎます。)
- B型肝炎ワクチン(B型肝炎の予防、母子感染を防ぎます。)
- 四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風及びポリオ(急性灰白髄炎)を防ぎます。)
ワクチンの詳しい情報はこちらからご覧いただけます。
3・4ヶ月検診は済んでますか?
検診は済んでいますか?
生後3ヶ月になると、お住まいの自治体から3ヶ月検診のお知らせがきます。
生後3ヶ月から4ヶ月の間で検診を済ませるようにしましょう。
赤ちゃんのその時の健康状態や、お家の都合などあるかと思いますが、スケジュールを組んでくださいね。
検診内容は下記のような内容です。
- 問診
- 身体測定(身長・体重・胸囲・頭囲)
- 診察(心音、首のすわり、運動機能、股関節の状態、触覚・視覚・聴覚など)
- 育児相談
などです。
検診会場には保健師さんもいるので、育児の悩みなどを相談するのにも良い機会ですよ。
※自治体によって会場が決まっている場合もあります。
まとめ
4ヶ月の赤ちゃんの育児についてまとめると、
- 体重や身長の増え方が緩やかになってくる
- 首がすわる(首すわりの完成)
- 声がする方向へ顔を向けようとする
- 物をつかみ、口に入れる
- 寝返り練習継続中
- 感情豊かになり、怒る子も
- 予防接種
といった内容になっています。
赤ちゃんとのコミュニケーションがまた楽しくなる時期ですね。
赤ちゃんの五感を刺激するためにも天気の良い日などはご家族でお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?