
いよいよ出産を控えて、赤ちゃんお迎えの準備を進める中、ふとした疑問が。
「出産後に必要なものリストに入っているマザーズバックは用意していたほうがいいの?」
できるだけ不安や疑問を残さず、準備万全の状態で出産に挑みたいですよね。
今回はマザーズバッグの疑問を解決しながら、それぞれのバッグの特徴を踏まえたおすすめバッグや使用時期をご紹介します。
出産に向けて、あなたにピッタリのマザーズバッグを探していきましょう。
マザーズバッグとは?必要なの?何を入れる?
マザーズバッグとは、そのままの意味になりますがママが育児に使うバッグのことで、子どもとのお出かけには必須のアイテムです。
一般的に「マザーズバッグ」として販売されているものは子育てしやすいように機能的に作られているという特徴があります。
特にこれといった定義はなく、自分の持っているバッグを使っていても子育てに活用していればマザーズバッグやママバッグと呼べると思います。
「それだったらわざわざ買わなくても、今持っている普通のバッグでいいのでは?」
そう思ってしまいますよね。
しかし、機能的なマザーズバッグを必要とする理由があるのです。
今回の記事では育児用に作られたバッグを「マザーズバッグ」
と定義してお話していきますね。
では、詳しく見てみましょう!
マザーズバッグが必要になる2つの問題
確かに自分の持っている普通のバッグをマザーズバッグとして使うこともできます。
しかし、私は育児に特化したマザーズバッグを用意することをおすすめしたいです。
なぜなら、
「子どもとのお出かけには荷物が多すぎる」
「外出時は緊急対応を求められることが多い」
からです。
この2つの問題を解決するのに多機能なマザーズバッグはとても役に立ってくれますよ。
マザーズバッグ自体は出産後でも準備できますが、できれば出産前に用意しておいた方がいいと思います。
出産後、とくにはじめての育児では毎日が精いっぱいの日々です。
「バッグを選んでいる余裕なんてない!」といった状況も十分あり得ます。
じっくり選べるうちに考えてみるのがいいかもしれませんね。
生まれてくる赤ちゃんとお出かけすることを想像しながら、どんなバッグがいいかなと選ぶのもまた楽しいものですよね。
荷物が多すぎる問題
子どもとのお出かけにはたくさんの荷物が必要になってきます。
特に乳児の頃の荷物は膨大で、普通のカバンだと入りきらない可能性があります。
ママたちのバッグの中身を覗き見!
用意しておきたいマザーズバッグの中身とは?#mamagirl #ママガール #ママ #育児 #子育て #マザーズバッグ #持ち物https://t.co/2Z0R3NmBWA pic.twitter.com/jXMZ6RjGLO— mamagirl(ママガール) (@mamagirl_jp) October 12, 2019
こちらはTwitterで紹介されている乳児のお出かけ時に必要な基本の荷物です。
この基本の荷物の他にも「もしも」のときに備えて持っていくものがありますよ。
- 上下服、肌着、靴下など→汚れたときのための着替え2組
- 子どものおもちゃ→泣いたり、ぐずったときのため
- ブランケットやおくるみ→寒いときなど、温度調節をするため
- 離乳食セット→離乳食が始まっているときは必要になります
- 飲み物→月齢に合わせてマグや水筒など
- おやつ→外出時のおやつ時間やぐずったときの対策として
- 抱っこひも→外出時、寝ぐずったときやベビーカーを使えない場所で使用
- カッパや雨具→天気が悪いときに
全てを持っていく必要はありませんが行き先や月齢によって、このような荷物が必要になってくると思います。
何かあったときのために準備もしておくと安心ですね。
外出時の緊急対応問題
子どもとのお出かけは何が起こるか分かりません。
例えば、
- 突然ミルクを吐いてしまってお着替え
- 外出したら意外と風が強くておくるみで温める
- 電車の中で急に泣き出して、慌てておもちゃであやす
こんなことが頻繁に起こります。
そのため、必要な基本の荷物に加えて外出先によって、先ほどお伝えした「もしも」の荷物もプラスしていきます。
そうしていくと、みるみるうちにパンパンのカバンの出来上がりとなりますよ。
さらに荷物が増えれば増えるほど、物がどこにあるのか探しにくくなります。
赤ちゃんが泣いてすぐになんとかしたいのに、おもちゃが見当たらない。
抱っこひもが一番奥にあって、出すには一旦全部荷物を出さないといけない。
そんな事態も起こりかねません。
マザーズバッグであればそんなときのために機能的に作られているので、すぐに使いたいものが見つかります。
ママの困ったときを手助けしてくれる心強いバッグです。
マザーズバッグのメリット・デメリット・使用時期をタイプ別に解説!
マザーズバッグには大きく分けて3つの種類があります。
- トートバッグ
- リュック
- ショルダーバッグ(2WAY・3WAY)
選ぶ際のポイントは
- 大容量
- ポケットの数や仕切りがある機能性の高いもの
- 夫婦で共用できるデザイン
- 軽い素材、濡れても大丈夫な撥水素材
こういったものがおすすめですね!
では、3種類のバッグそれぞれのメリット・デメリット、おすすめの使用時期をご紹介をしていきますね。
乳児期に大活躍!トート型マザーバッグ
トート型のメリット
- 大容量で荷物がたくさん入る
- 中がよく見えるので物が出しやすい
- 持つ・下ろすといった動作が簡単
- デザインが充実している
トート型は間口が大きく中の物をよく見えるので、欲しいものが取り出しやすいです。
特に乳児期は子ども時代の中で最も荷物が多いと言われているので、大きいサイズが安心です。
そして持ったり下ろしたりの動作が簡単なのが、次の行動にうつるときにサッと行動できますよ。
ベビーカーに乗せての移動が多いこの時期は、ベビーカーのフックにバッグをかけて移動すると手も空いて便利です。
ただし、赤ちゃんを抱っこした瞬間にバッグの重さでベビーカーが転倒!
といった事態もたまに見かけるので掛けっぱなしには気を付けてくださいね。
トート型のデメリット
- 肩からどんどんずれていくことがある
- 片方の腕はほとんど使えない状態になる
- 動き回る子どもを追い掛けるとき邪魔になる
- 片方の肩に重さがかかり、肩がこる
トート型は歩いているとずれていくことがあり、特に抱っこひも使用時に起こりやすいです。
抱っこひもの肩ベルトとトートバッグの持ち手が重なり、どんどん落ちてきてしまうのです。
さらに片方の肩に重さがかかり、肩がこったり痛くなったりといったこともありますよ。
トート型は特に容量が大きいので「まだ余裕がある!もしもの時のために」と、どんどん荷物を入れてしまうことも。
ずっしりと重たすぎるカバンが肩にのしかかってくるので、入れすぎは注意ですね。
そして、トートバッグを肩にかけていると邪魔になり、とっさの行動が取りにくくなります。
1歳過ぎると歩き始める子が多く、一緒に歩く機会が増える上、走り始めるとさらに大変。
先の読めない行動をするので、道路や駐車場に飛び出さないかヒヤヒヤする場面もあり、即座の行動を求められます。
総合的に考えるとトート型は生後すぐの0歳から歩き出す1歳頃までが使いやすい期間だと思います。
活発になる1歳代やアウトドアにはリュック型
一番荷物が多い0歳児から、1歳を過ぎると卒乳、2歳を過ぎるとオムツを卒業する子も増えてきます。
子どもの成長を感じるとともに荷物もどんどん減ってきますよ。
一番バッグの中でかさばっていたオムツと重さを加えていた授乳グッズ。
これがなくなるだけでずいぶん楽になります。
リュック型のメリット
- 両手が空くので、行動しやすい
- サイドポケットがあるタイプは背負ったまま物を取り出せる
- 徒歩や自転車に乗るときに便利
- 両肩で重さが分散される
リュック型のメリットは何と言っても両腕が自由に使えることです。
個人差はありますが、1歳以降は活発に動き回り、何にでも興味津々の時期ですよ。
いろんな経験をさせてあげたいと思いつつも、それらに付き合っていくには体力とすぐに動きが取れる体制が必要です。
リュック型のマザーバッグはそんな時期にピッタリのバッグです!
すぐに手をつなげる、一緒に滑り台を滑ることができる、抱っこと言われたらすぐに対応できる。
一瞬の行動の遅れが事故につながる時期だからこそ、リュックの身軽に行動を取れるメリットをありがたく感じますよ。
また、重さが両肩で分散されるので肩こりしにくい、重さはトート型より感じにくいのはうれしいポイントですね。
リュック型のデメリット
- 大きい荷物は取り出しにくい
- 夏は背中が暑くなりやすい
- 抱っこひもと相性が悪い
- 荷物がごちゃごちゃになりやすい
リュック型のデメリットはトート型に比べて動作が増えることです。
バッグの中身を出すときは下ろす動作、チャックを開けて中身を出す、また背負う動作、これが結構な手間なんです。
そのぐらいすぐでは?と思われるかもしれないのですが、小さい子どもと一緒にいるときのこの手間はとても大きいです。
そして、リュック型は抱っこひもと相性があまり良くありません。
抱っこひもを使用してリュックを背負っているときは、
赤ちゃんを前に抱っこしている状態なので、リュックを開けたり物を出したりしづらい状況です。
さらに最悪の事態がリュックを背負ってから抱っこひもを使用してしまった場合です。
リュックを下ろして荷物を出したくても、抱っこひもが上に重なっているので一旦子どもを下ろしてからでなくてはできません。
これは私も経験があるのですが、レジでお財布を出そうとしたときにこの事態に陥って財布が出せずに本当に焦りました。
そんな経験もあり、リュック型マザーズバッグは歩き出したり抱っこひもの使用頻度が少なくなってくる
1歳から4歳くらいまでの活発な時期がいいと思います。
他にもこちらの記事でマザーズリュックについて詳しくお伝えしていますので、参考にしてみてください。
育児中のお出かけに便利なリュック!不満を抱かないためのチェックポイント
シーンによって変幻自在!のショルダー型(2WAY・3WAY型)
ショルダー型のメリット
- 両手が空いて行動しやすい
- 荷物を取り出しやすい
- 2WAY・3WAYになるものが多い
ショルダー型は両手フリーにできる上、カバンを下ろさずに荷物を取り出すことができます。
トート型・リュック型の良いところが両方ありますね。
また、ショルダー型は2WAYや3WAYになるものが多く、変形できるとシーンに合わせて利用できるのがいいところです。
ショルダー型のデメリット
- 片方の肩に負担がかかる
- 抱っこひもと一緒に使いにくい
- 容量が小さめのものが多い
- 種類が少ない
良いとこ取りなショルダーや複合型タイプですが、デメリットもついてきてしまいます。
トート型と同じで片方の肩への負担があり、抱っこひもと一緒に使いにくい点はリュックと同じですね。
さらに3WAYともなると数も限られて、自分の好きなデザインや気に入るものが見つからない可能性も。
ショルダー・2WAY・3WAYは自分にピッタリ合うものが見つかれば、0歳~5歳まで長く使うことができそうですね。
4~5歳には幼稚園・保育園に通っていて普段のお出かけ頻度も減ってきます。
休日の荷物は遠出しない限り小さいショルダーなどで事足りるでしょう。
マザーズバッグは5歳以降は必要なくなる場合がほとんどだと思います。
使わなくなってからは旅行やアウトドア用にするなど、活用するといいかもしれませんね。
おすすめマザーズバッグ

今までの情報を踏まえながら、おすすめマザーズバッグをご紹介していきたいと思います。
状況によってバッグを使い分けたり、プラスしていくとお出かけが楽になりますね。
あなたの気になるバッグが見つかるとうれしいです。
全部でポケットが10個!さわやかなデザインのトートバッグ
こちらのバッグはたくさんのポケットが付いている機能的なバッグです。
中のミルクホルダーポケットは保温のための断熱アルミシートが張ってあります。
Riverland(リバーランド)デザイナートートバッグ 大容量
大容量で何でも入ってしまいますので、マザーズバッグでの役目を終えた後も旅行バッグとして活躍してくれそうですね。
さわやかなボーダーデザインでお出かけをわくわくさせてくれそうです。
背負ったまま出せる!?機能的リュック
リュックの難点といえばトート型に比べると荷物を出す手間がかかること。
OUTDOORMASTER マザーズバッグ 防水 盗難防止ポケット 保温ポケット付
このバッグにはサイドに飲み物ホルダーやティッシュ入れ、全面、背面至る所にチャックが!
大きい荷物以外はほとんどリュックを背負ったままで出せそうです。
背面には盗難防止用ポケットもついていて、ここに携帯や鍵など大事なものを入れると安心ですね。
さらに間口はチャック式で全開にすると何でも入りそうなほど大きく開きます。
持ち手もついているので、ベビーカーに引っ掛けることも可能です。
これなら自由にどこでも遊びに行けそうです。
撥水加工がうれしい2WAYマザーバッグ
ショルダーにもなる2WAYタイプでおすすめなのはこちらです。
Annekor 職人のこだわり 新モデル「高見えママバッグ」大容量 ショルダーベルト付
ショルダーベルトがついているので、トートでもショルダーバッグとしても使えますよ。
撥水加工された軽い素材で、バッグの中も3つの仕切りに分かれています。
MサイズとLサイズ、2種類のサイズから選べるのもうれしいところです。
シンプルなデザインや色合いでパパとも共用しやすいですね。
まとめ
<マザーバッグが必要な理由>
- 子どもとのお出かけには荷物が多すぎるため
- 緊急に対応しなくてはいけない場面が多いから
<マザーズバッグの種類>
- トート型
- リュック型
- ショルダー型(2WAY・3WAY)
<おすすめの使用時期>
- トート型→乳児期の0~1歳になる頃まで
- リュック型→1歳~4歳の活発な時期
- ショルダー型→自分に合う物があれば0~5歳まで長く使える
今回はマザーズバッグについて詳しくお伝えしました。
マザーズバッグは産後のお出かけを助けてくれる心強いアイテムです。
ぜひ、あなたにピッタリなバッグを見つけて、生まれてくるお子さんとのお出かけを楽しんでくださいね。