5ヶ月の育児が辛いのはママが大好きだから!パパ見知りに注意
生後5ヶ月になると首がしっかりとすわり、抱っこがしやすくなりますよね。
周りに興味津々で、キョロキョロと見回す可愛い姿に癒される時間もあるでしょう。
しかし、一旦は落ち着いたぐずりが復活して一日中泣いている日が増えていませんか?
なぜぐずることが増えたのか、解決策と一緒に見てみましょう。
赤ちゃんのぐずりの原因
「もう少ししたら楽になるよ」の言葉を支えに頑張ってきたのになかなか楽にならず
「いつになったら楽になるの?」と不安になりますよね。
目まぐるしく成長していく赤ちゃんは、月齢によって泣く理由が変化しています。
生後5ヶ月の赤ちゃんが泣く理由は、主に以下の3つです。
- 寝返りが上手にできない
- 人見知りする
- うまく睡眠できない
原因を1つずつ見ていきましょう。
寝返りが上手にできない
徐々に寝返りができるようになってきましたが、まだまだ上手にできない時期です。
寝返りができたように見えても、片腕が下敷きになったままで泣いてしまうこともしばしば。
また、寝返りが成功してご機嫌に遊んでいても、すぐに泣きだしてしまう時もあります。
人見知りする
今までは人に対する認識がぼんやりとしていましたが、5ヶ月頃からはっきりしてきます。
いつも側にいてお世話してくれるママへの愛着が増し、ママ大好き!になるのです。
逆にママよりも関わりの少ない、パパやおばあちゃんなどには拒否反応を示します。
この行動は、人見知りの始まりです。
ママでないと泣き止まないため、ママにだけ負担がのしかかってしまいます。
うまく睡眠できない
寝ぐずりやなかなか寝ない・寝起きに泣くなど、睡眠に関する悩みもまだまだありますよね。
私自身「眠たいなら寝てよ~」「たっぷり寝たのになんで泣くの?」と、何度も子供に思いました。
寝起きに泣く原因や寝つけない原因が分かれば、大分楽になりますよ。
寝返り上手になる遊び
寝返りができなくて泣く赤ちゃんには、遊びを取り入れて上手になってもらいましょう。
自然にコツをつかみ、寝返りを楽しめるようになりますよ。
おもちゃで引き付ける
「うつぶせまで出来たのに腕が抜けない!」ここまで出来たら、もう一歩で寝返りマスターです。
腕を抜こうと頑張っている赤ちゃんを見ると、思わずママにも力が入ってしまいますよね。
ギリギリ触れない距離におもちゃを置いて、赤ちゃんの気を引いてみましょう。
抜けている腕側におもちゃを置くと、取ろうとして体が傾き、腕が抜けやすくなります。
この時「もうちょっと!」「頑張れー」と声をかけて、赤ちゃんと遊びながらやると楽しいですよ。
腹ばいで遊ぶ
腹ばい(うつぶせ)で遊んでいると腕や背中に筋肉が付き、寝返り後の姿勢を保ちやすくなります。
ママも腹ばいになり、腹ばいになった赤ちゃんと向かい合って遊びましょう。
ほっぺをつついたり、ボールを転がしたりすると喜びますよ。
腹ばいは、窒息の危険性があります。
腹ばいにしている時は目を離さず、クッションやぬいぐるみなどを周りに置かないようにしてください。
仰向けに戻れるようにサポートする
寝返りは出来たものの、今度は仰向けに戻れなくて泣いてしまう時があります。
腹ばいから仰向けに戻ることを「寝返り返り」と言いますが、自分で戻れるよと赤ちゃんに教えてあげましょう。
腹ばいになっている赤ちゃんの頭を支えながら「コロン~」など、声をかけて遊びながら仰向けに戻してあげてください。
寝返りと寝返り返りを繰り返していくうちに、一人で出来るようになりますよ。
人見知りの解決策
ママを大好きなのは嬉しい反面、赤ちゃんが離れなくなるので負担が増えますよね。
人見知りの始まった赤ちゃんは、不安から泣いているので安心させてあげましょう。
赤ちゃんの不安解消はママと一緒に
人見知り相手が、赤ちゃんとママの敵ではない・仲間だよという気持ちを伝えてあげましょう。
ママは赤ちゃんを抱っこしたまま、相手と楽しく会話するのがおすすめです。
ママが楽しそうにしている姿を見て、赤ちゃんも安心しますよ。
慣れてきたら徐々に、赤ちゃんと相手の距離を詰めていきましょう。
泣いている赤ちゃんを無理やり抱っこしたり、近づけたりするのはやめましょう。
恐怖心でいっぱいになり、赤ちゃんのストレスになってしまいます。
パパ見知りは深刻な問題に発展する可能性も
パパにも人見知りすることを「パパ見知り」といいます。
「同じ親なのにママにしか懐かない」「抱っこさせてもらえない」と、パパが自信を無くしてしまう可能性があります。
パパの産後うつも増加しているので注意しましょう。
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パパのショックが大きすぎると、育児に参加しなくなる可能性も。
パパ見知りは一時的であること、パパの関わり方のせいではないことをしっかりと伝えましょう。
ママから離れなくて辛いときの対処法
1日中べったりだと「ちょっとでもいいから離れたいな」と思いますよね。
人見知り時期は、赤ちゃんが寝ている間に周りに頼りましょう。
寝ていても側から離れると泣いてしまいますが、近くにいるのはママでなくても意外と大丈夫なんです。
赤ちゃんが寝たらこっそりと、抱っこや添い寝を周りの人に代わってもらいましょう。
睡眠のリズムを整える
生後5ヶ月頃になると睡眠がまとまり、お昼寝が午前1回・午後1回の計2回になります。
寝ぐずりに手こずっている間に時間が経ってしまい、お昼寝がずれてしまったという経験はありませんか?
お昼寝がずれると、夜寝られなくなり困りますよね。
離乳食をスムーズに進めるためにも、生活リズムを整えておきましょう。
寝付きを良くするには
寝ぐずりをしてなかなか寝付けない赤ちゃんは、体力が余っているのかもしれません。
体があまり疲れていない状態で寝ようとすると、なかなか寝付けずにぐずることになります。
赤ちゃんをしっかりと疲れさせましょう。
1番のおすすめはお散歩ですが、天候によっては難しい日もあるでしょう。
家の中では「高い高い」やくすぐるなど、赤ちゃんが良く笑う遊びがおすすめです。
笑うと体力を消耗しますよ。
目覚めをよくするには
目を瞑ったまま弱々しく泣いている時は、寝ぼけている可能性が高いです。
- 違う部屋に移動する
- 大きめの声で名前を呼ぶ
- 部屋を明るくする
などすると、目が覚めやすいですよ。
まとめ
5ヶ月の赤ちゃんは、寝返りを始めます。
楽しく遊びながら、上手に寝返りができるようにサポートしてあげましょう。
ママが大好きでべったりになるので、辛いときは赤ちゃんが寝ている間に周りの人に代わってもらうといいですよ。
パパ見知りが続くとパパに自信がなくなり、育児に積極的に参加しなくなる場合があるので注意しましょう。
赤ちゃんの快適な睡眠の為にも、しっかりと体力を消耗させてあげましょうね。