育児は理想と現実のギャップが大きすぎる!?悩んだ時の解決策を紹介
出産前は「子どもが産まれたら〇〇したい!」「△△はしないようにしよう!」というように、理想的な育児をあれこれ思い浮かべますよね。
しかし、実際に育児をしてみると、あまり理想通りにいかないことが多々あります。
現実とのギャップに悩んではいませんか?
この記事では、理想通りにいかない理由とその解決方法をまとめました。ぜひ読んでみてくださいね。
育児の理想と現実
育児は、思い通りにいかないことがたくさんありますよね。
「こんなはずじゃなかった!」と感じる時を見てみましょう。
理想:いつもニコニコ、ママは家族の太陽!
現実:寝不足と育児疲れでどんより
いつもニコニコしているママを中心とした、明るい家庭が理想的ですよね。
しかし現実は、出産時からの慢性的な寝不足や、予測不能な子どもの行動に振り回されてそううまくはいきません。
理想:ママになってもオシャレ!お揃いコーデも楽しみたい!
現実:オシャレするのは年に数回、お揃いコーデは短時間で終了
出産前は時間に余裕があり、オシャレを楽しめましたよね。
育児が始まると子どものお世話と家事で精いっぱいになり、なかなか自分に時間をかけられません。
また、出産で体型が崩れた為「何を着ればいいのか分からない」「どうせすぐに汚されるし」と億劫になってしまいます。
せっかくのお揃いコーデも、子どもが着るのを嫌がったり食事の時に汚したりして、いつの間にか着ているのはママだけになっています。
理想:穏やかな育児!怒らずのびのび育てよう!
現実:「危ない!」「触らないで~」「それやめて~」
子どもには、のびのびとやりたいことをやらせてあげたいですよね。
ですが現実は子どもにとって危険ばかりで、止めに入らなければいけません。
のびのびと遊べそうな公園でさえ、車道に飛び出さないか・遊具から落ちないかなど常に気にする必要があります。
理想:家はいつも綺麗に片付けておきたい!
現実:おもちゃが散乱していて足の踏み場もない…
多くの時間を過ごす家だからこそ、スッキリと片付いた状態にしておきたいですよね。
ですが、片付けてもすぐに子どもに散らかされて物が散乱しがちです。いたずら盛りの時期には、収納の中の物や本棚の本まで荒されてお手上げ状態です。
「子どもが生まれたら楽しくなるはずだったのに…」はあなただけじゃない
理想通りの子育てにならないのは、あなただけじゃありません。
厚生労働省がまとめたデータがとても興味深いです。
引用元:平成27年版厚生労働白書|人口減少社会を考える
2010年の20代・30代に「子どもがほしい理由」について調査した結果がこちらです。
「子どもがいると生活が楽しくなるから」が圧倒的に多く、今よりも更に楽しくなる生活を想像して子どもを望むのは多くの人が一緒です。
そりゃ、よほどの事情がない限り「楽しくなさそう」と考えているのに意図的に子どもを望むのは考えづらいですもんね。
一方、現実に子どもが生まれたあとは、どう心境が変化するのでしょうか?
以下は、15歳以下の子どもを育てている方への質問した厚労省のデータです。
引用元:平成27年版厚生労働白書|人口減少社会を考える
全体で70%以上の方が負担や不安を感じています。
「子どもが産まれたら楽しくなりそう!」と思って出産したのに、いざ育ててみると楽しいことばかりではないと気付くわけですね。
理想の子育てをしてると思われるようなママでも、たぶん現実とのギャップに悩んだことがあるはずです。
「理想と現実のギャップに苦しむのは自分だけではない」と思えるだけでも、少し気持ちが軽くなりませんか?
理想と現実のギャップに悩んだら
理想通りの育児ができないと「私はダメなママだ」と落ち込んでしまいますよね。
現実とのギャップに悩んだ時は、参考にしてみてくださいね。
理想通りにいかなくて大丈夫
理想通りの育児ができないからと、イライラしたり落ち込んだりしていませんか?
理想の育児を意識するあまり、ママの心に負担がかかっては意味がありません。今は育児が大変は時期なので、理想通りいかなくても気にする必要はないですよ。
まずは、理想通りにしようと頑張りすぎるのをやめてみましょうね。
理想の育児を考え直す
「理想と現実にギャップが生まれる理由」でお伝えしましたが、まだ育児を経験していない時期の理想は高くなりがちです。
理想と現実のギャップが大きいと、その落差にばかり目がいき落ち込んでしまいます。
育児の現実を知った今、改めて「その理想は高すぎないかな?」と振り返ってみましょう。
理想は最終目標
理想が実現することを最終目標として、叶うまでの道のりを考えましょう。
スモールステップで考える
例えば「いつも片付いている家」という理想は、なかなか実現が難しいですよね。
ですが「朝起きた時に片付いているリビング」はどうでしょうか?これなら、一日一回夜寝る前に片付けるだけです済みます。
夜寝る前のお片付けを子どもと一緒にやって、習慣化しましょう。習慣化できたら「夜寝る前の他に、お昼寝の前も片付ける」のステップに進みます。
その次は、食事の前やお出かけの前など「遊びの時間が終わる度に片付ける」というように少しずつ理想に近づけていきます。
最終的に「次の遊びに入る前に片付ける」までになれば、おもちゃの散乱していないリビングになりますよね。
小さな一歩ですが、確実に理想に近づいていけますよ。
違う視点で考えてみる
例えば「いつもオシャレなママ」という理想ですが、妊娠前と同じ基準のオシャレは難しいです。
ヒールのある靴では子どもを追いかけにくいし、丈の短いスカートではかがんで子どものお世話ができません。
産後の崩れた体型も気になり、何を着ればいいのか分からなくなってしまいましたよね。
少し視点を変えて、機能性を重視した子育てしやすいオシャレを考えてみましょう。
私のおすすめは「スポーツミックスコーデ」です。
足元はスポーティーで動きやすく、トップスは女性らしいものを着るなど、女性っぽさと機能性を両立できるので理想が叶いますよ。
こちらの記事で色々なタイプを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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まとめ
育児の理想と現実のギャップは、ママなら誰しもが感じるでしょう。
「子どもがいる生活は楽しそう!」と期待して子どもを望むので理想は高くなりがちです。
ですが実際に育児をしてみると、思い通りにいかないことばかりですよね。理想と現実のギャップに悩んだら、理想を設定し直すと良いですよ。
新しい理想は、スモールステップで少しずつ理想の育児を目指していきましょう。また、妊娠前とは少し視点を変えてみると、理想が実現できる可能性もありますよ。
あまり頑張りすぎないでくださいね。