育児方法について
PR

年子育児は何が辛い?大変な時期の悩みとその解決策とは

やなかゆう
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

育児をしている中で「この大変さはいつまで続くんだろう」と、思うことはありませんか?

実際に年子育児が始まると次から次に想像もできなかった大変なことが起きて、

「辛い」と感じることが増えてくると思います。

1人でもすごく大変なのに小さい子供が2人ともなると、

「こんな時はどうしたら良いんだろう?」と、

いろいろなシーンを思い浮かべては手が足りないと悩んだり、不安になりますよね。

実際に年子育児が辛いと感じてしまう原因と、

大変な時期を上手く乗り越えるコツについてお話していきます。

年子育児を頑張るママには同じような悩みがあることを知り、

少しでも「大変だけど頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいです。

 

年子育児の大変さあるある

育児の経験は1年あるにしても、

年子ともなると今まで以上に大変で泣きたくなることがたくさんあると思います。

実際に私の知人でも年子を育てているママがいて、

「大変すぎてどんな風に育児をこなしていたか覚えていない」と当時の大変さを語っており、

幼稚園生になった今でも、「形を変えながら大変さは今も継続している」と嘆いていました。

そのくらい年子育児はバタバタと毎日忙しい日々を過ごすことになります。

では、具体的にどのような大変さがあるのでしょうか。

2人同時にグズる

日常で一番多く起こることがこれかなぁと思います。

下の子が赤ちゃんの場合はママは泣いて呼ばれることが多いですよね。

上の子は少しずつ自我も芽生えてきて、ママに構ってほしい気持ちが強いはずです。

ママは子どもたちの要求に同時に答えることが難しく、

悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。

子どもたちが大きくなっていくに連れて徐々になくなってくることですが、

最初の数年はこれがずっと続きます。

下の子ばかりに構っていると上の子がママの気を引くためにグズることが増えてしまうので、

“まずは上の子優先”を意識してみてくださいね。

年子と言っても上の子は下の子が自分より小さいことはちゃんと理解していますし、

“ママは自分のこともちゃんとみてくれている”

という安心感を与えてあげることが大切です。

下の子がまだ赤ちゃんの場合は、少しの間泣かせておいても大丈夫ですよ。

そのうち上の子の方が泣いている赤ちゃんのことが気になってくると思うので、

そのとき上の子と一緒に下の子のお世話をしてみるのもいいかもしれません。

最初のうちは下の子のお世話に上の子も巻き込んでみてくださいね。

移動がとにかく大変

小さいうちはどうやってお出掛けしたら良いのか、移動手段に悩むと思います。

上の子もまだ小さいのでなかなか思うように歩いてくれなかったり、

急に抱っこしてほしいと言われて困った経験があるのではないでしょうか。

年子の場合は2人乗りのベビーカーを購入するのもいいと思いますが、

1歳すぎくらいになると、ベビーカーに乗っていても急に降りたいと言われることもあるので、

ベビーカーと抱っこひもを使っての移動が効率的かもしれませんね。

上の子も少しずつ自分で歩く練習をしておくと後々ラクになるかもしれません。

電車移動の際は上の子が飽きてグズってしまうのを避けたいので、

100均の小さいおえかきボードなどのおもちゃを渡してあげるのが良いと思います。

おもちゃは前もって渡さずに電車に乗ってから渡してあげたほうが、

長時間興味を持って遊んでくれますよ。

食事の時間がバタバタする

小さい子供2人の相手をしながらだと、

食事の準備から片づけまでずっとバタバタですよね。

それが朝昼晩と3回もあると思うとすごく大変なことです。

スムーズにいく日もあれば、2人共グズってしまってご飯なんて作れない、なんて日がよくあります。

子どもが小さいうちはちょこちょこスーパーにいくのも本当に大変なので、

パパがお休みの日にまとめ買いがオススメです。

パパがお休みの日に常備菜をたくさん作っておいたり、

野菜だけ切って冷凍しておくだけですごく時短になりますよ。

年子育児を効率よくこなすために食事の支度に時間をかけないことが、

ストレスを溜めないコツだと思います。

ママが一生懸命時間をかけて作っても、

子どもは気分でなかなか食べてくれなかったりしますよね。

そんなときにイライラしてしまうくらいなら、

冷凍のものを使ったりお惣菜を買ってきてとにかく楽をしてください。

2人ともまだ幼いこともあり、こぼしてしまったり常に食事中はバタバタしてしまうと思います。

食事の時間はママが子どもたちの間に座って、2人の食事のサポートを効率よくこなしてみてください。

ママがその場で自分のご飯を食べる時間がとれない場合、

スキマ時間で食事を済ませるしかないのです。

年子育児の現実は本当に時間との戦いですね。

でも、流れさえつかめると自分なりのやり方が見つかると思いますよ。

寝かしつけに時間がかかる

これは子どもが1人の場合でもよく聞きますよね。

スムーズに寝付いてくれることがママの1人時間の確保につながるため、

ここで苦戦すると「辛い」と感じてしまうかもしれません。

下の子がすぐ寝ても、上の子がなかなか寝てくれなかったり、

どちらかの声でせっかく寝ていた子も起きてしまったりと、すごく難しいんです。

とにかく毎日同じ時間に寝る習慣をつけることが大切かなと思います。

年子育児を経験しているAさんが実践していた、子どもたちを同時に寝かしつけるコツは、

ママが真ん中に寝て「おやすみ」と声をかけたあとに一番先に寝たフリをすることだそう。

2人ともママの隣なので安心して眠りにつけそうですよね。

子どもが2歳くらいになったら、お昼寝をしない生活をすると夜は疲れてすんなり寝てくれますよ。

夕方寝てしまうと逆に大変になってしまったりするので、

小さいうちはお風呂は早めに入れておくのもコツかもしれませんね。

ケンカが頻繁

年齢差が1歳しかなく、おもちゃの取り合いや

大人から見て、「そんなことで?」と思うことでケンカをしますよね。

成長とともにだんだんと会話や遊びの中からケンカが頻繁になることが多いので、

ママとしてはケンカの多さで大変さを感じるようになってくるかもしれません。

下の子のほうが力が弱いこともあり、ママが上の子ばかりを叱ってしまうと

上の子の我慢が多くなりストレスを感じてしまう場合があるので、

怪我をしたり危ない状況な時以外は、ママが割って入りどちらが悪いかのジャッジをせず、

その都度自分たちで解決できるようサポートしてみてくださいね。

 

大変さを上手く乗り越えるには

日々大変さを感じていると、ママ自身辛くなってしまうことが多いと思います。

無理せず、少しでもイライラせずに日々を過ごしていくためにはどのように工夫していけばいいのか…。

ママ友Aさんの年子育児の経験や工夫を元にお話していきます。

上の子を優先する

年子の場合は特に、上の子を優先してあげることが大切です。

なにかしてあげるときも、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が先ね」というのを徹底することで、

“自分がお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだ”と自覚を持つことが出来、

下の子に優しく出来るようになります。

また、叱る時に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」は逆効果になります。

悪いことをした時は年齢の差で言い方や態度に差を付けないように気をつけてみてくださいね。

適度に手を抜く

ただでさえ子育ては大変なことが多いので、

完ぺきを求めてしまうとママ自身が辛くなります。

小さい子供を2人も育てているママは、日々頑張っています。

ママ自身の息抜きの時間だって必要ですし、

「今日は公園にいくのがしんどい」

そんな日もあるでしょう。

出来ないことは子どもに対しても、しっかり説明して無理はしないようにしてくださいね。

年子の子どもを抱えてママが体調を崩すともっと大変なことになってしまうので、

ママ自身の身体も労ってくださいね。

家事より育児を優先する

子どもたちの面倒を見ながら家事をこなすことが難しいと感じることはありませんか?

洗濯物を干していても、料理をしていても

「ママみて、ねぇママ、きてきて!!」と言われ中断すると何も進まずイライラしてしまいますよね。

そんなときは思い切って全てを中断してみてください。

子どもはママに“今”みてほしいし、“今”来てほしいと思っています。

家事は完璧にこなさなくてもいいですし、後回しでも大丈夫ですよ。

育児が辛いと感じている今、子育てを優先するということが難しく思うかもしれません。

少しの間でも、一度手を止めて家事より子どもを優先してあげることで、

こどもの「かまってほしい」気持ちが徐々に落ち着いてきます。

ママが子どもに対して「ちょっとまって」を繰り返していると、

子どもは「ママは呼んでも来てくれない」と小さいながらに認識します。

子どもたちのことが大好きだからこそ頑張っているのに、

ママの気持ちが伝わらないと悲しいですよね。

忙しくても子ども優先で行動できた日は、自分自身を褒めてあげてくださいね。

おそろいの服を着せる

これはママ友Aさんがやっていた年子育児のお話です。

Aさんの息子さん達はいつもおそろいの服を着ていました。

私は、「いつもおそろいで可愛いなぁ」と何気なく思っていたのですが、

Aさんは「迷子にならないようにお揃いにしてる」と言っていました。

子どもたちが歩けるようになると違う方向に行ってしまって大変なんだとか…。

“周りからみてどうみても兄弟だと思ってもらえることで、迷子にならないようにしている”

というお話を聞いて、すごく面白いと思いました。

確かに子どもが同じ服を着ていて、やむを得ずママの目が行き届かないことがあっても、

周りの方たちが「ママさん大変ねぇ」と助けてくれそうだなと感心してしまいました。

おそろいの服を着ているってだけでも可愛いですし、一石二鳥ですね!

 

年子でよかったこと

これまでは年子の大変さやその解決策についてお話してきましたが、

年子だからこその良いところもたくさんあります。

大変さはある程度大きくなるまでは無くならないかもしれませんが、

「年子で良かった」そんなことも伝えしていきます。

いまはまだ大変さや辛さが勝ってしまうかもしれません。

子供の成長とともに、ママ自身も年子の良さを感じられるといいですよね。

一緒に遊べる

年子育児が始まってからは大変なことが多く、悩みも尽きないと思います。

下の子も意思疎通を図れるようになってくると、

なんとなく一緒に遊んでいるような光景を目にしますよね。

そんな光景を見て「年子で良かったなぁ」と、感じることがあるのではないでしょうか?

子どもの年齢が離れていると上の子と下の子の好きな遊びが違ったりして、

家族でお出かけする場所選びが難しくなります。

その点年子の場合は、同じ遊びが好きだったりするので、

お出かけもしやすく常にお友達と遊んでいるような感じで楽しそうだなと思います。

一気に育つ

大変な時期が凝縮していることで、手が離れていくのも早いです。

年子育児が始まったときに比べて、2人が幼稚園に行きだすとママの時間も一気に増えます。

自分の時間が出来たらやりたいことも考えてみてくださいね。

実現できる日もそう遠くはないかもしれません。

また、幼稚園や学校の行事も同じ日に一気に済んだりと効率的にも良いことが多いです。

幼稚園の運動会や発表会なんかは、

兄弟で同じ日に活躍している姿を見れるのも嬉しいですね。

すぐにお下がりが出来る

年子は「経済的に負担が掛かるのでは?」と思われがちですが、

日常的に使う服や靴なんかをすぐにお下がりできることはすごく大きなメリットです。

とっておいて古くなってしまうなんてこともなく、

次の年にすぐにお下がりに回せるのはママにとっても嬉しいことですよね。

また、年子だからこそたまにはおそろいの服を着せてあげるのもとってもかわいいですね!!!

 

まとめ

“年子”と聞くとどうしても大変そうなイメージがありますよね。

子どもたちが幼稚園に入るまでは大変な日々がギュっと凝縮していて、

ママが「辛い」と感じてしまうのは無理ないのかもしれません。

でも年子だからこそ一緒に遊べたり、2人にしかわからない楽しさもあるはずです。

今は大変でも、過ぎてしまえばきっと本当にいい思い出になります。

適度に手を抜いて、周りと協力して今を楽しんでみてくださいね。

記事URLをコピーしました