【子どもを産んだことを後悔】育児から逃げたい!限界の自分を救えるのは?
「自分でできることは全て試した。もう方法がない」
「ゲームのようにリセットをしてやり直したい。どこかへ行ってしまおうかな」
育児に悩むたくさんの母親たちを見ている保健師さんや、保育園や幼稚園の先生のアドバイスを試す。インターネットで検索、書籍を読みあさっては試す。
アドバイス通りにやっても、子どもは泣き止まない・ご飯を食べない・話しを聞かない・かんしゃくばかり。
どこにも私に合う答えはなかった。あなたは、これほどまでに逃げ場がない状態になっていますか?
自分の努力だけではどうにもできず、逃げたいと思ってしまう気持ちがわかります。
頑張りたいから、しっかり子供と向き合いたいから相談したのに、良くなるどころか追い詰められていく。
あなたがこのような悪循環におちいっているのであれば、試してもらいたいことがあります。どんなに他の人からアドバイスを受けても、あなたに合う答えが見つからなかったのであれば、本当の答えはあなたの中にあります。
一緒に答えを探していきましょう。自分に合った育児のやり方で、楽に子供と向き合えるようになるかもしれませんよ。
こんなはずじゃなかった
まずは落ち着いて、あなたの気持ちを整理してみませんか?
自分は子供が大好きで、いつも笑顔が絶えない家庭を築きたかった。
問題があったとしても、家族で協力して乗り越えていける覚悟も自信もあった。
だからこそ、上手くできない自分を責めてしまうのではないでしょうか。
誰よりも子供を思うからこそ、うまくいかない今の現状を変えたいと苦しくなっているのかもしれませんね。
逃げたいと弱音を吐くと「じゃあなんで産んだの?」と厳しい言葉を投げかける人がいます。
でも、あなたはそんな浅はかな気持ちで、子供を産んだのではないと、私はわかっていますよ!
どんな思いも否定をせずに、正直な自分の気持ちを一緒に探っていきましょう。
自分の理想と現実のギャップを受け入れられない
あなたが、苦痛に感じていることの一つに、理想と現実のギャップを受け入れられないということがあるかもしれません。
あなたの理想の母親像や、やりたい子育てはどんなものですか?
- 子供が言うことを聞いてくれなくても、落ち着いて対応できる。
- いつも子供の味方で、ありのままを受け入れられる。
- 自分がしてきた失敗や苦労はさせたくない。
- 必要以上に傷ついて欲しくない。
- 子供の長所や可能性をできる限り伸ばしてあげたい。
でも現実は、
- 子供が言うことを聞いてくれなくてイライラする。
- 何度も言い聞かせているのに、同じ失敗を繰り返す。
- 思わず怒鳴ってしまい、余計に子供を傷つけてしまった。
- いろんな事にチャレンジさせたいのに、子供の気持ちが乗らず、自分の気持ちが空回りする。
少しでも子供のためにと手を尽くしても、伝わらないもどかしさや焦りが、悲しみと怒りになっているのかもしれませんね。
私は、可能性を伸ばしたいと習い事に行かせてみたり
子供が将来困らないように、普段の生活のマナーには厳しくしていました。
習い事は、本人のやりたい気持ちを尊重して慎重に選んでも、すぐにやめたがる。
どんなに工夫して丁寧に教えても、同じ失敗を繰り返す。
イライラして「もう少し、頑張りなさい!」「何でできないの?」と責めてしまう。
自分が子供を傷つけてしまっている現状に、自分の育児の仕方は間違っているかもしれないと、自信を持てなくなっていきました。
自分の育児環境が整っていない
育児で必死になりすぎている時は、気軽に頼める人やサポートがない場合があります。
仕事をしていたのであれば、急に社会との繋がりが絶たれて、孤独に感じてしまうかもしれません。
だから「私しかいない!私がやらなきゃいけない!」と意地になっていることも。
地域のコミュニティに参加しママ友を作ろうと思っても、子供の成長度合いの差に不安になったり、
育児に対する価値観が合わず、私のやり方は間違っているのかな?と、さらに自信がなくなってしまうこともあります。
夫も仕事ばかりで、一緒に考えて二人で育児をするという姿勢がなければ、私が一人でやるしかない!となおさら責任を感じてしまいますよね。
「一時預かりをしてみたら?」
「たまには家事代行サービスを使ってみたら?」
と言われても、家計が気になったり「家にいるんだからこのくらいできる!」と
責任感が強く努力家のあなたは、こう思ってしまうかもしれませんよね。
しかし、私もありましたが、布団に入ったときやイライラしたのをきっかけに、涙が溢れるんです。
我慢して蓋をしていた感情がセキを切ったように溢れて、自分でもどうすればいいのかわからず
ただ、涙が止まるのを待つしかありませんでした。
さらに思いつめてしまう原因は?
「自分らしく思いっきり楽しんで育児がしたい」
「でも、世間体が気になる。常識のない人と思われたくない」
必ずしも、こうでなければいけないという決まりはありません。
周りの目を気にしすぎていて、自分が苦しくなっていては、ずっと苦しい人生になってしまうと思いませんか?
あなたが持っている理想も、もしかしたら無意識に植え付けられた世間の理想の母親像かもしれませんよ。
自分の本当の思いと、世間の常識に合ったやり方、価値観にズレがあると自分を苦しめる原因になることもあります。
自分の中の理想や育児環境以外にも、あなたを苦しめている価値観がないか、一緒に見ていきましょう。
ママが笑顔でいればみんな幸せ?
確かに、いつもママがピリピリしていたら、子供はママの顔色を伺うようになるし、
パパも居心地が悪くなってしまいますよね。
だから「どんなに辛くても、無理をしてでも笑顔でいよう」としていませんか?
自分の育児に自信が持てなくなってしまったあなたには、笑顔でいようとすることさえも苦痛に感じるかもしれません。
だって、何もかもうまくいっていないのに、笑顔になんてなれませんよね。
私がうつになってしまった時も、子供が私を笑わせようと変な顔をしたり、
「ママ見て!」って似顔絵やキレイなものを見せようと、気を遣ってくれることがありました。
でも、笑顔を作る気力すらありません。
子供の気遣いに、余計に申し訳なく思ってしまいました。
どんなに疲れていても子供の笑顔(寝顔)を見ると頑張れる?
これもよく聞く話ではないでしょうか。
私はそんなこと感じられませんでした。
むしろ「私は笑顔になれないけど、子供が笑顔でいられるならまだ大丈夫か…」という状態。
この判断基準を持ってしまうことに、自分でも戸惑いを感じました。
子供の可愛い寝顔を見ても、起きたら機嫌が悪くてなだめなきゃいけない。
また、魔の時間がやってくる。
いつになっても安心できない、気持ちを休めることができない緊張感が続きました。
本当は子供の笑顔は可愛くて、ほっぺを手で包み込んで、ムギューってしたくなるほどですよね。
子供の笑顔で頑張れるという気持ちもわかるのですが、
当時の私はその笑顔を見るたびに、頑張れない自分は母親失格だと確信をせざるを得ないほど、気力が失われていました。
産みたくても産めない人がいるから私は恵まれている?
今の現状を変えたい!と躍起になってネットで検索していた時期がありました。
その時に口コミサイトで見つけたやり取り。
「産みたくても産めない人がいるんだから、あなたは恵まれてる」
「その人の分も今を精一杯楽しみなさい」
なぜ人の不幸を見て、自分は幸せなんだと思えるのか、私には理解できませんでした。
なぜ、これ以上頑張れないと言っている人に、人の分も責任を背負わせるような言葉をかけるのだろう。
子供がいても、いなくても、それぞれに悩みはあるし、幸せの在り方も違います。
私はこのやり取りを見たのをきっかけに
誰かに相談したところで、このように責められるかもしれないと思うと、余計に恐くて誰にも相談できなくなりました。
私は甘えているだけ、思い通りにならないからとわがままを言っているだけなんだと言い聞かせ、ますます自分の感情に蓋をするようになっていくのでした。
あなたは
「産みたくても産めない人がいるんだから、あなたは恵まれてる」
「その人の分も今を精一杯楽しみなさい」
と言われたら、心が楽になりますか?
自分が自分を助けるって何?
どんなに試行錯誤しても、うまくいかないことはあります。
手がかかる子だったとしても、子供が可愛くて仕方がないと思う人もいれば、思い悩んでしまう人もいます。
母性本能があるから、女性なら誰でも育児が上手にできるわけではありません。
同じ子を持つ女性でも、意見や価値観は真っ二つに分かれることがあります。
周りの意見や価値観にとらわれず、自分にとっての最善は何なのかがわかるようになるかもしれないので、
これからご紹介する方法を試してみてください。
自分の本音を書きだす
ここまで一緒にあなたの気持ちを探ってきました。
あなたはどんな思いを抱えていましたか?
見ないようにしてきた感情はありましたか?
頭の中で考えているだけだと、自分が何を感じていたのかうやむやになったり、忘れてしまいます。
面倒に感じてしまうかもしれませんが、この機会に本音を書きだしてみることをおすすめします。
文字にすることで、自分が何を感じているのかを、はっきりと認識することができます。
深く考え、理解し、客観的に見ることができるのですね。
そうすることで、自分の状況を冷静に判断し、どうすればいいのかがわかってくるかもしれません。
誰かに自分の気持ちを発表するわけではないので、どんな思いも否定せずに認めてください。
「こんな生活やめてやるー!くそー!」って思ってもいいんです。
あなたの心の中は誰にも干渉できないし、思うだけなら自由です。
いざ自分を気持ちを書こうと思っても、何を書いていいのかわからないかもしれません。
そんな時は、ぐるぐる落書きをするだけでもいいんですよ。
子供の似顔絵を描いてみたり、お金欲しいなぁ、旅行に行きたいなぁなど。
とりあえず手を動かしていると、だんだん自分の気持ちを書けるようになってくるので、試してみてくださいね。
書くのが面倒に感じてしまう時は、スマホのメモアプリを使ったり、
LINEの「KEEPメモ」で自分だけのトークルームをメモ代わりにすると、思い立った時にすぐできるのでおすすめですよ。
自分に質問をしてから行動する
相手の気持ちを確認する時に質問をしますが、自分に対して意識して質問することはないと思いませんか?
自分の中で質問をし、答えるという自己対話をすることで、自分は今どんな気持ちになっていて本当はどうしたいのかがわかります。
あなたが、子供に対してやっているやり取りを、自分自身にしてあげてください。
今までの私は子供に遊ぼう!と言われれば、子供に合わせていました。
母親なんだから、このくらいやってあげて当然と思っていたのですね。
でも本当は「あぁ、やりたくないなー。だるい…」という本音を飲み込み、自分の気持ちを無視。
こういう時に、いつものクセで合わせようとしている自分に問いかけてください。
自分の心の中で「私は今、子供と一緒に遊びたいの?遊ぶことを選ぶとしたら、それは母親だから相手をしなきゃと思ってない?」と。
「やりたくない」と思っていたのであれば、子供に伝えてみてください。
「ママは今疲れているから、やりたくないんだけど…」
すると
「わかった!じゃあ何時ならいいの?」
「本当は公園に行きたかったけど、トランプならいい?」
と、子供なりに考えて、別の提案をしてくれます。
いやだ!と拒否されるだけかと思っていたのですが、意外と母親の言い分も聞いてくれるのだなと思いました。
遊ぶとしても、子供の希望通りではなく、自分にとって楽な遊びの提案をすることもいいのではないでしょうか。
まだ、0~1歳時期の子供の場合だと、家事の途中、肩や背中が痛くても、泣いたから抱っこをしなければならないですよね。
イヤイヤにも辛抱強く向き合わなければいけないと、自分に強いてしまいます。
この時も「もしこの子が私の意見を聞いてくれるとしたら?」と考えて自分に聞いてみてください。
自分の答えが「やりたくない」だとしたら、一旦その気持ちを受け止めましょう。
「わかるー。しんどいし、面倒だなって思っちゃうよね」と自分に共感してあげてくださいね。
そして、子供のイヤイヤと一緒に、自分もイヤイヤ~!って騒いでみるのもアリですよ。
だんだん自分のやっていることに笑えてきて、子供をすんなり抱っこしてあげたいという気持ちになったりします。
これらの出来事もノートに記録してみてください。
後から見返すことで、自分の気持ちの変化や成長を感じることができたり、ストレスの原因がはっきりしてくることもあります。
そうすれば、自分にとっての最善が何なのか答えがわかってきそうですよね!
無理に母親になろうとしなくていい
子供がいるから、誰から見ても立派な母親にならなければと思っていませんか?
あなたは「ママ」である前に、あなたには名前があり、1人の人間であり、女性です。
今まで母親として生きてきたわけではないし、母親になるための教育を受けてきていません。
いきなり母親になれるはずがないのです。
たとえ、6歳・8歳などと何年も育児をしてきても、その子によって接し方は違うし、
その年齢ならではの悩みが出てくるので、あなたは○歳のママ1年目なのです。
母親とは役割のことなので、あなた自身ではありません。
ついでにいい妻であろうとすることも、やめてみませんか?
育児だけで精いっぱいなのに、パパまで気遣っていては、いつ自分を心から休ませることができるのでしょうか。
世間の「母親とはこういうもの」という価値観にとらわれて、自分の価値観さえも大切にできないのであれば、一旦手放してしまいましょう!
まずは自分自身が我慢していることや心地よくいられるには、何ができるかを考える。
何をしている時が楽しいのか・心地がいいのか、自分に質問をしてあげてくださいね。
私はアクセサリーやネイルなども楽しみの一つです。
時には少し派手かな?と思うようなファッションにチャレンジすることも、気分が上がるので活力になっていました。
しかし、派手だったり華やかさがあると、他のママ友より浮いてしまったり、
「子供が小さいのに余裕あっていいわね!」と嫌味を言ってくる人もいます。
育児中はアクセサリーが子供の誤飲や、引っ張られて怪我のもとになることも。
ファッションも、子供が吐き戻したり、公園で遊ぶ時に砂をかけられたり…。
どんどん、Tシャツにジーンズというような、汚れても惜しくない無難な服装になっていきました。
そこで育児に支障が出ない程度におしゃれを楽しもうと、考えた末にたどり着いたのは、ネイル。
例えファッションが地味だとしても、よく見える手元が華やかだと気分が上がりました。
手だと派手にしづらいと感じるときは、足の爪を派手な色にすることもありました。
メイクも子供についてしまうのが気になったり、お風呂もゆっくり入れないので落とすのも面倒になってきますよね。
ただでさえ手入れもできず、寝不足で疲れ切った顔のスッピンは、目も当てられないほどガッカリしてしまうかもしれません。
そんな時はまつ毛エクステやまつ毛パーマ、眉毛のティントもおすすめですよ。
まつ毛が上がっていて、眉毛があるだけでも、少しメイクをしているように見えます。
毎回メイクしたり落とす必要もないので、手軽ですよ。
ネイルについては記事を書いているので、そちらも参考にしてください。
まつ毛パーマというとサロンでしかできないイメージがありますが、今はセルフキットもあるようです。
まずは気軽に試してみるのはいかがでしょうか。
自分の弱音を正直に話す
【自分に質問をしてから行動する】と【無理に母親になろうとしなくていい】では
子供や周りの反応・状況に対して、自分はどのように感じていて、どのようにしたいのかを探る方法でした。
ここでは、普段自分が感じていること、今までため込んでしまった感情を
自分から話してみる練習をしてみましょう。
「自分は大人だから、母親だから我慢するのが当たり前」
「子供の前で弱音を吐いていたら、子供が不安になったり母親を信頼できなくなるかもしれない」
こんな風に思うことはありますか?
しかし、幼い子供にも、思いやりの気持ちと、役に立ちたいという気持ちがあります。
いつも子供のためを思い、誰よりもそばにいるからこそ、子供に少し胸の内を話してみてもいいのではないでしょうか。
自分の気持ちを言える・自分を大切にできる姿勢が、子供のお手本にもなります。
強くてたくましくいられる母親もいいですが、自分のことを大切にするお手本を見せることで、
子供もあなたのように必要以上に頑張りすぎて、傷ついてしまうことを防げるのではないでしょうか。
私はどうしても辛くて、思い切って子供に相談したことがあります。
「ママさぁ、ご飯作りたくない。今日のご飯なしだったらどう思う?」
子供は「えー。じゃあ、夜ご飯はアイスにしようよ!そしたら、作らなくていいじゃん。マックのポテトもいいなぁ」
こう言われると、ちゃんと作ってあげたいと思ったりしませんか?
最初はご飯なんか作りたくないと思ったのに、子供にアイスとマックのポテトがいいと言われると、ちゃんと作りたくなる。
もうダメだ、逃げたいと思うほど辛いはずなのに、子供のためにしてあげられることは何?と考えているのです。
表面上ではどこかへ行ってしまいたいと思っているけど、その奥に子どもへの愛情がしっかりとあなたに根付いていると思いませんか?
こんな時は、子供の提案を有り難く受け取って、マックのポテトとデザートにアイス。
罪滅ぼしとして、インスタントの味噌汁やミニトマトやキュウリなど、手軽に食べられるサラダで済ませてしまうのはいかがでしょうか?
サラダも無かったらなしでいいです!今日だけ特別にしてしまいましょう!
子供の希望も自分のご飯を作りたくない希望、子どもへの愛情も両方叶っていますよね!
毎日ではないので、手を抜けるときはとことん抜いてしまいましょう。
また、私は急に悲しくなり思わず子供の前で泣いてしまったことも。
「ママ急に悲しくなっちゃった。どうしたらいいかな?」と言ってみました。
すると子供は「ママの顔変なのー。あははは」と笑われてしまいました。
一瞬カチンときたのですが、自分が深刻になりすぎていたなと気付きました。
悩んでいるのがバカらしくなり、気持ちを切り替えることができましたね。
まだ、0~1歳の言葉を話せない年齢であれば、
「一生懸命ご飯を作ったのに、全部ひっくり返されたのが嫌だった」
「一日中抱っこをして、体中痛いのにずっと機嫌が悪いのはママも辛いよ」
子供に伝えるように言うのではなく、自分の気持ちを正直に独り言として言ってみてください。
このように、相手にわかってもらおう・伝えようとするより、
自分の気持ちを正直に話した時に、自分はどう感じるかを観察してみてください。
感じた感情を否定せずに「私はこう思ったんだね・こう感じるんだね」と認めるだけでもほっとできるんですよ。
慣れていないと変な感じがするかもしれませんが、何度も繰り返していくと
自己肯定感とはどういうものなのかがわかってくると思います。
思っているだけではなく、しっかり正直な気持ちを言葉にして、自分の耳で聞く。
自分がどう感じるかを観察することが大切だと私は実感しました。
あおむけに寝転ぶ
どこに向けていいのかわからない怒りで、ヒステリーになってしまったとき。
悲しくて辛くて、思いつめているとき。
この時の姿勢は猫背になって丸まっていることが多いです。
体全体に力が入った状態で心だけでなく、体も苦しい状態に。
- 歯を食いしばっていないか?
- 肩が上がっていないか?
- 猫背になっていないか?
- 呼吸が浅くなっていないか?
- 手をギューッと握りしめている時間がないか?
気付いた時でいいので、このような状態になっていたら、緩めることを意識してみてください。
特に、怒りや思いつめて苦しいときは、大の字になって寝転んでみるといいですよ!
意外とこの体勢になってしまうと、怒れなかったりするものなんです。
よく怒りの感情は6秒経つとピークを過ぎるので
「カッとなったときは、6秒数えましょう」
と言われますが、数える前に怒鳴り散らしていたりしませんか?
私も、6秒ルールはできなかったので、子供に対してカッとなってしまった時は、
「あー!もうやってられない!」と
ごろん!とあおむけに寝転び、思いっきり体の力を抜いて深呼吸をすることにしました。
すると、だんだん怒りの感情が不思議と落ち着いてくるのです。
0~1歳時期の子供であれば、抱きしめたまま一緒にあおむけでゴロゴロしてみてください。
子供はママに抱っこされたまま遊んでもらえるのがうれしいですし、ママは寝転んでゴロゴロすることで体の緊張がほぐれます。
イライラした場面と全く違う行動をとることで、怒りを鎮める効果があります。
黙って6秒耐えるより楽かもしれませんよ!
それでも改善されないときは
自分が今まで信じてきた価値観や常識を、いきなり変えることは大変で難しい事です。
とても時間がかかります。
自分の感情と向き合うのは面倒でできなかったり、我慢することに慣れていると考えてもわからなくなっていることも多いです。
その時は遠慮なく病院を頼りましょう。
ここまで辛くなっている時は、ノイローゼやうつ状態になっていることもあります。
私の友人のMさんも逃げたいと思うほど辛かったのに、病院に行かなかったそう。
本当は病院を受診した方がいいと思ってはいても、
「どうせ抗うつ剤や睡眠薬を渡されて、カウンセリングを受けるだけで、改善するかどうかわからない」と思っていました。
薬を飲んでも、周りの環境が変わるわけでもなく、薬を飲むのをやめたらまた元通りになるかもしれない。
治療費もかかるし、ずるずると薬を飲み続けるのは嫌だなと感じていました。
病院に行く時間がもったいない。そんな時間があるなら休みたいと、とても病院に行く気にはなれなかったそうです。
うつを克服した私は、自分はうつだとしても、うつじゃなかったとしても
今の状態を医師から診断してもらい、知ることができるだけで安心できると思います。
うつじゃなければ、カウンセリングなどでどのようにしていくのがいいのか、専門家からアドバイスと経過観察で気にかけてもらえる安心感。
うつだったら、具体的な治療とカウンセリングを受けることができて、家族や身近な人にもっと協力してもらいやすくなります。
病院に行く時間を他の時間にあてたり、自分の時間をもらえても、心から休まることができないのであれば、
病院に行く方がずっと自分を労われるのではないでしょうか。
病院に行くのは勇気がいるかもしれません。
まずはご自身でチェックをしてみて、電話やメッセージで専門家とやり取りをできる相談窓口もあるので、利用してみてください。
また、医療費の負担を軽減できる制度もあるので、知っているだけでも安心できると思いますよ。
詳しくはこちらの記事に書いているので参考にしてみてください。
まとめ
あなたを苦しめるのも、あなたらしく楽しくいさせてあげるのも、自分自身で決めることができます。
自分が今、どれだけ辛い思いをしているのか、他人に共感や理解を求めても、
あなたの気持ちを想像することしかできません。
だから、本当に自分の気持ちに心から共感できるのは自分自身しかいないと考えることもできるのではないでしょうか。
うまくできなくても、自信がなくても「ママがただ、そばにいてくれる」というだけで、子供は安心できると思います。
「母親である私がしっかりしなければ」という思いは、一旦すみに置いておきましょう。
子供を優先する前に、まずはあなたの気持ちを聞いてあげてください。
情けなくても、ヘタレでもそれがあなたらしさだと認めてしまいましょう!
それでいいんです。
いきなり自分のできない部分を認めるのは、抵抗があるかもしれません。
まずはirohaが、あなたのありのままを受け止めます!
「あなたは、今まですごく頑張りすぎてきました。
もう苦しい努力はしなくていいんですよ。
一番先に楽しむべきなのはあなたです。
あなたが楽しんでいれば、自然と子供も楽しそうなママにつられてきます。
無理になんとか変えようとしなくていい。
ただただ、あなたが楽しいこと、心地がいいと思うことをしていればいいんです。
その状態が「ありのままのあなた」なのではないでしょうか?
あなたが子供を思うのと同じように、不器用だけど、一生懸命な自分を守ってあげてください。
もう力を抜いて大丈夫!」
ぜひ、この言葉を声に出して、自分に言ってあげてくださいね。
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