育児で疲れ果てた時こそ自分を大切に!力を抜いて楽になれる考え方とは?
1日中怒ってばかりで疲れ果ててしまい、子供の相手をする気が起きない。
気力が沸かず、家事も何も手につかない。
そんな気持ちになっていませんか?
疲れが慢性化すると、イライラしやすくなる他に思考力や注意力の低下などを引き起こすので注意が必要です。
長引くと疲れも抜けにくくなるので、早めに対処しましょう。
育児が疲れる理由と楽になれる考え方
夫の帰りが遅く、ワンオペ状態が続くと疲れ切ってしまいますよね。毎日、本当にお疲れ様です。
育児はなぜこんなに疲れるのでしょうか?理由と一緒に、考え方も紹介しますね。
思い通りに進まない
子供が居ると、自分のペースで進めるのが難しいですよね。
料理をしていて手が離せない時に限って、お茶をこぼされてイライラ。
包丁を使っているのに、足元に絡みついて泣かれて進まない。
やろうと思っていたことの半分もできずに一日を終えてしまうことも多々あります。
合格ラインを下げる
「夜ご飯は18時に食べさせる」「寝る前には毎晩読み聞かせをする」と理想に振り回されていませんか?
家事や育児に「ここまで出来たら完璧」という定義はないため、理想を追って合格ラインを高く設定してしまいがちです。
私は「大きな怪我もなく、今日も無事に過ごせた」ということを合格ラインにしたら、随分と気持ちが楽になりました。
ご飯が遅くなっても、読み聞かせができなくても大丈夫。
あなたは今日も、子どもたちの安全を守り切りました!
それだけで花丸です。
肩の力を抜いて、気楽にいきましょうね。
自分の時間が持てない
- 「ママ見て!」「ママこっち!」と一日中呼ばれる
- 一息つこうと座ると、子供が膝に乗ってくる
- 子供が寝ている間に家事をこなす
などで、自分の時間が持てないですよね。
気を抜いてゆっくりできないことで、肉体的にも精神的にも疲れが溜まっていきます。
一人で背負わない
「夫は仕事で疲れているから頼みにくい」と遠慮してしまいますよね。
ですが、疲れているのはあなたも一緒です。
むしろ、自由な時間がない分あなたの方がしんどいかもしれません。
家事と育児を一人で背負うには荷が重すぎるので、夫にも子供のお世話をしてもらいましょう。
その間は、スマホで映画を見たり趣味に没頭したりと、自分のために時間を使えるといいですね。
子供とは別の空間で過ごすと、よりリフレッシュできますよ。
頑張りが認められない
家事や育児は「できて当たり前」と思われがちです。
- 綺麗に床拭きをした時には気づかないが、できていない時は汚れを指摘してくる夫
- 手の込んだ料理の時は残すのに、手抜き料理に大喜びする子供たち
頑張っているのに誰にも認められず、時には否定されます。
このような出来事が続くと、精神的に疲労が溜まり何もかも嫌になってしまいますよね。
自分で自分を認める
あなたはとても頑張っています。
頑張っているからこそ、誰からも認めてもらえないのはつらいですよね。
上記のような出来事も、逆に考えると気持ちが楽になりますよ。
- 床が汚れていると言われたら「今日まで言われなかったということは、普段からちゃんと掃除ができている証拠」
- 手抜き料理の方を子供が喜んだら「私の味付けが良かったんだな!」
出来なかったことばかりに目が向いてしまいますが、どんな些細なことでもいいので自分で自分を褒めてあげましょうね。
慢性的な睡眠不足
子供が生まれた瞬間から、つらい睡眠不足との戦いが始まりましたね。
子供が寝た後は溜まっている家事をこなすため、寝る時間が遅くなりがちです。
うっかり子供と寝落ちしてしまった日は、夜中に起きたり早起きしたりしてこなすしかありません。
この生活を数年続けたことで、睡眠不足が慢性化してしまいます。
睡眠の優先順位を上げる
睡眠不足になると、疲れやすくなったりストレスを感じやすくなったりと、疲労感に拍車をかけます。
頭では分かっていても家事の優先順位が高く、寝ることを後回しにしてしまいますよね。
ですが十分な睡眠時間の確保は、家事よりも大切です。
「今から洗い物始めたら、寝るの遅くなるな」と思ったら、手を付けないで明日に回してしまいましょう。
遅く帰ってくる夫のご飯は、温めればすぐに食べられるようにセットしておき自分でやってもらうといいですよ。
寝不足の状態では効率も悪くなり、何事もうまくいきません。
睡眠時間の確保をとにかく優先して、ゆっくり休んでくださいね。
まずはしっかり休む
何度も「ママ!」と呼ばれて進まない家事、イタズラなどのトラブル多発で、うんざりしてしまいますよね。
私も、なかなか思い通りにならない状況に「ダメなママだ」と落ち込んだことが何度もあります。
ですが、あなたは既に十分頑張っています。
今までは自分のことを後回しにして、家庭のことを最優先にしてきましたよね。
ここで一旦立ち止まり、自分のことを大切にして、いたわる時間を持ちましょう。
家事や育児で疲れ果ててしまう人は、普段から頑張りすぎている傾向があるのです。
疲れている時にまで、普段通りの家事をしなくて大丈夫ですよ。
食事は宅配やレトルトで簡単に済ませ、あとはお風呂と仕上げ磨きをやれば十分です。
手を抜くことで生まれた時間で、思いっきりゴロゴロ・ダラダラ過ごしましょうね。
そして今夜は子供と同じタイミングで寝て、体力の回復を図ってください。
「疲れて限界だから眠りたい」と夫には伝えておき、朝もできる限り遅くまで寝れるようにしましょう。
気持ちが沈んだり、失敗から立ち直れない・寝つきが悪いなどの症状が2週間以上続く場合はうつ病かもしれません。
セルフチェックもできるので、気になったら以下の記事を読んでみてくださいね。
育児でうつかもしれないと思ったら?症状チェックと相談先もご紹
すぐにできる!疲れ果てた時の気晴らし方法5選
疲れ果てて無気力になった時は、休むことがなによりも大切です。
今日はまずゆっくりと眠り、気力が沸いてきたら気晴らしをしてみましょう。
1.おいしいものを注文する
「おいしいものを食べたらストレス発散になった」という経験はありませんか?
五感を満たすと心が潤い、疲れが癒されます。
おいしい食事は、視覚・味覚・嗅覚の3つを同時に満たせるため、心の栄養になりますよ。
普段の食事はパパや子供の好みに合わせがちですが、たまにはママ好みの物にしましょう。
宅配ならスマホから注文できるので、外に出る必要がなくおすすめです。
食事の準備と食器洗いの必要がなくなるので、家事もかなり楽になります。
UberEatsは取扱い店舗が多いので、ママ好みの物が見つけやすいですよ。
2.歌う
どのタイミングでも気軽にできますね。
歌うと「幸せホルモン」のセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンが分泌されます。
この幸せホルモンには精神を安定させる効果があり、幸福感や満足感を得られます。
また、言葉は口にすることで耳から脳へダイレクトに伝わるので、前向きな歌詞の歌がおすすめです。
「バスに乗って」や「幸せなら手を叩こう」なども子供と一緒に歌ってみましょう。
寝顔を見ながら「全く遊んであげられなかった」という後悔もせずに済みますよ。
3.湯船につかる
入浴には、リラックス効果や疲れた体を癒す効果があります。
身体が温まると筋肉がほぐれ、気持ちも落ち着いてきます。
また血液やリンパの流れが良くなり、疲労物質や老廃物が排出されて疲れが取れますよ。
湯船に浸かりながらふくらはぎなどをマッサージすると、より効果的です。
もし家にあるなら、アロマオイルや入浴剤を入れると、触覚と同時に嗅覚も満たされよりリラックスできますよ。
浴槽の掃除をする必要がありますが、そこでひと踏ん張りできれば至福の時間になるでしょう。
4.自分をいたわる
忙しい毎日に追われて、自分のことは後回しになっていませんか?
お気に入りのパックやヘアートリートメントで、疲れ切っている自分をいたわってみましょう。
おすすめは、ボディーマッサージです。
信頼している人の手で、肌や体に触れられると安心しますよね。
これは「絆ホルモン」とも呼ばれている「オキシトシン」が分泌されるためで、情緒を安定させる効果があります。
オキシトシンの分泌が最大になるのは他人から触れられた時ですが、自分のマッサージでも効果があるのでおすすめです。
ポイントは、触れている皮膚の感覚に集中してゆっくりとマッサージすることです。
ボディークリームを子供と塗りっこしても楽しいですね。
また、マッサージするとリンパの流れや血行が促進されて疲労物質が排出されます。
むくみにも効果があり、体がスッキリしますね。
マッサージでリラックスできると安眠に繋がるので、疲労回復にも効果的ですよ。
5.栄養ドリンク
手っ取り早く疲れを取るなら、栄養ドリンクがおすすめです。
栄養ドリンクは、疲れを回復させる栄養素や風邪を予防するビタミンを効率よく摂取できます。
飲んでから30分~1時間後に効き目が表れるとされており、即効性もあるので疲れ果てて動けない時に重宝します。
しかし飲みすぎると、カフェインや糖質の摂りすぎに繋がるので用法・容量は必ず守りましょうね。
「ママスマイル」は、ノンカフェイン、ノンアルコール、保存料不使用で授乳中のママでも安心して飲めますよ。
家に常備しておけば今後も安心ですね。
育児や家事を楽にする!負担を減らすための対策方法
疲れ果ててしまうと、何もやる気が起きなくなってしまいますよね。
上記の方法で一旦スッキリとしたら、今後の対策も考えておきましょう。
子育てサービスを利用する
夫の仕事が忙しかったり、実家が遠かったりして頼れない場合は外部の力を借りましょう。
- 保育園の一時利用
- ファミリーサポートの利用
- ベビーシッターの利用
等があげられます。
他にも育児サロンや育児サークルを利用して他のママと交流するのも、気晴らしになりますよ。
進化する育児子育てサービス!!こんなサービスあるの知っていますか?
時短家電を導入する
家事の時短についても考えてみましょう。
「ほったらかし」「楽ちん」な家電がたくさん販売されています。
便利家電を買ったのに使っていない・埃をかぶっているという事態にならないようにポイントとおすすめをまとめました。
お掃除ロボットから非接触体温計まで幅広く紹介しているので、自分に合うものを探してみてくださいね。
ワンオペ育児でも乗り切れる!便利家電で忙しいママの時間を効率的にしよう!
家のストック品を見直す
前の項目でもお伝えした、栄養ドリンクをぜひストックしておきましょう。
また、レトルト食品も買っておくと楽になりますよ。
「もう今日は無理!」となった日は、栄養ドリンクで最後の気力を振りしぼりつつ
食事はレトルト品で対応できるので、とても便利です。
永谷園のアンパンマンシリーズは、カレーライス・ハヤシライス・ミートソース・五目野菜の中華丼と種類が豊富で助かりますよ。
余裕があれば、お気に入りの入浴剤やボディーケア用品もストックしておけるといいでしょう。
疲れを溜め込みすぎないように過ごせるといいですね。
まとめ
疲れ果ててしまったときは、とにかく睡眠をとりましょう。
睡眠時間が足りていないと、疲れやすかったりマイナス思考になりやすかったりと、何事もうまくいきません。
頑張り屋さんは、家事や育児の合格ラインを下げると楽になりますよ。
何もかも一人で背負いこまずに、夫や周りと協力して上手に乗り越えましょう。
頑張ったことやうまくいった時は、自分をいっぱい褒めてあげてくださいね。
充分な睡眠を取って少し気力が沸いてきたら、おいしいものを食べるなどで気晴らしも意識してみましょう。
疲れを溜めないように対策も立てられるといいですね。
- 外部の力を借りる
- 便利家電を利用する
- 必要なものをストック
上記の3つを対策しておくと、心にも余裕が生まれますよ。
頑張りすぎず「良い加減」を意識していきましょうね。