生後2ヶ月の育児が1番辛い!?乗り越えるコツと気持ちの持ち方
まだまだ慣れない授乳に、頻繁なおむつ替え。
さらに家事ものしかかってきて毎日大変ですよね。
ずっと泣いている赤ちゃんを見て「一体いつになれば楽になるの?」と不安になっていませんか?
精神的に1番辛かったという意見の多い、生後2ヶ月の乗り越え方をお伝えします。
生後2ヶ月が1番つらいと言われる理由
育児をしていると、これから先も悩みはつきものです。
ですが「生後2ヶ月が1番しんどかった」と話すママが多くいます。
なぜ1番つらいとの意見が多いのか、理由を見てみましょう。
溜まっていた疲れがどっと出る
里帰りから帰宅したばかりの産後1ヶ月の頃は「これからは家族だけで頑張ろう!」と張り切ってしまいがちです。
最初はなんとか踏ん張れていても、疲れは徐々に蓄積しています。
帰宅から1ヶ月経ち、生活に少し慣れてきて気持ちが落ち着いたと同時に、溜まっていた疲れが一気に押し寄せてきます。
ママの体力が戻っていない
出産という大仕事で奪われた体力は、すぐには回復しません。
徐々に外出が増えてきたとはいえ、まだまだおうちに居る時間が長い時期ですよね。
家の中だけでは運動不足になりがちな為、妊娠前の体力に戻し切るのはまだ難しい時期です。
ママの睡眠不足
2~3時間置きの授乳に加え、おむつ替えや家事など、やることは膨大にありますよね。
生後2か月の赤ちゃんは細切れ睡眠の為、ママもまとまった時間、寝ることがません。
また、赤ちゃんの寝ている間にしか家事をこなせないため、寝不足になってしまいます。
赤ちゃんが1日中泣いている
赤ちゃんにも体力がついてきて、起きている時間がすこしずつ延びてきていますよね。
ですがご機嫌な時間は少なく、起きている間はずっと泣いていることもあります。
なぜ泣いているのか分からずオロオロしたり、家事が進まずイライラしたりと赤ちゃんに振り回されてしまいます。
つらい時期の乗り越え方
多くの方がつらかったと答える生後2ヶ月を乗り越えるには、どんな方法があるでしょうか。
できると思ったことから、少しずつやってみましょう。
お散歩する
1ヶ月検診で外出許可が出ると、お散歩も楽しめるようになりますよね。
生後2ヶ月になったら、少し距離と時間を増やしてみましょう。
目が徐々に見えてくる時期なので、キョロキョロと周りを見回すようになってきます。
生後2ヶ月赤ちゃんの育児〜見え出した世界に興味津々!?お世話はまだまだ大変〜
家では泣いてばかりの赤ちゃんも、お外ではご機嫌でいることが多いですよ。
体力の戻っていないママも、お散歩することで少しずつ体力がついてきます。
また、日光を浴びることで「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンが分泌され、前向きな気持ちになれますよ。
一日に何回も寝る
睡眠不足になると、イライラしやすくなったり落ち込みやすくなったりします。
まだ細切れでしか寝られない時期ですよね。
まとめて寝られない時期は、短時間の睡眠を何度も取って乗り切りましょう。
赤ちゃんが寝ているときは一緒に寝てしまうといいですよ。
睡眠不足を楽にする方法は以下にもまとめていますので、見てみてください。
お雛巻きをしてみる
せっかく寝かしつけても、手足をビクッとさせるモロー反射で起きてしまう時があります。
そんな時は、お雛巻きを試してみてください。
お雛巻きは、バスタオルやおくるみで包んでいるので、モロー反射が起こりにくくなります。
少し抱っこしにくいですが、お雛巻きのまま寝かしつけると、お布団に降ろす時に起きる確率がグッと減りますよ。
詳しい巻き方は、こちらをご覧ください。
おもちゃを持たせてみる
2ヶ月頃になると、おもちゃに興味を示すようになります。
ラトルと呼ばれる、音の鳴るおもちゃを持たせてあげると、しばらく遊んでいてくれますよ。
腕や足に巻きつけられるタイプの物だと、落とすこともないので安心です。
赤ちゃんはまだ上手に手を使えません。
硬い材質の物だと、顔に当たった時に痛くて泣き出してしまうこともあります。
布製などの、当たっても痛くない物にしましょう。
以下のようなものだと、当たっても痛くないのでおすすめです。
ねんね時期の赤ちゃんでも遊べるベビージムは、音の鳴る物がおすすめです。
泣く直前に手足をばたつかせる時がありますよね。
手足が当たって音がなると、赤ちゃんの気がそれて、泣くまでいかない時がありますよ。
こちらは、足にも当たるようになっていますよ。
お座り時期まで長く使えるのがポイントです。
つらい時期の気持ちの持ち方
つらい時期は、自分の気持ちとの向き合い方を工夫してみましょう。
今後の育児にも、きっと役立ちますよ。
ポイントは以下の3つです。
- 抱えすぎているものを手放す
- 周りに頼る
- 今を楽しむ
順番に見ていきましょう。
1.抱えすぎているものを手放す
生後2ヶ月のママは、授乳・おむつ替え・寝かしつけ・洗濯・掃除・食事作りなど、やることがたくさんありますよね。
抱えすぎている場合は、手放すことで得られるメリットがたくさんありますよ。
家事
家事は最低限やっていれば問題ありません。
家事を完璧にできていても、ママが疲弊してしまっては元も子もありません。
食事はお総菜や宅配をフル活用しましょう。
こちらの記事は、お疲れレベル別にまとめているので、参考にしてみてくださいね。
掃除は、赤ちゃんのスペースが清潔であれば大丈夫です。
掃除機の音で赤ちゃんが起きてしまう場合は、お掃除ワイパーやおしりふきで床や棚をサッと拭くだけでも違いますよ。
赤ちゃんが寝ている間にやりたい気持ち
赤ちゃんが起きている間は、泣いていることが多いので家事ができませんよね。
「寝ている間にやろう!」と思いがちですが、それではママが寝不足になってしまいます。
また、なかなか寝てくれないとイライラの原因にもなりかねません。
家事は最低限にして、赤ちゃんと一緒に寝てしまえば睡眠時間も増やせますよ。
マイナス思考
赤ちゃんが泣きやまないと「こんなに泣かせるなんて、私はダメな母親だ」と思ってしまいますよね。
また、家事が進まなかった日は「今日も何もできなかった」と落ち込んでいませんか?
赤ちゃんとママが1日を無事に過ごせただけで充分です。
この事実は、ママが赤ちゃんを守りぬいた立派な証拠となります。
今日を乗り越えた自分を、ほめてあげてくださいね。
周りに頼る
私自身、仕事で忙しい夫に「協力してほしい」と言えずに、育児ノイローゼからうつ病になったことがあります。
そんな私がうつ病を乗り越え、健康を取り戻した方法は周りに頼ることでした。
友人
今の自分の悩みを聞いてもらい、励ましてもらえたことで前向きになれました。
悩みを打ち明けるのが難しい場合は、育児に関係のない話をすることでもリフレッシュできますよ。
身内
私の場合は、実母と実妹に助けてもらいました。
一人で育児を抱え込んでいましたが、協力してもらえてとても楽になりましたよ。
また、身内との会話は気を使う必要がないので、とてもリラックスできますよね。
夫には、休日に1時間でも見てもらい、自分の時間を持つようにしました。
相談機関
保健所や、地域の相談室にも行きました。
育児のプロの方や、育児経験者からアドバイスをもらうことで知識を身に付けられます。
また、相談室に子供の遊び場が併設されているところもあり、ママ友を作るきっかけにもなりますよ。
育児に関する悩みはここへ!保健センターなどの相談窓口を紹介!
今を楽しむ
赤ちゃんでいる時間は、思っているよりもあっという間に終わってしまいます。
この2ヶ月でも、ずいぶんと変わっていますよね。
「ずっと泣いている」という状況だけにとらわれず、赤ちゃんの顔を観察してみましょう。
口がへの字になっていたり、顔を真っ赤にして泣いていたりと様々です。
泣き声も、月齢によって変わってきます。
写真や動画に撮っておき、数か月後に見返すと懐かしい気持ちになりますよ。
まとめ
生後2ヶ月の頃は「一番辛かった」と言うママが多いです。
睡眠不足に加えて、今までの疲れが一気に襲ってくるので疲れ切ってしまいます。
ママの体力もまだ戻りきっていないのに、一日中泣かれては困ってしまいますよね。
そんなときには、赤ちゃんもママもご機嫌になるお散歩をして気分転換をしましょう。
眠くてつらいときは、短時間睡眠を何度も取ってくださいね。
おもちゃにも興味を示し始めるので、泣き出すまでの時間稼ぎになります。
また、抱えすぎているものを手放しつつ周りに頼ってみてください。
短い赤ちゃんの時期を楽しめるようになれば、きっと今より気持ちが楽になりますよ。